患者測定電流として誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)
1: 患者装着部の部分間に患者を介して流れる。
2: インピーダンスプレチスモグラフィで使用される電流も含まれる。
3: 生理的な効果の発生を意図して流す。
4: 機器入力部の増幅器のバイアス電流も含まれる。
5: 直流電流の場合、生体内電解質が電気分解する恐れがある。
JIS T0601-1 における「装着部」に該当するのはどれか。(医用機器安全管理学)
a: 電気メスの対極板
b: 脳波計の誘導コード
c: 心電計の信号出力部
d: 心電計の誘導切換スイッチのつまみ
e: 血液ポンプのチューブと送血カニューレとの結合剖
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
JIST0601-1:2014 において、患者装着部の分類によって許容値が変わらないのはどれか。
a: 患者接続部から大地への漏れ電流
b: SIP/SOP へ外部電圧を印加した場合の電流
c: 接触電流
d: 接地漏れ電流
e: 患者測定電流
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
非接地配線方式について正しいのはどれか。
a: 主目的はミクロショックを防止することにある。
b: ME機器故障時に漏れ電流を低く抑えることができる。
c: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。
d: 心臓手術室では必要性が高い。
e: 保護接地の設備は不要である。
電気メスの使用法について正しいのはどれか。
a: 患者の体位変換のたびに対極板の装着部位を点検する。
b: 終業点検でコード類の損傷の有無を点検する。
c: 接地された金属部分を患者の身体に接触させない。
d: 通電中に出力の調整を行ってもよい。
e: 余分なメス先コードはたるませずに巻いておく。
定格10AのME機器の電源プラグの接地刃と金属外装との間にJIS T 0601-1の試験法に基づく電流を流し、その間の電位差を測定したところ3.0Vであった。接地線抵抗[mΩ]はいくらか。
1: 100
2: 120
3: 150
4: 200
5: 300
正常状態の許容値が10μAなのはどれか。
a: CF形装着部の接触電流
b: CF形装着部の患者測定電流(交流の場合)
c: BF形装着部の患者漏れ電流(直流の場合)
d: BF形装着部の患者測定電流(直流の場合)
e: CF形装着部の合計患者漏れ電流(交流の場合)
a: 主たる目的はマクロショックの防止である。
b: 設備側に絶縁変圧器を設ける。
c: 非接地式電路の二次側には絶縁監視装置を設備しなければならない。
d: ME機器を用いる全ての医用室に設備しなければならない。
e: 停電を防止できるので非常電源の代わりになる。
a: 一線の地絡時にも電源の供給を確保することを目的としている。
b: 絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は必要でない。
c: 一つの医用機器の絶縁不良事故で容易に停電する。
d: 絶縁トランスが設備側にあるため、機器故障時に漏れ電流は増加する。
e: 手術室やICUのように生命維持管理装置を使う場所では採用することが望ましい。
非接地配線方式の電源設備について誤っているのはどれか。
1: 集中治療室に設けられている。
2: マクロショックの防止に役立つ。
3: 絶縁監視装置は絶縁変圧器の2次側電路に設ける。
4: 地絡電流が0.1mAを超えると絶縁監視装置のアラームが鳴る。
5: 対地インピーダンス計測により絶縁不良機器の接続を監視する。
JIS T 0601-1における患者測定電流はどれか。
1: 人工呼吸器の保護接地線に流れる電流
2: 体外式心臓ペースメーカから出力される電流
3: IABPの外装から大地に流れる電流
4: 心電計の胸部誘導電極から大地へ流れる電流
5: インピーダンスプレチスモグラフに用いる電流
非常電源について誤っているのはどれか。
1: 瞬時特別非常電源は0.5秒以内に電圧が確立される。
2: 一般非常電源は40秒以内に電圧が確立される。
3: 過電流(使い過ぎ)の状態でも使用できる。
4: 手術室には瞬時特別非常電源を設けなくてはならない。
5: 瞬時特別非常電源は特別非常電源や一般非常電源と組み合わせて使用する。
ME機器の患者装着部をフローティング方式にする主たる目的はどれか。
1: 機器の操作者から患者に流れる電流を阻止する。
2: 患者を介して機器に流入する電流を阻止する。
3: 機器に触れた人を介して大地に流れる電流を阻止する。
4: 信号入出力部に外部電圧が印加するのを阻止する。
5: 保護接地線を接続しなくても安全性を保つ。
正しいのはどれか。
1: 外装漏れ電流は機器外装から機器の接地端子までの電流を測定する。
2: 患者漏れ電流Iは装着部から壁面接地端子までの電流を測定する。
3: 患者測定電流は内部電源機器の場合、測定する必要がない。
4: 内部電源機器の接地漏れ電流はクラスI機器と同じ方法で測定する。
5: 患者漏れ電流IIはF型装着部に電源電圧を加えて測定する。
次の図記号のついた医療機器で「保護接地線の断線」が発生した場合の接触電流の許容値[μA]はいくらか。
1: 10
2: 50
3: 100
4: 500
5: 1000
ME 機器の分類について正しいのはどれか。
a: クラスIのME 機器の追加保護手段は保護接地である。
b: B 形装着部は外部電圧の印加に対して保護されていない。
c: 内部電源ME 機器の追加保護手段は基礎絶縁である。
d: CF 形装着部は接地されている。
e: クラスIIのME 機器は在宅使用に適している。
ME機器の安全基準に関して単一故障状態はどれか。
a: 機器の保護接地線の断線
b: 電源導線の1線の断線
c: 患者コードの断線
d: 補強絶縁の故障
e: 内部電源の故障
b: 絶縁トランスを設備側に持つため、ME機器故障時に洩れ電流を低く抑えることができる。
d: 心臓手術では必要性が高い。
ME機器の分類について正しいのはどれか。
a: B形装着部は外部電圧の印加に対して保護されている。
b: CF形装着部は接地されている。
c: 内部電源ME機器の追加保護手段は補強絶縁である。
d: クラスIのME機器の追加保護手段は保護接地である。
e: クラスIIのME機器は在宅使用に適している。
医療の現場で注意すべき安全問題について誤っているのはどれか。
1: 電気的安全問題の中には情報のひずみや他の機器への干渉が含まれる。
2: 複数機器の同時使用時には機器単体使用時に比べて安全性は低下する。
3: 過大エネルギー投与に折る熱傷の防止には適切な出力選択が必要である。
4: 火花を伴う機器には取扱上の制限が必要である。
5: 機械的安全問題の中には]機器の腐食や爆発が含まれる。
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