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第19回国試午後52問の類似問題

国試第1回午後:第45問

人工心肺装置の使用目的はどれか。

a:全身臓器・組織へのリンパ液潅流
b:静脈血の酸素化
c:静脈血からの炭酸ガスの排出
d:開心術における患者の生命安全の維持
e:静脈血からのアンモニアの除去
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第69問

人工心肺中の限外濾過による血液濃縮器について正しいのはどれか。

a:内部灌流型の装置である。
b:メインの送脱血回路に直列に組み込む。
c:疎水性の多孔質中空糸膜を用いる。
d:透析液を必要とする。
e:排出液の Na、K 濃度は細胞外液型である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第42問

人工心肺の操作中に誤って空気を動脈内に送った場合の処置として正しいのはどれか。

a:送血ポンプを逆回転する。
b:送血ポンプを停止する。
c:患者の頭部を低くする。
d:逆行性の上大静脈送血をする。
e:患者の体温を上げる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:ヘマトクリット値 : 25%
2:混合静脈血酸素飽和度 : 75%
3:送血流量 : 2.4L/min/m2
4:平均動脈圧 : 70mmHg
5:中心静脈圧 : 20mmHg

国試第19回午後:第54問

人工心肺装置を用いる体外循環中の空気塞栓の原因について誤っているのはどれか。

1:左心ベンド挿入部から心内への空気吸引
2:脱血回路からの空気流入
3:膜型肺における血漿漏出
4:貯血槽内の血液レベル低下
5:左心ベントポンプの逆回転

ME2第34回午後:第12問

人工心肺でコントロールできないのはどれか。

1:体外循環血流量
2:患者の循環血液量
3:血液温度
4:呼吸数
5:動脈血酸素分圧

国試第38回午後:第73問

人工心肺による体外循環離脱時に大動脈解離が疑われた場合、行う処置はどれか。

a:灌流温を下げる。
b:送血量を上げる。
c:IABPを挿入する。
d:ヘパリンを追加する。
e:経食道エコーで確認する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1:使用する血液量の節減に役立つ。
2:血液の酸素運搬能は低下する。
3:末梢血液循環を円滑にする。
4:常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。
5:血液粘度を上昇させる。

国試第20回午後:第51問

体外循環中の熱交換について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a:体温の低下とともに酸素消費量は増加する。
b:臓器によって温度変化の程度が異なる。
c:熱交換器にはステンレス管が用いられる。
d:熱交換器はガス交換器より上流側に設置する。
e:復温時の血液と温水との温度差は10°C以上とする。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第47問

人工心肺装置を用いるのはどれか。(体外循環装置)

a:左心バイパス術
b:大動脈内バルーンパンピング法(IABP)
c:開心術
d:A-Cバイパス術
e:胸部大動脈手術
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第39問

体外循環時のトラブルと処置との組み合わせで正しいのはどれか。

a:空気塞栓 ――――――――-― 上半身挙上
b:送血ポンプの停止 ――――-― 手動送血
c:代謝性アシドーシス ―------― 炭酸水素ナトリウム(重曹)投与
d:人工肺の故障 ――――――― 心臓マッサージ
e:低体温からの復温 ――――-― 急速加温
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第56問

人工心肺の構成要素とその目的で誤っているのはどれか。

1:動脈フィルタ -- 気泡の除去
2:熱交換器 -- 血液温度の調節
3:血液濃縮器 -- 余剰水分の排出
4:遠心ポンプ -- 血液成分の分離
5:貯血槽 -- 循環血液量の調節

国試第14回午後:第59問

膜型人工肺での体外循環中に血液の酸素加能が低下した場合、考えられる原因はどれか。

a:血漿漏出
b:血液凝固時間短縮
c:血圧上昇
d:胸腔内出血
e:ポンプ流量増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中に生じる大動脈解離について正しいのはどれか。

a:大腿動脈送血では解離は生じない。
b:濯流圧を下げた状態で人工心肺を継続する。
c:上行大動脈は緊満する。
d:上行大動脈の色調の変化がみられる。
e:脱血不良となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第43問

人工心肺装置の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。

a:ローラポンプによりチューブが完全に圧閉される場合は血球が破壊される。
b:ACTが400~600秒の場合、血液の抗凝固性が維持される。
c:血液温の低下で血液粘度は低下する。
d:径が太い送血カニューレでは血液成分に対する損傷が大きい。
e:熱交換器での血液と加温水の温度差が10°C以上では血球が破壊されやすい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第33問

人工心肺による体外循環中の血液凝固時間はACT(activated clotting time)で何秒位に維持するのが適切か。

1:100~150
2:200~300
3:400~600
4:800~1,000
5:1,000~1,500

国試第33回午後:第74問

成人男性の人工心肺完全体外循環中のトラブルやその対応について正しいのはどれか。

1:貯血槽が完全に空にならなくても空気の誤送が生じ得る。
2:動脈解離発生時には送血流量を増やし続行する。
3:脱血不良時には脱血カニューレをより深く挿入する。
4:人工肺内血栓形成時にはヘパリンの追加投与を行う。
5:脱血回路に持続的に微小気泡が引けてくる場合は直ちに送血を停止する。

ME2第35回午後:第40問

人工心肺から体内へ送られる血液の温度をモニタする箇所として正しいのはどれか。

1:冷温水槽
2:静脈回路
3:人工肺の流出部
4:血液ポンプの流出部
5:貯血槽

国試第27回午前:第72問

人工心肺の適正濯流について誤っているものはどれか。

a:平均動脈圧を60~80mmHgに維持する。
b:側副血行路の多い右左短絡疾患では濯流量を少なめにする。
c:低体温体外循環では常温体外循環よりも潅流量を多くする。
d:混合静脈血酸素飽和度(SvO2)70%以上を目標に潅流量を調節する。
e:体重あたりの濯流量は成人に比べて小児の方が多い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中のモニタリングとその対応について正しいのはどれか。

a:ACTが1000秒を超えたのでプロタミンを投与した。
b:PaO₂が目標値より高かったので人工肺吹送ガスの流量を下げた。
c:SvO₂が目標値より低かったので送血灌流量を上げた。
d:PaCO₂が目標値より高かったので人工肺吹送ガスの流量を上げた。
e:心停止中の動脈圧が100mmHgであったので血管収縮薬を投与した。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e