演算増幅器について正しいのはどれか。
a: 正帰還をかけることによって安定度を改善できる。
b: 負帰還をかけることによって周波数特性を改善できる。
c: コンデンサと抵抗とを組み合わせてフィルタを構成できる。
d: 直流信号は増幅できない。
e: 信号の電力増幅はできない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
差動増幅器に1mVの心電図信号を入力したとき、1Vの心電図信号が出力された。同相入力電圧が1Vのとき、出力電圧は0.1Vであった。この差動増幅器のCMRRは何dBか。
1: 40
2: 60
3: 80
4: 100
5: 120
正しいのはどれか。
a: 差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。
b: 演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。
c: 演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。
d: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。
e: 演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。
10Vの同相信号を差動増幅器に入力して10mVの出力を得た。CMRRは何dBか。ただし、この増幅器に1mVの信号を入力すると1Vの出力が得られるものとする。
a: 通常は正帰還をかけることにより必要な増幅度を実現する。
b: 差動入力端子を有している。
c: コンデンサ、抵抗と組み合わせて積分回路、微分回路などが簡単につくれる。
e: 本質的に増幅器であるから、インピーダンス変換回路はつくれない。
演算増幅器について誤っているのはどれか。
1: 入力インピーダンスは極めて小さい。
2: 出力インピーダンスは極めて小さい。
3: 差動増幅が可能である。
4: 利得は極めて高い。
5: 反転入力と非反転入力を持つ。
演算増幅器を用いて、電源が±15Vで動作する差動増幅器を構成した。2つの入力端子に2mVを入力すると2Vの出力を得た。また2つの入力端子を接続してその端子と接地との間に1Vを入力すると出力は10mVであった。 この差動増幅器の同相弁別比[dB]はどれか。 ただし、演算増幅器は理想演算増幅器とする。
1: 60
2: 80
3: 100
4: 120
5: 140
a: バイポーラトランジスタを用いて信号の増幅が行える。
b: FETを用いて論理回路は構成できない。
c: 演算増幅器は論理演算回路を集積して作られている。
d: 論理回路と抵抗、コンデンサを用いて能動フィルタを構成する。
e: C-MOS論理回路の特徴の一つは消費電力が小さいことである。
1: 演算増幅器そのものの電圧利得は1である。
2: 通常は正帰還をかけて使用する。
3: 抵抗、コンデンサを付加しても積分回路を構成できない。
4: 交流信号は増幅できない。
5: インピーダンス変換回路を構成できる。
逆相利得80dB、CMRR(同相除去比)100dBの差動増幅器に振幅1Vの同相信号を入力した。増幅器出力の同相信号の振幅はどれか。(電子工学)
1: 0.05V
2: 0.1V
3: 1V
4: 10V
5: 20V
CMRR(同相除去比)60dBの差動増幅器に1Vの同相信号を入力したとき、出力が0.1Vであった。この増幅器に逆相信号1mVを入力したとき、出力はどれか。(電子工学)
1: 1mV
2: 10mV
3: 100mV
4: 1V
5: 10V
同相除去比(CMRR)が120dBの差動増幅器に100mVの同相信号を入力したときの出力が100μVであった。この増幅器に逆相信号10mVを入力したときの出力はどれか。(医用電気電子工学)
生体電気信号増幅器に求められる条件はどれか。
a: 入力インピーダンスが小さい。
b: 同相弁別比が小さい。
c: 入力オフセット電圧が大きい。
d: 入力換算雑音が小さい。
e: 温度ドリフトが小さい。
脳波計について誤っているのはどれか。
a: 差動増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。
b: バッファ増幅器は電極接触インピーダンスによる交流障害を軽減する。
c: アイソレータは脳波をディジタル信号に変換する。
d: CR結合による標準時定数は0.03秒である。
e: 高域減衰用のフィルタは60Hzにおいて3dBの減衰特性を持つ。
同相除去比 (CMRR) が 80 dB の差動増幅器の入力に、振幅1 mV の逆相信号を入力したところ、出力において逆相信号の振幅は1 V に増幅された。このとき、この増幅器の同相信号に対する利得 [dB] はどれか。
1: -40
2: -20
3: 0
4: 20
5: 40
差動増幅率20dB、CMRR(同相除去比)80dBの増幅器に1Vの同相入力を加えたときの出力電圧はどれか。
1: $1×10^{-5}V$
2: $1×10^{-4}V$
3: $1×10^{-3}V$
4: $5×10^{-3}V$
5: $1×10^{-2}V$
a: 一般に出力インピーダンスが高い。
b: 電圧利得が非常に高いので、一般に負帰還をかけて使用する。
c: 直流から交流信号まで増幅することができる。
d: アナログ信号は増幅できるが、ディジタル信号を扱う回路には使用できない。
e: 演算増幅器を用いてインピーダンス変換回路をつくるのは難しい。
負帰還増幅器がよく用いられる理由として正しいのはどれか。
1: 消費電力が小さい。
2: 電磁的雑音が小さい。
3: 発振しやすい。
4: 周波数特性が優れている。
5: 増幅度(利得)が大きい。
1Vの同相雑音が混入する環境下において、CMRRが80dBである差動増幅器に振幅1mVの信号を入力した。同相雑音の出力電圧が10 mVであるとき、信号の出力電圧の振幅[mV]はどれか。
1: 0.1
2: 1
3: 10
5: 1000
生体用増幅器の性能として望ましいのはどれか。
1: 入力インピーダンスが小さい。
2: 同相弁別比が小さい。
3: 信号対雑音比(S/N)が小さい。
4: 入力換算雑音が小さい。
5: 電源電圧変動の影響が大きい。
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