第15回国試午前85問の類似問題

国試第23回午前:第41問

病院電気設備について適切でないのはどれか。

1: 医用接地極の接地抵抗は10Ω以下である。

2: 等電位接地設備における金属間電圧は100mV以下である。

3: 非接地配線方式は一線地絡時にも電源供給を確保する。

4: 非常電源コンセントの外郭の色は赤色である。

5: 瞬時特別非常電源の立ち上がり時間は0.5秒以下である。

国試第13回午前:第84問

ME機器の漏れ電流を測定した。許容値内であるのはどれか。

a: B形機器の患者漏れ電流I(単一故障):0.6mA

b: B形機器の患者漏れ電流II:0.8mA

c: BF形機器の接地漏れ電流(正常):0.3mA

d: BF形機器の患者漏れ電流I(単一故障):0.7mA

e: CF形機器の患者漏れ電流III:0.1mA

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第48問

電気メスの定期点検で負荷抵抗500Ωを接続して出力を測定した。負荷抵抗両端の最大電圧が900Vで高周波電流(実効値)が300mVであった。 クレストファクタ(波高率)はいくらか。

1: 0.17

2: 1.4

3: 3.0

4: 6.0

5: 20

ME2第40回午後:第56問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

1: ミクロショックを防止できる。

2: 絶縁変圧器の2次側電路を接地する。

3: 接続するME機器の保護接地は不要である。

4: 一線の対地絶縁破壊が生じても電源を供給できる。

5: 絶縁監視装置の表示値が0.1mAで警報が作動する。

国試第1回午後:第78問

病院の等電位化接地(EPRシステム)として適切なのはどれか。

a: すべての機器・露出金属部を0.05Ωの導線で一点に集中接地した。

b: EPRシステムを設置した部屋のすべての金属表面間の電位差の最大値は5mVであった。

c: 心臓カテーテル室、心臓手術室、CCUのうち心臓カテーテル室のみEPRシステムを設置した。

d: 金属ベッドは医用機器でないので接地しなかった。

e: 患者から2mの位置のテレビを追加保護接地線で接地センタのEPRポイントにつないだ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第77問

図の回路で消費される正弦波交流電力を求めるため測定を行った。適切でないのはどれか。

3AM77-0

a: 抵抗値と抵抗の端子間電圧

b: 抵抗値と回路を流れる電流

c: 容量値と回路の全電圧

d: 抗の端子間電圧と回路の全電圧

e: 電流と回路の全電圧および両者の位相差

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第51問

非接地配線設備について誤っているのはどれか。

1: 一線の対地絶縁破壊(地絡)時にも電源の供給を確保する。

2: 配線用遮断器の動作や商用電源の停電には効果がない。

3: 家電機器を接続すると絶縁監視装置の警報が鳴ることがある。

4: 絶縁変圧器の漏れ電流は10μA以下と規定されている。

5: 絶縁監視装置は2mAの表示で警報が鳴る。

国試第12回午前:第84問

除細動器の電気的安全性のチェック項目でないのはどれか。

1: アース漏れ電流

2: 電極部漏れ電流

3: 内部放電時定数

4: 対極板コード抵抗

5: アース線抵抗

国試第27回午後:第26問

生体電気信号増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。

a: 大きさは入力信号の周波数に依存する。

b: 電極接触インピーダンスよりも十分大きくする。

c: 入力電圧と入力電流の波形から位相特性がわかる。

d: 単位にはデシベルを用いる。

e: 入力部に電界効果トランジスタを使うと小さくなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第85問

病院の電気設備について正しいのはどれか。

1: 等電位接地を施した導電性部分と医用接地センタ間の電気抵抗は0.1Ω以下である。

2: 非接地配線方式下で使用するME機器はアースをとる必要がない。

3: 非接地配線方式では機器故障時に洩れ電流が高くなるという欠点がある。

4: 医用接地方式では接地センタに接地抵抗100Ω以下の医用接地極をもうける。

5: 等電位接地での患者環境は患者が占める場所から水平方向5m、床上高さ3mである。

国試第23回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 対極板の面積は5cm2程度である。

b: 血行のよい部位には対極板を装着しない。

c: 対極板回路抵抗の増加は熱傷の原因である。

d: 高周波漏れ電流は150mA以下に規制されている。

e: 放電時に発生する低周波電流は電撃の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第79問

等電位化接地(EPR)システムにおいて、すべての金属表面間の電位差を何mV以下にすることが要求されるか。

1: 1

2: 5

3: 10

4: 20

5: 50

国試第7回午前:第79問

生体の電気現象を計測するための増幅器で正しいのはどれか。

a: 増幅器への入力電圧をEiその出力連圧をE0とするとEi/E0を電圧増幅率という。

b: 増幅器の感度は電圧利得で表すことができる。

c: 差動増幅器の両入力端子に等しい振幅の同相入力を加えると出力は零になる。

d: 前置増幅器は入力インピーダンスを小さくするように設計されている。

e: 心電図を記録するための増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第42問

定格電圧100V消費電力500WのME機器の保護接地線抵抗を測定するときにJIST0601-1で規定されている測定電流値[A]はどれか。 

1: 10 

2: 15 

3: 20 

4: 25 

5: 30 

国試第10回午前:第83問

病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。

a: 非接地配線方式では機器の故障時でも機器からの漏れ電流を低く抑えられる。

b: 等電位接地を施した設備は医用接地センターに100Ωの電線でつなぐ。

c: 一般非常電源の連続運転時間は特別非常電源のそれより長い。

d: 医用接地方式の接地極の接地抵抗は1Ω以下にする。

e: 瞬時特別非常電源は蓄電池設備と自家用発電設備とからなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午前:第30問

正弦波交流電源に抵抗器、インダクタ、キャパシタ各1個を直列に接続した。各素子の両端の電位差(実効値)を測定したところ、抵抗器は10V、インダクタとキャパシタはいずれも5Vであった。電源電圧の実効値は何Vか。

1: 5

2: 10

3: 15

4: 20

5: 25

ME2第34回午後:第55問

医療機器の漏れ電流許容値について誤っているのはどれか。

1: 外装漏れ電流は体表への最小感知電流とされる商用交流1mAの1/100としている。

2: 単一故障時での接地漏れ電流の許容値は正常状態の2倍量まで許容している。

3: 単一故障時での患者測定電流の許容値は正常状態の5倍量まで許容している。

4: 患者漏れ電流Ⅰと患者測定電流の許容値は同じに定めている。

5: 患者漏れ電流Ⅱと患者漏れ電流Ⅲでは、単一故障状態の漏れ電流許容値のみ定めている。

国試第9回午前:第55問

体表面電極を用いた生体電気計測について正しいのはどれか。

a: 不分極電極にはぺーストは不要である。

b: 皮膚は乾燥するとインピーダンスが小さくなる。

c: 四肢誘導心電図の振幅は1mVを超えることがある。

d: 電極の静止電位は100mVを超えることがある。

e: 同相雑音を減らすには差動増幅器を用いるのが有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第26問

相対誤差1%の電流計と相対誤差2%の電圧計を用いて電力を測定する場合、電力の相対誤差は何%となるか。

1: 1

2: 2

3: √5

4: 3

5: 5

ME2第37回午後:第54問

非接地配線方式の電源設備について誤っているのはどれか。

1: 集中治療室に設けられている。

2: マクロショックの防止に役立つ。

3: 絶縁監視装置は絶縁変圧器の2次側電路に設ける。

4: 地絡電流が0.1mAを超えると絶縁監視装置のアラームが鳴る。

5: 対地インピーダンス計測により絶縁不良機器の接続を監視する。