非接地配線方式の電源設備について誤っているのはどれか。
1: 集中治療室に設けられている。
2: マクロショックの防止に役立つ。
3: 絶縁監視装置は絶縁変圧器の2次側電路に設ける。
4: 地絡電流が0.1mAを超えると絶縁監視装置のアラームが鳴る。
5: 対地インピーダンス計測により絶縁不良機器の接続を監視する。
手動式除細動器の体外通電操作について正しいのはどれか。
1: 成人の初回通電を50Jで行った。
2: 患者が動かないように介助者に押さえてもらった。
3: 心房細動除去のため心電図モニタから心電図を入力した。
4: 電極ペーストに超音波検査用ゼリーを代用した。
5: 通電パドルを患者に軽く押し当てた。
心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
1: 単極胸部誘導を用いる。
2: ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。
3: 呼吸数をモニタできる機種がある。
4: ディスポーザブル電極を使用する。
5: 送信機の電池は1週間程度で交換する。
体外式除細動器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)
a: 心室細動除去には150~360Jのエネルギーを与える。
b: 成人用には面積約15cm2の電極を用いる。
c: 出力パルス幅は20~50msである。
d: 出方電圧は最大数kVである。
e: 通電テストには50Ωの負荷抵抗を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 切開には連続正弦波が用いられる。
b: 対極板接触面積の増加は熱傷の原因である。
c: 出力回路には抵抗が挿入されている。
d: スプリット型対極板は接触インピーダンスを測定する。
e: バイポーラ電極は挟まれた部位を凝固する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心電図検査室における雑音対策として有効でないのはどれか。
1: 心電計を接地する。
2: ベッドを接地する。
3: 誘導コードをまとめる。
4: ベッドを壁から離す。
5: 電極表面をピカピカに磨く。
電気メスのモノポーラ型メス先電極について正しいのはどれか。
1: 温度検知機能がある。
2: 非通電時でも皮膚切開ができる。
3: メス先よりアーク放電が生じる。
4: バースト波出力を用いることができない。
5: メス先の炭化物は接触インピーダンスを小さくする。
電気メスの取扱いについて誤っているのはどれか。
1: 対極板は身体の平坦な部分に装着する。
2: 対極板接触不良アラーム機能にはデュアルパッド型対極板を使用する。
3: 対極板は減菌しないで使用する。
4: 能動電極は減菌してから使用する。
5: フローティング型電気メスでは保護接地をはずす。
機器の分類について正しいのはどれか。
a: 患者装着部のF (floating) は患者への外部電圧の印加に対する防護手段である。
b: クラスIのME機器を内蔵バッテリーで駆動すると内部電源ME機器となる。
c: BF形装着部はミクロショック対策がされている。
d: クラスEのME機器の追加保護手段は基礎絶縁である。
e: 内部電源ME機器は保護接地が必要である。
植込み型ペースメーカについて正しいのはどれか。
1: AAI は心室をペーシングする。
2: デマンド機構は pulse on T 対策には無効である。
3: デュアルチャンバ・ペースメーカの AV ディレイは 120~250 ms 程度に設 定する。
4: 電極は自己心拍の心内波高値が 1 mV 以下の箇所に留置する。
5: X 線 CT はペースメーカの誤作動を起こさない。
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