第13回国試午前7問の類似問題

国試第12回午前:第5問

疫学について正しい組合せはどれか。

a: 標本調査 ―――― 対象全集団から一部を抽出

b: 症例(患者)‐対照研究 ――― 対象とする疾病の有無別に要因への曝露歴を調査

c: 介入研究 ―――― 対象の一部をある要因に曝露させて異常発生を非曝露群と比較

d: コホート研究 ―――複数の調査対象群を横断的に調査し各群の死因別死亡率を比較

e: 罹患率 ――――対象集団の中の有病者の割合

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第2問

誤っているのはどれか。

1: 人間集団を対象とし、その健康および異常現象頻度についての法則性を見出す科学を「疫学」と言う。

2: 現在、我が国における三大死因は悪性新生物、心疾患、脳血管疾患である。

3: 我が国の疾病構造は感染症から成人病型へと変化してきた。

4: ラッサ熱、ペスト、痘瘡は一類感染症と指定されている。

5: 平成 30 年簡易生命表によると、日本人の0歳時の平均寿命は80歳を超えた。

国試第16回午前:第6問

疫学について正しいのはどれか。

a: 疫学とは病気の原因を研究する学問である。

b: 相関関係と因果関係とはことなる概念である。

c: 臨床疫学は根拠に基づく医療(EBM)に必要である。

d: バイアスとは疫学研究期間の長さを示す指標である。

e: 層別抽出法とは疫学研究の結果を要約する方法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第2問

症例対照研究で正しいのはどれか。(公衆衛生学)

1: コホート研究に比べて費用がかかる。

2: コホート研究に比べて調査期間が長期になる。

3: 罹患率が計算できる。

4: 罹患率の低い疾患に適している。

5: 前向き研究である。