悪性腫瘍と比較したときの良性腫瘍の特徴として正しいのはどれか。(医学概論)
a: 発育速度が速い。
b: 遠隔部位へ転移する。
c: 局所で浸潤性に発育する。
d: 細胞の分化度が高い。
e: 細胞の核分裂が少ない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
悪性腫瘍と良性腫瘍とを比較したとき、悪性腫瘍の特徴として正しいのはどれか。
1: 細胞増殖は軽度である
2: 出血や壊死が少ない。
3: 浸潤性発育を示さない。
4: 脈管侵襲を示す。
5: よく分化した細胞が多い。
悪性腫瘍の特徴として適切でないのはどれか。
1: 多段階遺伝子異常
2: 細胞異型性
3: 非浸潤性増殖
4: リンパ行性転移
5: 血行性転移
悪性腫瘍について正しいのはどれか。
a: 発育形式は膨張性である。
b: 被膜が存在する。
c: 細胞の核酸含有率が低い。
d: 組織破壊が多い。
e: 脈管内侵入が多い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
良性腫瘍の一般的な特徴について正しいのはどれか。
1: 被膜が存在する。
2: 隣接組織への浸潤がみられる。
3: 転移を起こす。
4: 未分化細胞がみられる。
5: 核の大きさは均一ではない。
悪性腫瘍の特徴はどれか。
a: 膨張性に発育する傾向が強い。
b: 腫瘍部位の境界が一般に不鮮明である。
c: 腫瘍の進行に伴い、悪液質がみられる。
d: 腫瘍の初発部位から離れた部位に細胞が運ばれ発育する。
e: 腫瘍の摘出手術後の再発はまれである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
腫瘍について正しいのはどれか。
a: 悪性の上皮性腫瘍を肉腫という。
b: 子宮筋腫は平滑筋細胞由来の腫瘍である。
c: 良性腫瘍の増殖速度は悪性腫瘍の増殖速度より遅い。
d: 悪性腫瘍は再発を起こしやすい。
e: 播種とは腫瘍細胞がリンパ行性に転移した状態である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
腫瘍について正しいのはどれか。
1: 腫瘍細胞と正常細胞との隔たりの程度を分化度という。
2: 腫瘍組織と発生母組織との形態的類似度を異型度という。
3: 腫瘍が宿主の予後に及ぼす影響の程度を悪性度という。
4: 腫瘍細胞の文化の程度を転移度という。
5: 腫瘍組織にみられる発育速度を浸潤度という。
悪性腫瘍の特徴はどれか。
a: ウイルス感染は原因とならない。
b: 境界が一般に不鮮明である。
c: 進行に伴い、悪液質がみられる。
d: 原発部位から離れた部位に転移する。
e: 摘出手術後の再発はまれである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
悪性腫瘍はどれか。
a: 脂肪腫
b: 骨髄性白血病
c: 横紋筋肉腫
d: 肝細胞癌
e: 線維腫
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。
1: 壊 死 --------- プログラムされた生理的な細胞死
2: 過形成 -------- 細胞数の増加
3: 肉芽腫 -------- 類上皮細胞の増殖と巨細胞からなる病変
4: 化膿性炎 ――- 多数の好中球が滲出してくる炎症
5: 化 生 -------- 他の系統の分化した細胞への変化
悪性腫瘍について誤っているのはどれか。
a: 外科的切除で胃癌が取り切れるのは20%以下である。
b: 子宮頸癌は検診による早期診断・早期治療が有効である。
c: 肺癌は近年増加傾向にある。
d: 白血病は高年齢者に多く発生する。
e: 癌はウイルスによって生じるものが多い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e