第11回国試午後83問の類似問題

国試第20回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 脳波計の入カインピーダンスは10kΩ程度である。

2: 標準感度は50μV/5mmである。

3: 商用交流からの静電誘導は雑音の原因となる。

4: 移動平均法は筋電図の除去に利用される。

5: 導出電極は円板状皿電極が用いられる。

国試第6回午前:第77問

生体電気と発生信号振幅の組合せで正しいのはどれか。

a: 心電図・・・・・・・・・・1~2mV

b: 脳 波・・・・・・・・・・0.05~0.1mV

c: 筋電図・・・・・・・・・100~150mV

d: 眼振図・・・・・・・・・1~5mV

e: 網膜電位・・・・・・・10~50mV

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第81問

生体磁気計測について正しいのはどれか。

a: 心臓から発生する磁界の強さは$10^{-11}$~$10^{-10}$T(テスラ)である。

b: 脳から発生する磁界の強さは$10^{-13}$T程度である。

c: 肺内に蓄積された磁性微粉体による磁界の強さは$10^{-16}$~$10^{-15}$Tである。

d: ホール素子の磁気センシング感度は$10^{-20}$T程度である。

e: SQUDの磁気センシング感度は$10^{-14}$T程度である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第55問

脳波計について正しいのはどれか。

1: 必要な周波数帯域は0.5~10Hzである。

2: 標準感度は1mV/5mmである。

3: 時定数0.3秒の低域遮断のための回路をもつ。

4: 同相除去比(CMRR)は50dB以下である。

5: 入力インピーダンスは100kΩ以下である。

国試第33回午前:第31問

耳式赤外線体温計について正しいのはどれか。

a: 鼓膜から放射される赤外線を検出している。

b: 核心温に近い体温が計測できる。

c: 量子型赤外線検出器が用いられている。

d: 体温の連続測定に適している。

e: 外耳道に炎症があると測定値に影響を与える。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。

b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。

c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。

d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。

e: Bモード画像描出には連続波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第56問

適切な組合せはどれか。

a: 超音波治療器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・麻痺筋の萎縮防止

b: 光線治療器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・心室細動

c: 極超短波(マイクロ波)治療器・・・・・・・・腎臓結石

d: ハイパーサーミア・・・・・・・・・・・・・・・・・・悪性腫瘍

e: 超短波(RF波)治療器・・・・・・・・・・・・・・慢性関節炎

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第47問

超音波吸引装置について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は500kHz程度である。

2: 超音波発生にCdSe素子を用いる。

3: 術野洗浄用に蒸留水を用いる。

4: 超音波エネルギーの回収に対極板を使用する。

5: 実質性組織の破砕に適している。

国試第30回午前:第37問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

a: 容量結合型加温には数kHz-数十kHzの周波数を使用する。

b: 超音波加温は空気層を通して組織を加温する。

c: 皮膚表面の冷却にボーラス(水バッグ)を用いる。

d: マイクロ波加温では周波数の増加に対して加温できる深さが減少する。

e: 組織内加温では針電極を刺入する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第28問

ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1: モンタージュ処理は電極接続器で行う。

2: 各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。

3: 必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。

4: 標準感度は50μV/5mmである。

5: 時定数は0.3秒である。

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第65問

治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。

1: マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。

2: 高周波電流に対しては神経の感受性が低い。

3: レーザ光は収束性に優れている。

4: 衝撃波は凸面反射板で収束する。

5: 高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。

国試第33回午後:第28問

脳磁図計測について正しいのはどれか。

a: 脳磁場検出にはホール素子を用いる。

b: 計測には静電シールドルームが必要である。

c: センサの冷却には液体へリウムが必要である。

d: 脳磁図の空間分解能は脳波より高い。

e: 頭皮に垂直な電流双極子による磁場を検出している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第59問

超音波について誤っているのはどれか。

1: 振動数20kHz以上の音波のことである。

2: 波動の緩衝を起こしたり、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。

3: 振動数が高いほど指向性が鋭い。

4: 2MHzの超音波の波長は生体中で約7mmである。

5: 強力な超音波を液体中に照射するとキャビテーションを起こす。

ME2第32回午後:第2問

除細動器について正しいのはどれか。

1: コンデンサに貯めた電荷を放電する。

2: 心房細動除去にはR波同期装置を用いない。

3: 充電電圧の最高値は700V程度である。

4: 成人の場合、体表通電には15~36Jのエネルギーが必要である。

5: 成人用体表通電電極の面積は180cm2以上である。

ME2第28回午後:第19問

超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。

1: 超音波の伝達には蒸留水が使用される。

2: 超音波の周波数は5~20MHz程度である。

3: ベンチュリー管の原理を利用している。

4: 噴霧粒子の径は数μm程度が主となる。

5: 噴霧粒子の発生量は超音波の強度で調節する。

国試第31回午後:第35問

超音波吸引手術器で正しいのはどれか。

a: 振動子は5MHzで振動する。

b: 対極板が必要である。

c: 電気メスより止血機能に優れる。

d: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。

e: 白内障手術に用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第75問

超音波破砕吸引器について正しいのはどれか。

a: 利用される超音波の周波数は25kHz程度である。

b: プローブ先端の振動振幅は100~300μm程度である。

c: 太い血管だけが選択的に凝固される。

d: 肺切除の手術に利用される。

e: プローブ先端の振動によって除去したい組織を乳化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第86問

誤っているのはどれか。

1: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。

2: 生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。

3: 脂肪組織の熱伝導度は水の値よりも小さい。

4: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。

5: 身体の外部環境温度が低くなると代謝量が増加する。

国試第33回午後:第36問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

1: RF 容量結合型加温法は 2.45 GHz の電磁波を使用する。

2: 細胞の熱耐性は 24 時間で消失する。

3: 加温温度は 60 ℃ 以上を目標とする。

4: 化学療法と併用する。

5: マイクロ波加温法は 2 枚の電極を使用する。