第1回国試午後67問の類似問題

国試第15回午前:第66問

体内式心臓ペースメーカで正しいのはどれか。

1: 単極刺激方式の本体は負極である。

2: 単極刺激方式の刺激電極は左心室に留置する。

3: 双極刺激方式の関電極と不関電極との間隔は約1mmである。

4: DDDでは刺激電極を心室と心房とに留置する。

5: VVIではファイティングが起こる。

国試第9回午前:第67問

除細動について正しいのはどれか。

a: 除細動率は交流方式が直流方式より優れている。

b: 通電時の心筋障害の程度は交流方式が直流方式より少ない。

c: 除細動器は心房細動にも用いられる。

d: 心室細動には同期出力装置を必要としない。

e: 体内直接通電では5000Vを5ms、心臓に直接加える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第66問

心臓ぺースメーカについて誤っているのはどれか。

a: ICHD表示コードの第1文字は心電図波形の検出部位を示す。

b: 単極式の植え込み式ぺースメーカでは本体ケースを陽極とする。

c: 一発の刺激エネルギーは100μJ程度である。

d: デマンド型は自発収縮とのファイティングを防止する。

e: 心室電極は左心室心尖部に置く。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第27問

除細動器について正しいのはどれか。

1: 心室細動には非同期通電を行う。

2: 心臓への直接通電は200Jで行う。

3: ペーストは胸部全体に均一に塗布する。

4: 2つの通電ボタンのどちらか一方を押して通電する。

5: 植込み型除細動器は遠隔システムによる通電が可能である。

ME2第35回午後:第22問

植込み型ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 前胸部を切開してポケットを作製する。

2: X線透視下で実施する。

3: ペーシング閾値を測定する。

4: 操作者は電極リードを素手で触れてはならない。

5: ペーシング用リードは動脈から挿入する。

ME2第34回午後:第31問

ペースメーカのDDDモードについて誤っているのはどれか。

1: センシングは心房と心室で行う。

2: 心房と心室を順次ペーシングできる。

3: 自己心拍が出た場合はペーシングを抑制できる。

4: 使用するリードは1本である。

5: 完全房室ブロックの不整脈に適応される。

国試第12回午前:第56問

電磁血流計について正しいのはどれか。

a: 血流によって発生する電流を計測する。

b: 1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。

c: 磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。

d: カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。

e: カフ型プローブの電極は血液と接触させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第68問

植込み型心臓ペースメーカのペーシング不全の原因とならないのはどれか。(医用治療機器学)

1: 閾値低下

2: 電極脱離

3: リード線断線

4: 電磁波干渉

5: 電池消耗

国試第20回午前:第43問

AED(自動体外式除細動器)について正しいのはどれか。(集中治療学)

a: 使用時には意識がないことを確認する。

b: 心肺蘇生をあわせて行う必要がある。

c: 心静止(asystole)に使用できる。

d: 除細動パッドは1か所に装着する。

e: 心房細動に使用できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第67問

DDDペースメーカについて誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心房ペーシングの閾値は心室ペーシングの閾値より高い。

b: 閾値は時間経過に伴い挿入時より少し低くなる。

c: 出力は閾値を少し下回る程度に設定する。

d: パルス幅は6~10msが適当である。

e: 不応期は170~500msの間で調節する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第23問

手動式除細動器の体外通電操作について正しいのはどれか。

1: 成人の初回通電を50Jで行った。

2: 患者が動かないように介助者に押さえてもらった。

3: 心房細動除去のため心電図モニタから心電図を入力した。

4: 電極ペーストに超音波検査用ゼリーを代用した。

5: 通電パドルを患者に軽く押し当てた。

国試第8回午前:第68問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。

c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。

d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。

e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第33問

除細動器で正しいのはどれか。

1: 心室細動にはR波同期で除細動を行う。

2: AEDはバイフェージック波形を用いる。

3: 直接心臓に通電する場合は出力を体外通電時の半分程度に下げる。

4: 出力端子の片側は接地されている。

5: 植込み式では100~300Jのエネルギーで通電する。

ME2第34回午後:第30問

AEDについて正しいのはどれか。

1: 患者の心電図を解析中にも胸骨圧迫を続ける。

2: 衣服を脱がせられない場合には衣服の上からパッドを貼る。

3: 溺水者では水分を拭き取らずに直ちに電極パッドを貼る。

4: 電極パッドには使用期限がある。

5: 操作には資格が必要である。

国試第20回午前:第67問

AED(自動体外式除細動器)について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: 医療機関以外にも設置できる。

2: 医師、救急救命士以外でも使用できる。

3: 通電パッドは心電図の電極を兼ねる。

4: 心電図から心室細動を自動的に認識する。

5: 通電時に操作者は通電パッドを手で押し当てる。

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第16回午前:第67問

植込み式心臓ペースメーカの誤作動の原因とならないのはどれか。

1: 携帯電話

2: 胸部エックス線撮影

3: 電気毛布

4: MRI

5: コンピュータ

国試第21回午前:第66問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: デマンド型はペーシング電極で心内心電図を検出する。

b: ジェネレータはパルス振幅20Vの電気パルスを発生する。

c: VVI型は自発電位に同期して刺激する。

d: 体外式では“distal”のカテーテル電極を本体プラス側に接続する。

e: 出力波形の観測は500Ωの抵抗を付けて行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第33問

ICD(植込み型除細勤器)について正しいのはどれか。

a: 心室細動に対して高周波通電を行う。

b: AEDの別名である。

c: 心房細動にも適用する。

d: 頻拍停止に対するペーシング機能を持つ。

e: 通電エネルギーは数十ジュールである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第34問

ペースメーカについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: NBG(ICHD)コードの一番目の文字はセンシング部位を示す。

2: DDDモードではペースメーカ症候群が起こりやすい。

3: 心不全治療に用いられるペースメーカはAAIモードである。

4: 植込み型ペースメーカにはリチウム電池が用いられる。

5: ミクロショックに植込み型ペースメーカで発生する。