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第9回国試午後16問の類似問題

国試第1回午後:第5問

信号処理について正しいのはどれか。

a:心電図をA/D変換するには、0.1Hzのサンプリング(標本化)周波数で十分である。
b:不規則雑音に埋もれた繰り返し信号を検出するには加算平均法が有効である。
c:計算機内のデータをペンレコーダに描かせるにはD/A変換が必要である。
d:A/D変換を行うと一般に信号対雑音比(S/N)が向上する。
e:高速フーリエ変換(FFT)を行うと信号対雑音比が向上する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第11問

巻数比が1次:2次=10:1の変圧器(トランス)について正しいのはどれか。

a:入力交流電圧が10Vのとき、出力電圧は約1Vになる。
b:出力交流電流が10Aのとき、入力電流は約1Aになる。
c:出力側に1Ωの負荷をつないだとき、入力側からは約10Ωの負荷と見なせる。
d:出力側より1Wの電力を取り出すためには、入力側へ約10Wの電力を供給する。
e:入力に直流電圧を加えるとトランスは破損する恐れがある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1:信号の入力導線にシールド線を使用する。
2:入力導線をまとめると電磁誘導による交流雑音が軽減できる。
3:ディジタルフィルタは演算によって雑音を除去する。
4:不規則雑音の低減化には加算平均を使用する。
5:高周波雑音はハムフィルタで除去する。

国試第14回午後:第27問

A/D変換について正しいのはどれか。

a:アナログ信号の下限周波数を遮断周波数とする高域フィルタを用いる。
b:サンプリング周波数を除去する帯域除去フィルタを用いる。
c:信号周波数をサンプリング周波数の1/2以下に制限する低域フィルタを用いる。
d:A/D変換器の分解能はビット数と最大許容入力電圧とで決まる。
e:無信号時の雑音を除去する不感帯を設ける。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第55問

図1の回路において図2に示す電圧V1とV2を入力した場合、出力電圧VOの波形で正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。

32AM55-0 32AM55-1

ME2第38回午前:第49問

心電図モニタで入力インピーダンスの高い増幅器を用いる目的はどれか。

1:電極電位を低減する。
2:増幅回路の消費電力を低減する。
3:筋電図の混入を低減する。
4:接触電流を低減する。
5:信号減インピーダンスの影響を低減する。

ME2第29回午後:第42問

脳波計の性能点検をした。基準を満たしていないのはどれか。

1:入力換算雑音は10μVppであった。
2:入力インピーダンスは10MΩであった。
3:同相弁別比は100dBであった。
4:低域遮断周波数は0.5Hzであった。
5:最大感度は5mm/10μVであった。

国試第35回午前:第50問

図の回路について誤っているのはどれか。 

25050
a:時定数は1msである。 
b:遮断周波数は約160Hzである。 
c:遮断周波数より十分に高い周波数では積分回路として動作する。 
d:遮断周波数で出力電圧は入力電圧の1/2に減衰する。 
e:入出力電圧の位相差は周波数によらず一定である。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第25問

400回の加算平均によって不規則雑音中の周期信号の検出を行なった。 SN比は何倍に改善されるか。(情報処理工学)

1:5
2:10
3:20
4:40
5:50

国試第27回午後:第55問

図の回路について、正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。

27PM55-0
a:時定数は20 msである。
b:通過域での増幅度は20 である。
c:直流成分はカットされる。
d:コンデンサC1と抵抗R2に流れる電流は等しい。
e:入力インピーダンスは抵抗R1とR2で決まる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第53問

図1の回路において図2に示す電圧V1とV2を入力した場合、出力電圧V0の波形で正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。

27PM53-0 27PM53-1

国試第11回午前:第52問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a:計測状態のインピーダンスは、電極と皮膚のインピーダンスの並列接続で構成される。
b:電極に電流が流れると電極と生体間に分極電圧が発生する。
c:電圧増幅度100倍の差動増幅器の同相除去比(CMRR)が40dBのとき、同相入力信号として1mVを加えると1mVの出力が得られる。
d:低周波領域では電極接触インピーダンスは周波数に比例する。
e:電圧増幅器の入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第54問

図の回路の出力電圧Voが比例するのはどれか。ただしAは理想演算増幅器とする。

22AM54-0
1:v2+v1
2:v2-v1
3:v2・v1
4:$\frac {V_{2}}{V_{1}}$
5:$\sqrt {V_{2}\cdot V_{1}}$

国試第1回午後:第21問

負帰還増幅器の利点はどれか。

1:大振幅出力が得られる。
2:利得が大きい。
3:消費電力が少ない。
4:周波数特性が良い。
5:発振しやすい。

国試第5回午後:第22問

図の負帰還増幅回路で、増幅器単独の利得$A=-1×10^5$、帰還回路の伝達特性β=0.01のとき、総合利得Gとして正しいのはどれか。

5PM22-0
1:$-10$
2:$-10^2$
3:$-10^3$
4:$-10^4$
5:$-10^5$

国試第12回午後:第16問

増幅器について正しいのはどれか。

1:電圧増幅を行うとき出カインピーダンスは高い方がよい。
2:生体信号を増幅するには入力インピーダンスをできるだけ低くする必要がある。
3:入力段で発生した雑音は信号とともに増幅されることはない。
4:ダイナミック・レンジが広いと広範囲の電圧の入力をひずみなく増幅できる。
5:利得を増加すると増幅可能な周波数帯域幅が広くなる。

国試第35回午前:第34問

体外式除細動器で正しいのはどれか。 

a:二相性波形は半導体スイッチにより極性を反転する。 
b:出力パルス幅は2~5μsである。 
c:出力端子の一方は接地されている。 
d:通電テストには50Ωの無誘導抵抗を用いる。 
e:心房細動除去にはR波同期装置を用いる。 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1:増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。
2:電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。
3:最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。
4:半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。
5:生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。

国試第18回午後:第23問

不規則雑音中の周期的な信号の検出においてSN比を15倍改善したい。同期加算平均回数の最小値はどれか。(情報処理工学)

1:15
2:45
3:100
4:225
5:450

国試第14回午前:第54問

脳波計について正しいのはどれか。

a:増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。
b:CR結合の標準時定数は0.01秒である。
c:記録紙上では標準感度は50mV/mmである。
d:入カインビーダンスは5MΩ以上である。
e:電極接触インピーダンスは50kΩ以下が望ましい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e