炎症に関して正しいのはどれか。
a: 急性炎症時の滲出は前毛細血管小動脈で起こる。
b: 特異性炎は変質性炎の特殊な型と定義される。
c: 増殖性炎では炎症巣の腐敗を伴うことが多い。
d: 劇症肝炎では炎症の他の病変が起こるより先に肝組織の壊死が見られる。
e: 3週間以上続いた炎症は通常、慢性炎症とされる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
炎症の局所現象で誤っているのはどれか。
1: 血流量の増加
2: 知覚神経刺激の増加
3: 熱産生の増加
4: 血管透過性の低下
5: 遊走細胞の集結
炎症と関連が低いのはどれか。
1: 発 赤
2: 冷 感
3: 腫 脹
4: 疼 痛
5: 機能障害
がんについて誤っているのはどれか。
1: C型肝炎患者では肝臓癌の発生する頻度が高い。
2: 子宮癌の早期発見には細胞診が有効である。
3: 過度の紫外線照射は皮膚癌の原因となる。
4: 乳癌の5年生存率は15%以下である。
5: 白血病は血液細胞の悪性腫瘍である。
誤っているのはどれか。
1: 転移は悪性腫瘍にしばしば見られる。
2: ヒトの悪性腫瘍のなかでウイルスの感染によるものは少ない。
3: 喘息やじんま疹は即時型アレルギーと呼ばれる。
4: Bリンパ球は分化成熟すると抗体を作る形質細胞となる。
5: 初期変化群とは癌の初期にリンパ節が腫大することである。
炎症の早期過程でみられないのはどれか。
1: 血管透過性の亢進
2: 白血球の遊出
3: 炎症性メディエータの放出
4: 血栓形成
5: 肉芽組織の構築
皮膚癌の原因となるのはどれか。(病理学概論)
1: 磁気刺激
2: 電気刺激
3: 超音波照射
4: 紫外線照射
5: 寒冷刺激