第8回国試午後67問の類似問題

国試第6回午後:第46問

透析液について正しいのはどれか。

a: 高ナトリウム透析は血圧上昇を起こしやすい。

b: 高カルシウム透析は上皮小体 (副甲状腺) 機能 進症を起こす。

c: 酢酸透析は血圧を上昇させる。

d: 重炭酸透析は血圧を低下させる。

e: 無糖透析は低血糖を起こしやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第76問

オンラインHDFの特徴として誤っているのはどれか。 

1: 透析装置から送られた透析液の一部を置換補充液として使用する。

2: .浄化器としてヘモダイアフィルタを使用する。 

3: 清浄化された透析液の利用が前提である。 

4: 前希釈法に比べ後希釈法では大量置換が可能である。 

5: 同条件の血液透析に比べ浄化器に流れ込む透析液流量は減少する。 

ME2第37回午後:第5問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 中空糸の外側に血液を流す。

2: 体内の過剰な水分を浸透圧差により除去する。

3: 透析液にはアミノ酸が添加されている。

4: 遠心ポンプが使用されている。

5: 抗凝固剤としてへパリンが用いられる。

国試第29回午後:第74問

血液透析の指標として、他のものと異なる次元をもつのはどれか。

1: クリアランス

2: Kt/V

3: 血流量

4: 透析液流量

5: 総括物質移動面積係数

ME2第40回午後:第38問

オンラインHDFについて誤っているのはどれか。

1: 透析液を補充液として用いる。

2: 清浄化された透析液を使用する。

3: 血液透析濾過器を用いる。

4: エンドトキシン捕捉フィルタを用いる。

5: 後希釈法では前希釈法よりも置換液量を増やせる。

国試第27回午前:第75問

血液浄化について正しい組合せはどれか。

a: 血漿吸着 全血から分離した血球成分を吸着器に潅流する。

b: 血液濾過 全血から逆浸透膜を用いて濾液を除去する。

c: 細胞分離 血液中の細胞成分を除去する。

d: 直接血液吸着 全血を直接吸着器に潅流する。

e: 血液透析 膠質浸透圧差を利用して除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第76問

血液透析液について正しいのはどれか。

1: ジギタリス服用患者ではカリウム濃度調整が必要である。

2: ナトリウム濃度が高いと低血圧を起こしやすい。

3: 糖尿病患者には無糖透析液を用いる。

4: 酢酸透析液は血管収縮を起こす。

5: 透析液はアルカリ化剤を含まない。

国試第5回午後:第47問

血液流量200ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザおよび出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限界濾過流量は無視できるものとする。

1: 105

2: 110

3: 115

4: 120

5: 125

国試第1回午後:第44問

血液流量200ml/min、透析液流量500ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザ入口および出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限外濾過流量は無視できるものとする。

1: 105

2: 110

3: 115

4: 120

5: 125

国試第29回午後:第75問

ダイアライザで正しいのはどれか。

1: 中空糸型では、透析液はハウジング(外筒)近傍ほど流れやすい。

2: ポリスルフォン膜は対称構造を示す。

3: 血液と透析液とは同じ向きに流れる。

4: 積層型ダイアライザが広く使用されている。

5: 生体適合性が低い膜では補体の活性化などの生体反応が少ない。

国試第36回午前:第79問

HDに比べたCAPDの特徴として正しいのはどれか。 

a: 小分子溶質の除去に優れる。 

b: 循環系への影響が少ない。 

c: 不均衡症状が起きにくい。 

d: 20年以上の長期透析が可能である。 

e: 糖負荷量が少ない。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第37問

通常の血液透析の成分で、血漿中に含まれていないものはどれか。

1: 塩素イオン(Cl-)

2: 酢酸イオン(CH3COO-)

3: 重炭酸イオン(HCO3-)

4: マグネシウムイオン(Mg2+)

5: ブドウ糖(C6H12O6)

ME2第32回午後:第18問

維持透析で、尿素などの小分子溶質のクリアランスに最も強く影響を及ぼすのはどれか。

1: 血流量

2: 透析液流量

3: 除水速度

4: 膜面積

5: 透析時間

国試第22回午後:第76問

血液浄化器の選択で正しいのはどれか。

1: 体外限外濾過法には透水性の低いものがよい。

2: 中・高分子量物質除去には高透水性膜がよい。

3: 再生セルロース膜は合成高分子膜より生体適合性が優れている。

4: 小児にはプライミング量が多い方がよい。

5: 導入初期では高効率血液浄化器がよい。

国試第1回午後:第40問

正しいのはどれか。

a: 陰圧で限外濾過をかけるときは血液回路の陽圧は無視できる。

b: ECUM法(Extra corporeultrafiltration method)では血清浸透圧の変化が少ないので血圧が安定している。

c: 現在我が国で用いられている血液濾過法は後希釈法である。

d: 血液濾過のクレアチニンクリアランスは1分間の濾過量に等しい。

e: 活性炭を用いる血液吸着ではクレアチニンの除去効率が低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第76問

正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液透析膜は触媒によって物質を除去する。

b: 血液透析の目的は病因物質の除去である。

c: 血液透析器には中空糸型と積層型とがある。

d: 血液透析膜はグロブリンを透過させない。

e: 逆浸透膜はエンドトキシンを透過させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第64問

置換補充液を必要とする血液浄化法はどれか。

a: 血液透析濾過(HDF)

b: 血液透析(HD)

c: 連続的腹膜透析(CAPD)

d: 直接血液灌流(DHP)

e: 二重膜濾過血漿交換(DFPP)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第74問

オンライン血液透析濾過で正しいのはどれか。

1: 透析液とは別にバッグに入った置換液が必要である。

2: 透析困難症とアミロイドーシスに保険適応疾患が限られる。

3: わが国では前希釈法が主流である。

4: エンドトキシン捕捉フィルタは不要である。

5: 血液浄化器には血液透析と同じダイアライザが使用される。

国試第6回午後:第42問

正しいのはどれか。

a: 半透膜は溶液中の溶媒のみ透過させる。

b: EUCMは補液置換する限外濾過である。

c: 体液量が正常化されたときには心胸比は50%以上となる。

d: シングルパスは透析器に透析液を再循環させない方式である。

e: 分画曲線は溶質の分子量とふるい係数との関係を表した曲線である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第51問

血液透析の標準的な回路について誤っているのはどれか。

a: 抗凝固剤は血液ポンプを通過する前に注入される。

b: 動脈側ドリップチャンバを通過後の血液は透析器へ運ばれる。

c: 静脈側ドリップチャンバ内の圧は常にモニタされている。

d: 多人数用透析液供給装置でつくられた透析液はベッドサイドモニタに導かれる。

e: 透析器の中で血液と透析液は並流で流される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e