第6回国試午後90問の類似問題

国試第18回午後:第38問

酸素療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 酸素は高圧低温下で空気を液化分離して製造される。

b: 未使用酸素ボンベ内の圧力は約15MPaである。

c: 鼻カニューレ法で60%以上の吸気酸素濃度を得ることができる。

d: 在宅では液化酸素を利用することができない。

e: 副作用として酸素中毒に注意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第42問

医療ガスと高圧ガス容器保安規則で定められている塗色区分との組合せで誤っているのはどれか。 

1: 酸素黒色 

2: 空気ねずみ色 

3: 二酸化炭素緑色 

4: 亜酸化窒素青色 

5: ヘリウムねずみ色 

国試第17回午前:第90問

医療ガス配管システムについて誤っているのはどれか。

1: 治療用空気の識別色は緑である。

2: ガス供給源と配管端末器との間に遮断弁が設けられている。

3: 定置式超低温液化ガス供給装置をCEシステムという。

4: 複数のボンベを2群にまとめ交互に使用する装置をマニフォールドシステムという。

5: 酸素の送気配管圧力は他のガスより高くなっている。

国試第30回午後:第44問

JIS T 7101 : 2014 で規定されている医療ガス配管設備について正しいのはどれか。

1: 吸引圧力はマニフォールドから供給される。

2: 手術機器駆動用空気配管は「VAC」と表示される。

3: 麻酔ガス排除用配管端末器はシュレーダ方式が用いられる。

4: 酸素の標準送気圧力は配管端末器で4MPa 程度である。

5: 治療用空気配管端末器における最大流量の下限は60L/minである。

国試第31回午後:第67問

医療用酸素濃縮器について正しいのはどれか。

a: 吸着型では空気中の窒素を吸着する。

b: 膜型では20 L/分以上の酸素を供給できる。

c: 膜型では酸素濃度90%以上を供給できる。

d: 膜型ではゼオライト膜が使用されている。

e: 装置の安全性はJISで規定されている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第28問

第2種高気圧酸素治療装置について適切でないのはどれか。

1: 治療前に患者に耳抜きの訓練をさせる。

2: 加圧には酸素ガスを用いる。

3: 減圧速度は毎分0.8kgf/cm2以下で行う。

4: タンク内に電気機器は持ち込まない。

5: 静電気を発生する衣類は着用しない。

国試第27回午前:第44問

医療ガス配管設備について正しいのはどれか。

1: シャットオフバルブは日常「開」の状態で使用される。

2: 酸素配管端末器での標準供給圧力はMPa 程度である。

3: 手術機器駆動用空気の配管端末器の識別色は黄色である。

4: 麻酔ガス排除用の配管端末器にはDISSコネクタが用いられる。

5: 治療用空気配管端末器での最大流量は標準状態でL/minである。

ME2第31回午後:第42問

医療ガス配管端末の点検をした。供給圧が適切でないのはどれか。

1: 酸素の供給圧は400kPaであった。

2: 亜酸化窒素の供給圧は460kPaであった。

3: 治療用空気の供給圧は370kPaであった。

4: 手術機器駆動用窒素の供給圧は750kPaであった。

5: 吸引の供給圧は-60kPaであった。

国試第8回午前:第88問

医療ガスの安全について誤っているのはどれか。

a: ボンベを転倒しないようしっかりと固定した。

b: 医療ガス設備の保守点検業務記録を1年後に廃棄した。

c: 定期点検は、6ヵ月ごと、12ヵ月ごとの2つに分けて実施した。

d: ガス種別ごとに配管の色分けを行った。

e: 医療ガス配管システムにマニフォールドシステムを設けた。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第44問

室温(20℃付近)、圧力15MPaで液化する医療ガスはどれか。

a: 窒 素

b: 二酸化炭素

c: 亜酸化窒素

d: 治療用空気

e: ヘリウム

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第42問

高圧ガス保安法におけるガス容器の貯蔵に関して誤っているのはどれか。

1: 転倒を防止する措置がある。

2: 周囲温度は40°C以下である。

3: 気密性が保たれた場所である。

4: 充填容器と残ガス容器が区別できる。

5: 可燃性ガス容器は種類ごとに区分して置く。

ME2第39回午前:第60問

高圧蒸気滅菌の対象医療機器として正しいのはどれか。

1: 内視鏡スコープ

2: 気管内吸引チューブ

3: 鉗 子

4: 酸素マスク

5: プラスチック製シリンジ

国試第5回午後:第90問

医療ガス安全・管理委員会について正しいのはどれか。

a: 監督責任者と実施責任者を選任する。

b: 委員会は医療ガス事故発生時にのみ開催する。

c: 医療ガス設備の保守点検記録を作成して5年保管する。

d: 医療ガス設備の部分改造後には使用に先立って厳正な試験・検査を行う。

e: 医療設備において医療ガスに関する知識を普及し、啓発に努める。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第43問

医療ガスの性質で正しい組合せはどれか。ガスの種類 --    比重(対空気)---- 支燃性

1: 空 気 -------- 1.00 -------- なし

2: 酸 素 -------- 0.82 -------- あり

3: 窒 素 -------- 1.-------- なし

4: 二酸化炭素 --- 0.97 -------- あり

5: 亜酸化窒素 --- 1.-------- あり

国試第14回午前:第90問

医療ガス設備について正しいのはどれか。

a: 非常時に下流へのガス供給を止めるためにシャットオフバルブを使用する。

b: CEシステムは-183°Cの液化酸素を貯蔵できる。

c: シュレーダ方式は接続部の口径の違いによってガスの誤供給を防止している。

d: マニフォールドは液化酸素から酸素ガスに変換するシステムである。

e: ピン方式の接続部はビンの数のみによってガスの種類を定めている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第89問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 亜酸化窒素(笑気)はボンベに気体で充填されている。

2: 窒素ガスは外科用手術装置の駆動源として用いられている。

3: 亜酸化窒素(笑気)には支燃性がある。

4: 合成空気の組成は酸素22%、窒素78%である。

5: 二酸化炭素には麻酔作用がある。

国試第3回午後:第82問

医療ガス配管増設工事で行うべきこととして適切なものはどれか。

a: 院内各部門への工事の日程、実施内容の周知徹底

b: 再使用前の厳正な試験、検査の実施

c: 所轄保健所への工事計画書の提出

d: 手術室の使用禁止

e: 非常用ボンベの準備

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第89問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 窒素の大気中での重量比は約78%である。

2: ヘリウムの血液に対する溶解度は窒素の溶解度よりも低い。

3: 窒素は通常の圧力と温度の下では化学的に不活性な気体である。

4: 供給ガス中の酸素分圧の低下は酸素欠乏症の原因となる。

5: 酸素のヘモグロビンとの結合力は一酸化炭素の結合力よりも弱い。

国試第27回午後:第43問

医療ガスと高圧ガス容器(ボンベ)の塗色との組合せで正しいのはどれか。

1: 酸 素 緑

2: 亜酸化窒素 黄

3: 治療用空気 青

4: 窒 素 ねずみ

5: ヘリウム 白

国試第34回午前:第68問

酸素療法の安全対策として正しいのはどれか。

a: 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪時には CO2 ナルコーシスの危険がある。

b: 90%の酸素濃度で酸素中毒をきたす危険はない。

c: 酸素は可燃性ガスである。

d: 酸素ボンベは高温・直射日光を避けた場所に保管する。

e: 液体酸素が漏れた場合、凍傷などを起こす危険性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e