第6回国試午後25問の類似問題

国試第9回午後:第20問

通信を行うときの変復調方式について正しいのはどれか。

a: AM変調は信号波によって搬送波の振幅を変化させる。

b: PM変調は信号波によって搬送波の位相を変化させる。

c: AM波の復調には位相同期ループ(PLL)が適する。

d: FM波の後調にはロックイン・アンプが適する。

e: 直線検波は二乗検波よりも出力波形のひずみが少ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第23問

正しいのはどれか。

a: アナログ変調方式には搬送波を必要とする。

b: ディジタル変調方式にはクロックを必要とする。

c: ディジタル変調方式のみで無線伝送が可能である。

d: AMは雑音の影響をほとんど受けない。

e: 雑音レベルが閾値を超えるとFMの受信品質は急激に劣化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第55問

アナログ信号からディジタル信号への変換について正しいのはどれか。

1: ビット数を多くすると精度が低下する。

2: 周波数が低い信号の変換には高いビットレートを要する。

3: 瞬時値を離散値で近似することを標本化という。

4: 信号を0と1の組合せで表すことを符号化という。

5: アナログ信号を短い時間間隔の瞬時値で表す操作を量子化という。

国試第20回午後:第19問

パルス波形のひずみの影響を最も受けにくい変調方式はどれか。(電子工学)

1: パルス振幅変調

2: パルス幅変調

3: パルス位置変調

4: パルス符号変調

5: パルス時変調

国試第4回午前:第79問

雑音対策で正しいのはどれか。

a: 商用交流雑音を除去するには差動増幅器を使うとよい。

b: 接地することにより生体の静電誘導電位は上昇する。

c: 周期的な信号に混入する不規則雑音は信号をn回加算することにより1/nになる。

d: 脳検査では主に放送波を除去する目的でシールドルームが使われる。

e: フィルタを用いると目的信号の一部を犠牲にすることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第33問

無線通信について正しいのはどれか。 

a: 搬送周波数が同一のAM信号とFM信号は混信する。

b: 周波数が高いほど建物の陰に電波が届きにくくなる。

c: AMもFMも信号を送るには周波数の幅(帯域)が必要である。

d: マイクロ波帯では電離層の反射がある。

e: アンテナは長いほど受信の効率がよい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第25問

最高周波数5kHzまで含んでいる信号をパルス通信する場合について誤っているのはどれか。

a: サンプリング周波数5kHzでサンプリングしても、理論的には信号を完全に伝送できる。

b: サンプリング周波数を100kHzとすると、サンプリング周波数が高すぎて、元の信号を再生することが困難となる。

c: サンプリング周波数を10kHzとしてサンプリングすると、理論的には信号を完全に伝送できる。

d: 適当な周波数でサンプリングして、パルス通信にすると一対の線で同時にいくつかの信号を伝送できる。

e: パルスの幅を信号で変調して伝送する方式もある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 信号の入力導線にシールド線を使用する。

2: 入力導線をまとめると電磁誘導による交流雑音が軽減できる。

3: ディジタルフィルタは演算によって雑音を除去する。

4: 不規則雑音の低減化には加算平均を使用する。

5: 高周波雑音はハムフィルタで除去する。

国試第33回午後:第56問

信号に対応して搬送波の振幅が変化するパルス変調はどれか。

1: PAM

2: PFM

3: PNM

4: PPM

5: PWM

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a: 目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。

b: 差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。

c: 商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。

d: 脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。

e: 周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第56問

信号波の振幅に応じてパルス波の幅(デューティ比)を変化させる変調方式はどれか。 

1: PAM 

2: PWM 

3: PPM 

4: PCM 

5: PFM 

国試第18回午前:第50問

信号と雑音について正しいものはどれか。 (生体計測装置学)

a: 信号対雑音比(dB)を振幅で表すと20log10(S/N)である。

b: 熱雑音は外来雑音である。

c: 非周期信号はフーリエ級数で表すことができる。

d: 1/f雑音は高周波で大きい。

e: 正弦波信号の山と谷との差をpeak-to-peak値という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第25問

信号処理について誤っているのはどれか。

1: 脳波、心電図など時間的に変化する信号を時系列信号という。

2: A‐D変換のときに一定時間間隔でデータを取り込むことを平滑化という。

3: エイリアシングはD-A変換のサンプリング周波数が適切でないときに起きる。

4: 不規則雑音に埋もれた繰り返し信号を検出するには加算平均法が有効である。

5: フーリエ変換は信号のもつ周波数成分の分析に用いられる。

国試第29回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 電源線から混入する雑音の除去にラインフィルタが使われる。

2: 商用交流雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。

3: 周波数の低い雑音の除去には移動平均が使われる。

4: 信号の入力導線にはシールド線が使われる。

5: 不規則雑音の除去には加算平均が使われる。

国試第21回午前:第50問

雑音に関して誤っているのはどれか。

1: SN比を改善するために計測の周波数帯域幅を広くする。

2: 増幅器の最小入力信号レベルは雑音によって規定される。

3: AD変換に伴って発生する雑音を量子化雑音という。

4: 熱雑音は電子など荷電粒子の不規則振動に起因する。

5: 白色雑音の電力は計測の周波数帯域幅に比例する。

ME2第32回午前:第37問

変調方式であるPAMは信号に応じて搬送波の何を変化させるのか。

1: 振 幅

2: 周波数

3: 位 相

4: デューティー比

5: 周 期

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。

2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。

3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。

4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。

5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。

国試第12回午後:第26問

正しいのはどれか。

a: ノッチフィルタは特定の周波数の信号を通過させる。

b: 差動入力回路は同相雑音を除去できない。

c: 加算平均処理はS/N比を改善する。

d: ディジタルフィルタはソフトウェアで構成できる。

e: 受動フィルタでは信号の電力損失がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第26問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 50Hzの雑音を除去するには遮断周波数25Hzの高域(通過)フィルタを用いる。

b: 角周波数ωと周波数fとの間の関係はf=2πωで表される。

c: 不規則雑音に埋もれた信号を1000回加算平均すると雑音成分はもとの1/√1000になる。

d: 時系列信号の周波数成分を知るにはフーリエ変換が有効である。

e: 時系列信号のAD変換では標本化の前に量子化を行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第57問

通言方式で正しい組合せはどれか。(医用電気電子工学)

a: FM 周波数変調

b: PAM パルス振幅変調

c: PSK パルス符号変調

d: ASK 位相偏移変調

e: FSK 周波数偏移変調

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e