第38回午後第45問の類似問題

第34回午前:第97問

歩行について正しいのはどれか。  

1: 正常の両脚支持期は歩行周期の30 %である。

2: 歩行率は1時間当たりの歩数である。

3: 重複歩は一側の踵接地から対側の踵接地までの周期である。

4: 遊脚期の後半は減速期である。

5: 立脚期の終わりは踵離地時点である。

第39回午後:第47問

正常歩行で誤っているのはどれか。  

1: 重心点の高さは踵接地期に最低となる。

2: 骨盤後傾は立脚相中期に最大となる。

3: 骨盤の支持脚側への側方移動は股内転によって起こる。

4: 股関節は遊脚相初期から屈曲する。

5: 膝関節は立脚相後半に伸展する。

第34回午後:第40問

高齢者の筋で誤っているのはどれか。  

1: 運動単位数が増加する。

2: タイプII線維の萎縮が強い。

3: 筋断面積が減少する。

4: 筋力増強効果はみられる。

5: 持久力は筋力に比較して維持される。

第35回午後:第48問

正常歩行について誤っているのはどれか。  

1: 一側の踵接地から次の同側踵接地までを1歩行周期という。

2: 一側下肢の立脚相と遊脚相の比率は1:1である。

3: 1分間の歩数を歩行率という。

4: 歩行速度と歩幅とは正の相関がある。

5: 自由歩行時の歩幅は50~80 cmである。

第48回午後:第39問

脳性麻痺痙直型両麻痺児の歩行の特徴で正しいのはどれか。  

1: 重心の上下動が小さい。

2: 骨盤の回旋が大きい。

3: 股関節の内旋が大きい。

4: 歩幅が大きい。

5: 歩行率が小さい。

第34回午後:第47問

正常歩行で正しいのはどれか。  

1: 歩行の一周期は一側の踵接地から他側の踵接地までである。

2: 歩行率(ケイデンス)は身長に比例して大きくなる。

3: 歩隔は踵が接地して、次に再び同側の踵が接地するまでの距離である。

4: 重心の上下・左右の移動が高振幅である方がエネルギー効率がよい。

5: 両脚支持期は一歩行周期に2回ある。

第47回午後:第95問

高齢者にみられる加齢に伴う変化で誤っているのはどれか。  

1: 関節軟骨の変性

2: 高音域の聴力低下

3: 収縮期血圧の上昇

4: 唾液分泌量の増加

5: 食塊の消化管通過時間の延長

第53回午前:第69問

等張性運動について正しいのはどれか。  

1: 角速度は一定である。

2: 等尺性運動に比べ血圧が上昇しやすい。

3: 等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。

4: 等尺性運動に比べ心拍数が増加しやすい。

5: 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こる。

  • 答え:3
  • 解説:等張性運動は筋肉の長さが変化し、関節の動きが伴う運動であり、等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい特徴がある。
  • 角速度が一定であるのは等速性運動であり、等張性運動ではない。
  • 等尺性運動の方が等張性運動よりも血圧が上昇しやすい。等尺性運動は筋収縮を行う際に筋血流が減少し、末梢血管抵抗の増加をきたすため、血圧が上昇する。
  • 等張性運動は等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。等尺性運動は末梢血管を圧迫し血流抵抗が高くなるため、筋血流が減少する。
  • 等尺性運動は等張性運動よりも心拍数が増加しやすい。そのため、心疾患患者への等尺性運動は好ましくない。
  • 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こるのは等尺性運動であり、等張性運動ではない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午前:第37問

フレイルの高齢者の特徴について正しいのはどれか。  

1: 筋量が増加する。

2: FBSが低値になる。

3: TUG時間が短くなる。

4: 長座位前屈距離が短くなる。

5: 運動負荷時のBorg指数が低値となる。