第38回午後第6問の類似問題

第43回午後:第52問

誤っているのはどれか。  

1: 心不全の分類としてNYHA分類がある。

2: 右心不全では末梢血管の虚脱が著明となる。

3: 左心不全では左室拡張終期圧が上昇する。

4: 肺高血圧症は右心不全の原因となる。

5: 大動脈弁狭窄は左心不全の原因となる。

第44回午後:第19問

正しいのはどれか。  

1: 尿管口は膀胱尖に開く。

2: 尿管内部には逆流防止弁がある。

3: 排尿筋には大内臓神経が分布する。

4: 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。

5: 男性の尿道は前立腺を貫いている。

第44回午後:第18問

腎について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 1. 右腎は左腎よりも高い位置にある。

2: 腹膜の前面にある。

3: 尿は腎杯から腎盂に流れる。

4: 腎小体は腎髄質に位置する。

5: 腎小体と尿細管とを合わせてネフロンという。

第55回午後:第90問

心室中隔欠損症で正しいのはどれか。  

1: チアノーゼを生じる。

2: 動脈管が開存している。

3: 卵円孔の閉鎖不全である。

4: 肺血流量は正常時よりも多くなる。

5: 大動脈から肺動脈に直接血液が流れる。

  • 答え:4
  • 解説:心室中隔欠損症は、心室中隔の形成不全により、心室中隔の一部または全部が欠損する病態です。これにより、肺血流量が増加し、肺高血圧症が進行することがあります。
  • チアノーゼは、心室中隔欠損症において肺高血圧症が進行し、右-左短絡となる場合に生じる(Eisenmenger症候群)。ただし、これは心室中隔欠損症の全ての症例で起こるわけではないため、正しい選択肢ではありません。
  • 動脈管が開存しているのは、動脈管開存症であり、心室中隔欠損症とは異なる病態です。従って、この選択肢は正しくありません。
  • 卵円孔の閉鎖不全は、卵円孔開存症と呼ばれる病態であり、心室中隔欠損症とは異なります。この選択肢は正しくありません。
  • 心室中隔欠損症では、出生後、肺血管抵抗が徐々に下がってくると、肺血流増加が顕著になります。その持続により、肺血管床の閉塞性病変、肺高血圧症が進行することがあります。この選択肢が正しいです。
  • 大動脈から肺動脈に直接血液が流れるのは、動脈管開存症であり、心室中隔欠損症とは異なる病態です。この選択肢は正しくありません。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午後:第70問

誤っているのはどれか。  

1: 心不全とは心疾患による循環不全を指す。

2: 右心不全では体循環系のうっ血が著明になる。

3: 左心不全では左室拡張終期圧が上昇する。

4: 心タンポナーデは右心不全の原因となる。

5: 大動脈弁狭窄は左心不全の原因となる。

第56回午後:第58問

動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 総頸動脈 ── 胸鎖乳突筋の前縁

2: 上腕動脈 ── 上腕二頭筋腱の外側縁

3: 橈骨動脈 ── 前腕掌側面の内側近位部

4: 大腿動脈 ── 鼠径部の腸腰筋の外側

5: 足背動脈 ── 外果の後方

  • 答え:1
  • 解説:動脈と脈拍の触知部位は、体表から触診ができる動脈の部位である。正しい組み合わせは総頸動脈と胸鎖乳突筋の前縁である。
  • 総頸動脈の触知部位は胸鎖乳突筋の前縁であり、正しい組み合わせです。
  • 上腕動脈の触知部位は上腕遠位部の上腕二頭筋腱の内側であり、選択肢2の上腕二頭筋腱の外側縁とは異なります。
  • 橈骨動脈の触知部位は前腕掌側面の外側遠位部であり、選択肢3の前腕掌側面の内側近位部とは異なります。
  • 大腿動脈の触知部位は鼠径部の腸腰筋の内側であり、選択肢4の鼠径部の腸腰筋の外側とは異なります。
  • 足背動脈の触知部位は足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間であり、選択肢5の外果の後方とは異なります。
  • 科目:解剖学(その他)
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第49回午前:第62問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 頻脈になる。

2: 血圧が上昇する。

3: 化学的刺激によって生じる。

4: 求心路は舌下神経を介する。

5: 遠心路は迷走神経を介する。

第47回午後:第58問

器官の位置関係で正しいのはどれか。  

1: 胸腺は心臓の後方にある。

2: 副腎は腎臓の下方にある。

3: 松果体は間脳の前方にある。

4: 甲状腺は甲状軟骨の下方にある。

5: 上皮小体は甲状腺の前面にある。

第38回午後:第13問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.耳管は咽頭に開口している。イ.内耳は側頭骨の錐体部内にある。ウ.鼓膜はキヌタ骨に接している。エ.前庭は蝸牛と三半規管からなる。オ.中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第48回午前:第60問

腎臓について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 右腎は左腎より高い位置にある。

2: 腎皮質は髄質に比べて薄紅白色を呈する。

3: 腎小体は腎皮質にある。

4: 尿細管はネフロンの構成要素である。

5: Henle係蹄は腎小体にある。

第47回午前:第59問

消化管で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胆管は空腸に開口する。

2: 大腸のリンパ流は胸管に注ぐ。

3: 小腸の静脈血は下大静脈に直接注ぐ。

4: 回腸と盲腸との移行部には弁がある。

5: 幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。

第53回午後:第60問

動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 浅側頭動脈―――――外耳孔の後方

2: 総頸動脈――――――胸鎖乳突筋の外縁

3: 上腕動脈――――――上腕遠位部の上腕二頭筋腱の外側

4: 大腿動脈――――――鼠径部の腸腰筋の外側

5: 足背動脈――――――足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、動脈と脈拍の触知部位の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、足背動脈と足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間です。
  • 浅側頭動脈は外耳孔の前方で触知できるため、この選択肢は正しくありません。
  • 総頸動脈は胸鎖乳突筋の内縁で触知できるため、この選択肢は正しくありません。
  • 上腕動脈は上腕二頭筋腱の内側で触知できるため、この選択肢は正しくありません。
  • 大腿動脈は鼠径部の腸腰筋の内側で触知できるため、この選択肢は正しくありません。
  • 足背動脈は足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間で触知できるため、この選択肢が正しいです。前脛骨動脈から移行した足背動脈は、足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間で触知できます。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第9問

腎臓について正しいのはどれか。  

1: 遠位尿細管は腎盂にある。

2: 尿管は皮質と連結する。

3: 糸球体は髄質にある。

4: 糸球体は血液をろ過する。

5: 尿細管はブドウ糖を排出する。

第46回午前:第57問

リンパの流れについて正しいのはどれか。  

1: 腸リンパ本幹は右リンパ本幹に注ぐ。

2: 乳び槽は頭部のリンパを集める。

3: 胸管は左鎖骨下静脈に注ぐ。

4: 右上肢のリンパは胸管に注ぐ。

5: 右下肢のリンパは右リンパ本幹に注ぐ。

第41回午後:第28問

正しいのはどれか。  

1: 耳管は外耳と上咽頭とをつなぐ。

2: キヌタ骨は鼓膜に接する。

3: 蝸牛は内耳にある。

4: 音は半規管で感知される。

5: 第8脳神経核は中脳にある。

第51回午後:第58問

泌尿器系について正しいのはどれか。  

1: 尿は腎杯、腎盤、尿管の順に流れる。

2: 左腎動脈の方が右腎動脈より長い。

3: 左腎の方が右腎より低位にある。

4: 尿管は膀胱の前上面に開口する。

5: 腎は結腸の前方にある。

第45回午後:第53問

大脳で正しいのはどれか。  

1: 中心溝によって左右半球に分けられる。

2: 外側溝によって側頭葉と後頭葉とに分けられる。

3: 鳥距溝によって頭頂葉と後頭葉とに分けられる。

4: 脳梁によって左右半球は連結している。

5: 脳弓によって下垂体は視床下部と連結している。

第39回午後:第18問

腎臓についての正しいのはどれか。  

1: 糸球体は髄質にある。

2: 糸球体は血液をろ過する。

3: 遠位尿細管は腎盂にある。

4: 尿細管はブドウ糖を排出する。

5: 尿管は皮質と連結する。

第50回午後:第59問

大動脈から頭頸部に至る動脈の模式図を示す。動脈の位置と名称の組合せで正しいのはどれか。 

50_1_59

1: ① - 後下小脳動脈

2: ② - 椎骨動脈

3: ③ - 総頸動脈

4: ④ - 腕頭動脈

5: ⑤ - 鎖骨下動脈

第36回午後:第35問

心臓の刺激伝導系で誤っているのはどれか。  

1: 洞房結節は心臓のペースメーカーである。

2: 房室結節は右心房にある。

3: 房室結節の刺激は心房筋を興奮させる。

4: 心房から心室への刺激はヒス束を経由する。

5: プルキンエ線維は刺激を心室筋に伝える。