第38回午後第6問の類似問題

第51回午前:第57問

上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか。  

1: 奇静脈

2: 腎静脈

3: 脾静脈

4: 鎖骨下静脈

5: 上腸間膜静脈

第42回午後:第18問

腎臓で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.糸球体は髄質にある。イ.近位尿細管は腎盂にある。ウ.尿管は皮質と連結する。エ.輸入細動脈は糸球体と連結する。オ.遠位尿細管はヘンレ係蹄と連結する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第55回午前:第64問

呼吸生理の説明で正しいのはどれか。  

1: 呼吸中枢は視床下部にある。

2: 外肋間筋は安静呼吸の呼気筋として作用する。

3: 内呼吸とは肺胞と毛細血管との間のガス交換をいう。

4: 動脈血二酸化炭素分圧が上昇するとヘモグロビンから酸素が解離しやすくなる。

5: 頸動脈小体は動脈血酸素分圧よりも動脈血二酸化炭素分圧の変化を感知しやすい。

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、呼吸生理に関する正しい説明を選ぶ必要があります。正しい選択肢は4で、動脈血二酸化炭素分圧が上昇するとヘモグロビンから酸素が解離しやすくなるという説明です。
  • 選択肢1は間違いです。呼吸中枢は視床下部ではなく、延髄の腹側部と背側部にあります。
  • 選択肢2は間違いです。外肋間筋は安静呼吸の呼気筋としてではなく、安静・努力性吸気時に作用します。
  • 選択肢3は間違いです。内呼吸は血液と組織との間で行われるガス交換を指します。一方、肺胞と毛細血管との間のガス交換は外呼吸と呼ばれます。
  • 選択肢4は正しいです。動脈血の二酸化炭素分圧(PaCO2)が上昇すると、ヘモグロビンから酸素が解離しやすくなります。これはヘモグロビン酸素解離曲線において、曲線が右方向に移動することを示しています。
  • 選択肢5は間違いです。頸動脈小体は動脈血酸素分圧の低下によって興奮し、舌咽神経を介してインパルスを中枢に送り、呼吸を促進します。動脈血二酸化炭素分圧の変化を感知しやすいという説明は正しくありません。
  • 科目:生理学(呼吸・循環系)
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第52回午後:第58問

胃の解剖について正しいのはどれか。  

1: 胃底は胃の下方をいう。

2: 胃の左縁を小弯という。

3: 食道と胃の境に噴門が位置する。

4: 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。

5: 胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる。

第43回午後:第35問

図は多段階的運動負荷時の心肺系の生理的変化を表す。正しいのはどれか。 

43_1_35

1: A:心拍数

2: A:平均血圧

3: B:末梢血管抵抗

4: B:拡張期血圧

5: C(単位):リットル

第54回午後:第58問

膵臓で正しいのはどれか。  

1: 膵頭は脾臓に接する。

2: 膵尾は十二指腸に接する。

3: 膵管は十二指腸に開口する。

4: 膵体は横行結腸前面を横走する。

5: Langerhans〈ランゲルハンス〉島は膵頭に多く存在する。

  • 答え:3
  • 解説:膵臓は腹部に位置し、膵頭、膵体、膵尾の3部に分かれています。膵臓は消化酵素を分泌する外分泌腺と、インスリンやグルカゴンを分泌する内分泌腺の両方を持っています。
  • 選択肢1は間違いです。膵頭は十二指腸の下行部に接しています。
  • 選択肢2は間違いです。膵尾は脾臓の脾門に接しています。
  • 選択肢3は正しいです。膵管は外分泌腺の導管で、総胆管とともに大十二指腸乳頭に開口します。また、一部は副膵管として小十二指腸乳頭に開口します。
  • 選択肢4は間違いです。膵体は脊柱前面を横走しています。
  • 選択肢5は間違いです。内分泌腺であるLangerhans島(膵島)は、膵頭には少なく、膵尾に多く存在します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第48回午後:第59問

泌尿器について正しいのはどれか。  

1: 尿管口は膀胱尖に開く。

2: 尿管内部には複数の逆流防止弁がある。

3: 排尿筋には大内臓神経が分布する。

4: 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。

5: 男性の尿道は前立腺を貫いている。

第35回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 口蓋の後半部を硬口蓋という。

2: 口唇、歯列および頬で囲まれた空間を口腔前庭という。

3: 舌の主体は平滑筋である。

4: 咽頭は直接気管とつながる。

5: 食道は気管分岐部の背側で広くなる。

第56回午前:第57問

上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか。  

1: 奇静脈

2: 鎖骨下静脈

3: 上腸管膜静脈

4: 腎静脈

5: 脾静脈

  • 答え:1
  • 解説:奇静脈は上大静脈と下大静脈を結ぶ静脈であり、他の選択肢は異なる部位や機能を持つ静脈である。
  • 奇静脈は正解であり、上大静脈と下大静脈を結ぶ静脈である。これにより、上半身と下半身の静脈血が交流される。
  • 鎖骨下静脈は間違いであり、内頸静脈と合わさり腕頭静脈になる。これは上肢や頭部からの静脈血を上大静脈に運ぶ役割がある。
  • 上腸管膜静脈は間違いであり、小腸、上行結腸、横行結腸から静脈血を集め、門脈につながる。これは消化器官からの栄養素を肝臓に運ぶ役割がある。
  • 腎静脈は間違いであり、腎臓と下大静脈を結ぶ静脈である。これは腎臓で濾過された血液を下大静脈に戻す役割がある。
  • 脾静脈は間違いであり、脾臓から静脈血を集め、門脈につながる。これは脾臓で処理された血液を肝臓に運ぶ役割がある。
  • 科目:解剖学(その他)
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第42回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 食道は第4頸椎の高さから始まる。

2: 胃の口側を幽門と呼ぶ。

3: 胃の上縁を大弯と呼ぶ。

4: 総胆管は十二指腸に開く。

5: 大腸には輪状ヒダが存在する。

第39回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 舌の背側面には舌乳頭がある。

2: 口腔両側に梨状陥凹がある。

3: 口蓋扁桃は口峡の上壁にある。

4: 口蓋前方部は軟口蓋である。

5: 咽頭は第一胸椎部で食道に移行する。

第53回午後:第73問

安静時の呼吸運動で正しいのはどれか。  

1: 呼気時に腹圧は上昇する。

2: 吸気時に横隔膜は下降する。

3: 呼気時に外肋間筋は収縮する。

4: 吸気時に気道抵抗は上昇する。

5: 胸郭下部は前後方向の動きが左右方向より大きい。

  • 答え:2
  • 解説:安静時の呼吸運動では、横隔膜の動きや筋肉の収縮・弛緩が重要な役割を果たしています。吸気時には横隔膜が下降し、胸腔が拡大することで空気が肺に入ります。呼気時には横隔膜が上昇し、胸腔が縮小することで空気が外に出ます。
  • 選択肢1は間違いです。呼気時ではなく、吸気時に横隔膜が下降することで腹圧が上昇します。
  • 選択肢2は正しいです。吸気時に横隔膜が下降することで、胸腔が拡大し、空気が肺に入ります。
  • 選択肢3は間違いです。呼気時ではなく、吸気時に外肋間筋が収縮し、胸郭が拡大します。呼気時には外肋間筋が弛緩します。
  • 選択肢4は間違いです。吸気時ではなく、呼気時に気道抵抗が上昇します。吸気時には気道抵抗が低下します。
  • 選択肢5は間違いです。胸郭下部は前後方向の動きではなく、左右方向の動きが大きいです。下位肋骨の挙上により、胸郭の横径が増大します。
  • 科目:運動学
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第40回午後:第4問

正しいのはどれか。  

1: 耳管は咽頭と内耳を連絡する。

2: 耳石は蝸牛にある。

3: 鼓膜は中耳と内耳を隔てる。

4: 半規管は頭部の回転運動を感受する。

5: コルチ器は身体運動の加速度を感受する。