第38回午前第72問の類似問題

第54回午前:第41問

大腿義足装着者の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 過度の腰椎前弯―股関節伸展拘縮

2: 外転歩行――――股関節屈曲拘縮

3: 義足膝の不安定―股関節伸展筋力低下

4: 伸び上がり歩行―股関節内転筋力低下

5: 分回し歩行―――股関節内転拘縮

第50回午後:第36問

熱傷患者に対する作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 肥厚性瘢痕部は圧迫する。

2: 急性期から装具で良肢位に保持する。

3: 急性期はゆっくりとした運動を行う。

4: 皮膚移植部は生着してから伸張する。

5: 体幹の熱傷では肩関節は内転位とする。

第37回午前:第65問

活動期の関節リウマチに対する理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 局所の安静

2: 保持装具の使用

3: ADL指導

4: 等尺性収縮による筋力維持

5: 極超短波療法

第38回午前:第93問

下腿義足歩行で立脚後期に膝の急激な屈曲を生じる原因はどれか。  

1: 靴のヒールが低すぎる。

2: ソケットの内転角が不足している。

3: 足部が過度に底屈位にある。

4: ソケットが足部に対して過度に前方に位置している。

5: 足部のトウブレークまでの長さが長すぎる。

第36回午前:第13問

両側の変形性膝関節症で軽度の膝伸展可動域制限があり、Mikulicz 線が膝関節中心の内側に偏位している。運動療法で適切でないのはどれか。  

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第55回午後:第30問

下肢の異常と金属支柱付き短下肢装具の足継手の設定との組合せで正しいのはどれか。  

1: 尖足――――――――――前方制動

2: 反張膝―――――――――遊動

3: 立脚時の膝折れ―――――前方制動

4: 下腿三頭筋の痙縮――――遊動

5: 前脛骨筋の弛緩性麻痺――遊動

第34回午前:第41問

脳卒中片麻痺による痙性歩行の患肢の特徴で誤っているのはどれか。  

1: 立脚期の短縮

2: 遊脚期の股関節内旋

3: 尖 足

4: 足部の内反

5: 反張膝

第50回午前:第89問

変形性関節症について正しいのはどれか。  

1: 若年者に好発する。

2: 滑膜炎から軟骨の変性に至る。

3: 股関節では二次性股関節症が多い。

4: 膝関節では女性に比べ男性の有病率が高い。

5: 発症要因として遺伝的素因は認められない。

第38回午前:第65問

痙性対麻痺に対するハムストリングスの持続的伸張で誤っているのはどれか。  

1: 膝関節屈曲拘縮の改善

2: 膝関節屈筋痙縮の抑制

3: 股関節内転筋の促通

4: 長座位安定性の向上

5: 股関節可動域の増大

第50回午前:第36問

Wallenberg症候群の嚥下障害への対応について誤っているのはどれか。  

1: 病巣側への頸部回旋での直接訓練

2: 頸部伸展位での直接訓練

3: Shaker(シャキア)法

4: Mendelsohn手技

5: バルーン拡張法

第35回午前:第5問

57歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。発症後3か月経過。分回し歩行で歩行時に内反尖足と反張膝とがみられる。足関節は他動的に背屈すると、かろうじて0゚まで矯正可能である。理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 患側膝軽度屈曲位での体重支持訓練

2: 前脛骨筋のバイオフィードバック療法

3: 下腿三頭筋のストレッチング

4: ハムストリングスの促通

5: 下肢の伸展・内転・外旋PNFパターンの使用

第37回午前:第76問

痙直型両麻痺児の理学療法で正しいのはどれか。  

1: 股関節伸筋の抑制

2: ハムストリングスの促通

3: 股関節外転筋の抑制

4: 下腿三頭筋の抑制

5: 足指屈筋群の促通

第34回午前:第61問

反射性交感神経性ジストロフィー患者の急性期の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 弾性包帯による浮腫の軽減

2: 自動運動による可動域の改善

3: 温熱療法による疼痛の軽減

4: 経皮的電気刺激による鎮痛

5: 重りを用いた筋力増強

第34回午前:第59問

軽度認知症を伴う保存的治療中の高齢骨折患者への対応で誤っているのはどれか。  

1: 病前生活、特に趣味などに関連した作業を行う。

2: 患者同士の交流ができる場面を設定する。

3: 日時、場所、ニュースなどの会話を心がける。

4: 固定中の関節には等張性運動を用いた作業で筋萎縮を防ぐ。

5: 局所の固定を妨げない関節には可動域訓練を行う。

第46回午後:第24問

両膝関節の屈曲可動域が0〜90°に制限されている患者に指導する床からの立ち上がり方法はどれか。  

1: 背臥位→蹲踞位(しゃがんだ姿勢)→立位

2: 背臥位→蹲踞位(しゃがんだ姿勢)→高這い位→立位

3: 四つ這い位→高這い位→立位

4: 四つ這い位→膝立ち位→片膝立ち位→立位

5: 横座り位→膝立ち位→片膝立ち位→立位

第37回午前:第61問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーで誤っているのはどれか。  

1: 動揺性歩行

2: トレンデレンブルグ歩行

3: 膝屈曲位での立位姿勢

4: 尖足位での立位姿勢

5: 膝に手をついての立ち上がり

第36回午前:第84問

大腿義足の膝継手が原因でない異常歩行はどれか。  

1: 膝折れ

2: 外転歩行

3: 内側ホイップ

4: けりあげ異常

5: 膝のインパクト

第36回午後:第53問

変形性脊椎症の病理所見で誤っているのはどれか。  

1: 椎間板の変性・突出

2: 椎体辺縁の骨棘形成

3: 椎間腔の狭小

4: 脊髄血管の奇形

5: 脊柱弯曲の増強

第42回午前:第81問

変形性股関節症患者の異常歩行と原因との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: アヒル様歩行 - 両側股関節外転拘縮

2: 腰椎前弯の増強 - 患側股関節屈曲拘縮

3: トレンデレンブルグ歩行 - 患側股関節外旋拘縮

4: 大殿筋歩行 - 患側股関節内転拘縮

5: 墜落性跛行 - 患側脚短縮

第53回午前:第32問

後方アプローチによる人工股関節置換術後の動作で正しいのはどれか。  

1: 低めのソファーに座る。

2: 健側を下にして横になる。

3: 床の物を拾うときは患側を後方に引く。

4: 階段を降りるときは健側から先に下ろす。

5: ベッドに這い上がるときは患側の膝を先につく。

  • 答え:3
  • 解説:後方アプローチによる人工股関節置換術後の動作では、脱臼を避けるために術側股関節の過度な屈曲・内転・内旋を避けるように指導することが重要です。
  • 低めのソファーに座ると、術側の股関節の屈曲角度が増大し、脱臼のリスクが高まるため、正しくありません。
  • 健側を下にして横になると、術側の股関節が内転・内旋し、脱臼のリスクが高まるため、正しくありません。
  • 床の物を拾うときは術側を後方に引くことで、前方に出すよりも股関節屈曲角度を減免でき、脱臼のリスクを低減できるため、正しいです。
  • 階段を降りるときは健側から先に下ろすと、患側の股関節が屈曲位で体重を支えるため、脱臼の危険性が高まる。正しい方法は、術側から先に降ろすことで衝撃を調整しやすくなります。
  • ベッドに這い上がるときは患側の膝を先につくと、術側の膝への負担が増大し、脱臼のリスクが高まるため、正しくありません。正しい方法は、健側の膝を先につくことで、術側の膝への負担を減免できます。
  • 科目:整形外科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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