第37回午後第32問の類似問題

第48回午後:第67問

内分泌物質の作用で正しいのはどれか。  

1: バソプレシンは尿量増加に働く。

2: 上皮小体ホルモンは血中Caを増加させる。

3: 甲状腺ホルモンは基礎代謝率を低下させる。

4: インスリンはグルコースの細胞内取り込みを阻害する。

5: 副腎皮質ホルモンは糖新生(グルコース産生)を阻害する。

第55回午前:第63問

交感神経の作用はどれか。  

1: 瞳孔を縮小させる。

2: 排尿を促進させる。

3: 気管支を拡張させる。

4: 心拍数を減少させる。

5: 胃腸の運動を促進させる。

  • 答え:3
  • 解説:交感神経は、ストレスや緊張時に働く神経で、身体を活動態勢にする作用があります。主な作用としては、瞳孔の散大、気管支の拡張、心拍数の増加、胃腸運動の抑制、排尿の抑制などがあります。
  • 瞳孔を縮小させるのは副交感神経の作用です。交感神経は瞳孔を散大させる作用があります。
  • 排尿を促進させるのは副交感神経の作用です。交感神経は排尿を抑制する作用があります。
  • 正解です。交感神経の作用により、気管支は拡張(気管支平滑筋の弛緩)することで、呼吸がしやすくなります。
  • 心拍数を減少させるのは副交感神経の作用です。交感神経は心拍数を増加させる作用があります。
  • 胃腸の運動を促進させるのは副交感神経の作用です。交感神経は胃腸運動を抑制する作用があります。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第56回午前:第66問

膵液について正しいのはどれか。  

1: 酸性を示す。

2: 脂肪分解酵素は含まれない。

3: 膵液の主成分はインスリンである。

4: 膵液分泌量は1日約300 mLである。

5: セクレチンは膵液の分泌を促進させる。

  • 答え:5
  • 解説:膵液はアルカリ性であり、タンパク質分解酵素、糖質分解酵素、脂肪分解酵素を含んでいる。膵液の分泌量は1日約1000 mLであり、セクレチンが膵液の分泌を促進する。
  • 選択肢1は間違いです。膵液はアルカリ性を示し、pH 7~8の範囲にあります。
  • 選択肢2は間違いです。膵液には脂肪分解酵素が含まれており、脂肪の消化を助けます。
  • 選択肢3は間違いです。膵液の主成分はタンパク質分解酵素、糖質分解酵素、脂肪分解酵素であり、インスリンは膵臓から分泌されるホルモンです。
  • 選択肢4は間違いです。膵液の分泌量は1日約1000 mLであり、300 mLではありません。
  • 選択肢5は正しいです。セクレチンは十二指腸粘膜から分泌され、膵液の分泌を促進します。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第38回午後:第30問

膀胱の神経支配について正しいのはどれか。  

1: 下腹神経は副交感神経である。

2: 骨盤神経は交感神経である。

3: 陰部神経は体性神経である。

4: αアドレナリン受容体は膀胱体部に多い。

5: βアドレナリン受容体は膀胱底部に多い。

第46回午後:第58問

排尿で正しいのはどれか。  

1: 膀胱は交感神経活動で収縮する。

2: 排尿の反射中枢は腰髄にある。

3: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。

4: 外尿道括約筋は随意制御できる。

5: 外尿道括約筋は陰部神経活動によって弛緩する。

第49回午後:第66問

糖質代謝について正しいのはどれか。  

1: ビタミンCが補酵素として関与する。

2: 酸化的リン酸化によって乳酸を生じる。

3: 中枢神経は脂肪酸をエネルギー源とする。

4: グルカゴンは糖新生系の生合成を促進する。

5: 甲状腺ホルモンは糖質代謝には関係しない。

第38回午後:第28問

正しいのはどれか。  

1: 唾液分泌は舌下神経によって調節される。

2: 咀嚼運動には不随意的要素がある。

3: 嚥下の口腔期に軟口蓋は引き下げられる。

4: 嚥下反射時にも呼吸は継続して行われる。

5: 食道上部の筋層は平滑筋で構成される。