第52回午前第50問の類似問題

第54回午後:第50問

患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す面接技法はどれか。  

1: 共感

2: 傾聴

3: 反映

4: 直面化

5: 開かれた質問

  • 答え:4
  • 解説:直面化は、患者の心的葛藤や矛盾点を指摘することで、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくよう促す技法である。
  • 共感は、セラピストが患者の立場に立って理解するように努めるものであり、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す技法ではない。
  • 傾聴は、患者の話を十分に聞き、患者に共感できるようにするものであり、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す技法ではない。
  • 反映は、患者から伝わってくる感情などを患者に伝える技法であり、医療者が患者の感情に親身になっていることが伝わり、ラポール形成につながるが、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す技法ではない。
  • 直面化は、話の内容や態度から患者の心的葛藤が伺えても、その葛藤が患者の言葉として表現されない場合、葛藤を伺せる態度について話題にしたり、葛藤によって生じている話の矛盾点を指摘したりする技法である。患者が自己の心理的自己矛盾や課題に気づくよう促す効果がある。
  • 開かれた質問は、yes/noで回答する形式ではなく、患者が自由に回答する質問方法である。自由に色々な返答が返ってくるため、患者の考え方や情報を聴取しやすいが、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す技法ではない。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午前:第81問

模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか。  

1: 森田療法

2: 交流分析

3: 内観療法

4: 認知行動療法

5: 支持的精神療法

第56回午前:第42問

うつ病患者に行った訓練を表に示す。あてはまる訓練法はどれか。 

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1: コラム法

2: 自己教示法

3: 行動活性化法

4: ポジティブ日誌

5: アサーショントレーニング

第52回午後:第81問

模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか。  

1: 内観療法

2: 箱庭療法

3: 森田療法

4: 認知行動療法

5: 支持的精神療法

第53回午後:第80問

訓練療法でないのはどれか。  

1: 森田療法

2: シェイピング

3: 認知行動療法

4: 系統的脱感作法

5: 来談者中心療法

  • 答え:5
  • 解説:訓練療法は、患者が自分の症状や行動を改善するために特定の技術や方法を習得することを目的とした療法です。選択肢の中で、訓練療法でないものは来談者中心療法です。
  • 森田療法は訓練療法の一種で、患者が自己の症状を受け入れることができるように訓練する方法です。不安や恐怖を抱える患者に対して、症状をあるがままに受け入れることで、症状の改善を目指します。
  • シェイピングは訓練療法の一種で、最終的に目標とする行動を獲得するために、行動を小さなステップに分けて段階的な獲得を促す方法です。これにより、患者は徐々に目標行動に近づくことができます。
  • 認知行動療法は行動療法の一種で、患者の考え方の偏りを矯正することで症状を改善しようとする方法です。認知と行動の両面からアプローチし、患者がより適切な考え方や行動を身につけることを目指します。
  • 系統的脱感作法は訓練療法の一種で、リラックスした状態で低い不安から段階的に刺激を与えていく方法です。これにより、患者は徐々に不安や恐怖を克服することができます。
  • 来談者中心療法は洞察療法の一種で、患者の話に傾聴し、患者が自分自身で洞察を得るように導いていく方法です。訓練療法とは異なり、患者が自らの内面を理解し、自己変革を促すことを目的としています。
  • 科目:臨床心理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午後:第81問

学習理論に基づく技法を用いた療法はどれか。  

1: 内観療法

2: 箱庭療法

3: 交流分析

4: 認知行動療法

5: 精神分析療法

第52回午後:第47問

選択性緘黙児に対する作業療法導入時のコミュニケーションの方法として適切でないのはどれか。  

1: 表情

2: 筆談

3: 会話

4: ジェスチャー

5: アイコンタクト

第51回午後:第42問

身体表現性障害の患者に対する作業療法で最も適切なのはどれか。  

1: 現実検討能力を高める。

2: 不安な気持ちを解釈する。

3: 集団作業療法を基本とする。

4: 対人関係能力の向上を図る。

5: 感情表現を促す活動を提供する。

第44回午前:第91問

身体表現性障害の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。  

1: 現実検討能力を高める。

2: 不安な気持ちを解釈する。

3: 集団作業療法を基本とする。

4: 対人関係能力の向上を図る。

5: 感情表現を促す活動を提供する。

第36回午前:第77問

精神科作業療法の面接時の留意点で適切でないのはどれか。  

1: 患者の座る位置に配慮する。

2: 患者が自ら話せるように工夫する。

3: 患者の表情・姿勢を観察する。

4: 患者のペースを尊重して進める。

5: 患者に面接時間の長さを決めてもらう。

第49回午後:第46問

強迫性障害患者に認知行動療法を行う際、患者の確認行為に対して治療者が「確かめたい気持ちはそのままにしておきましょう」と声をかけた。この言葉かけの技法はどれか。  

1: 強化

2: 教示

3: モデリング

4: プロンプティング(促し)

5: エクスポージャー(曝露法)

第50回午前:第45問

うつ病患者の作業療法での留意点で適切なのはどれか。  

1: 経験のある課題を選ぶ。

2: 選択する課題を増やす。

3: 自己決定場面を減らす。

4: 規則的な参加を促す。

5: 意欲を引き出す。

第43回午後:第62問

学習理論に基づいた治療法はどれか。  

1: 心理劇

2: 内観療法

3: 森田療法

4: 自律訓練

5: 生活技能訓練