熱傷のリハビリテーションで正しいのはどれか。
1: 持続伸長運動が基本である。
2: 熱傷瘢痕部の圧迫は避ける。
3: 熱傷による拘縮予防には装具は使用しない。
4: 慢性期のパラフィン浴は60℃くらいがよい。
5: 会陰部熱傷の急性期では下肢外旋肢位のポジショニングを行う。
極超短波による物理療法で正しいのはどれか。
1: 蓄熱による熱傷の可能性がある。
2: ホットパックより深達度は浅い。
3: 悪性新生物に対する治療効果がある。
4: 金属プレート挿入部への照射は可能である。
5: 閉塞性動脈硬化症の患肢への照射は効果的である。
電気刺激療法を行うときに筋収縮が強くなるのはどれか。2つ選べ。
1: 周波数が一定ならば電流強度とパルス幅の積が小さい刺激を用いる。
2: 陰性パルスではなく陽性パルスで刺激する。
3: 波形の立ち上がりが急峻な刺激を用いる。
4: 刺激部位の皮膚温を下げてから刺激する。
5: 運動点以外よりも運動点を刺激する。
治療法と対象の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: Frenkel体操―――脊髄性失調
2: Codman体操―――腰痛症
3: 漸増抵抗運動―――痙 縮
4: Williams体操―――下肢閉塞性動脈硬化症
5: ミラーセラピー――幻肢痛
多発性神経炎の理学療法で適切でないのはどれか。
1: 関節可動域訓練
2: EMGバイオフィードバック療法
3: 知覚再教育
4: スプリント装着
5: 超音波療法
38歳の女性。32歳時に四肢脱力が出現、多発性硬化症の診断を受け寛解と増悪を繰り返している。2週前に痙縮を伴った上肢の麻痺にて入院。大量ステロイドによるパルス療法を行った。この時点での痙縮の治療手段で正しいのはどれか。
1: 超音波療法
2: 赤外線療法
3: 低周波療法
4: ホットパック
5: パラフィン療法
機能的電気刺激の目的で適切でないのはどれか。
1: 萎縮筋の筋力増強
2: 正常筋の筋力増強
3: 痙縮の抑制
4: 末梢循環の改善
5: 疼痛の除去
脊髄損傷の合併症とその対策との組合せで適切でないのはどれか。
1: 拘 縮-他動運動
2: 褥 瘡-体位交換
3: 異所性骨化-電気刺激
4: 自律神経過反射-血圧測定
5: 起立性低血圧-腹帯装着