第55回午後第27問の類似問題

第35回午前:第93問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexはコミュニケーションの項目を含む。

2: Katz indexでは自立指標は社会的認知の項目を含む。

3: FIMは実際に実行しているかどうかを評価する。

4: Lawtonの手段的ADLのスケールは脳性麻痺児のADL評価法である。

5: PULSESプロフィールでは言語機能の項目はない。

第40回午前:第48問

FIMについて誤っているのはどれか。  

1: 社会的認知の項目がある。

2: 合計の最低点は18点である。

3: 完全自立レベルは7である。

4: 補装具使用で自立するときは修正自立となる。

5: 監視レベルは4である。

第38回午前:第42問

FIMで誤っているのはどれか。  

1: している状態を評価する。

2: 18項目からなる。

3: 各項目は7段階評価である。

4: 自立には修正自立と完全自立がある。

5: 認知項目には失語評価がある。

第49回午前:第47問

FIMで5点に評定されるのはどれか。2つ選べ。  

1: 整容:洗顔、洗髪に介助を要する。

2: 排尿管理:自己導尿が自立している。

3: 歩行:歩行器を用い、監視下で50 m歩行する。

4: 更衣(上半身):シャツのボタンをかけるのを介助してもらう。

5: 記憶:メモリーノートが必要だが使うように促されれば問題は生じない。

第57回午前:第86問

FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 見当識を評価する。

2: 社会的交流を評価する。

3: 見守りが必要な場合は4点と判定する。

4: 更衣は上半身と下半身を分けて評価する。

5: 杖を使用して歩行が自立すれば完全自立と判定する。

  • 答え:2 ・4
  • 解説:FIM(Functional Independence Measure)は、日常生活動作の介助量を測定することができる評価ツールで、運動および認知項目の計18項目で各項目を1~7点で評価する。
  • FIMでは見当識を評価しないため、選択肢1は誤りです。見当識はHDS-RやMMSEなどの認知症スクリーニング検査で評価されます。
  • FIMでは社会的交流を評価するため、選択肢2は正解です。社会的認知の項目で社会的交流、問題解決、記憶を評価します。
  • FIMでは見守りが必要な場合は5点(監視・準備)と判定するため、選択肢3は誤りです。4点(最小介助)は、手で触れる以上の介助は必要ない時に判定されます。
  • FIMでは更衣は上半身と下半身を分けて評価するため、選択肢4は正解です。更衣はセルフケアの項目であり、他に食事、整容、清拭、トイレ動作があります。
  • FIMでは杖を使用した歩行は、補助具を使用しているため修正自立となり、選択肢5は誤りです。完全自立は、補助具また介助がない状態であることを意味します。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午前:第47問

FIMについて正しいのはどれか。  

1: 5段階で評価を行う。

2: 機能障害の評価法である。

3: 理解は社会的認知の項目に含まれる。

4: 補装具を使用しても完全自立になる。

5: 更衣は上半身と下半身に分けられる。

第57回午前:第30問

日常生活活動の評価で自記式の評価法はどれか。  

1: PULSES

2: Barthel Index

3: 老研式活動能力指標

4: 障害老人の日常生活自立度判定基準

5: Katz Activities of Daily Living Index

  • 答え:3
  • 解説:日常生活活動の評価で自記式の評価法は、対象者が質問表に自ら記入して評価できる方法である。この問題では、老研式活動能力指標が自記式の評価法である。
  • PULSESは、患者の機能レベルを評価するための尺度であり、自記式の評価法ではない。
  • Barthel Indexは、ADLの評価表であり、検査者が採点する評価方法であるため、自記式の評価法ではない。
  • 老研式活動能力指標は、IADL、知的能動性、社会的役割の下位尺度を対象者が質問表に自ら記入して評価できる自記式の評価法である。
  • 障害老人の日常生活自立度判定基準は、介護保険制度の要介護認定で用いられる認定調査または主治医意見書で、専門家により調査されて用いられているため、自記式の評価法ではない。
  • Katz Activities of Daily Living Indexは、対象者が実行しているADLを検査者がランク付けする評価方法であり、自記式の評価法ではない。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午前:第37問

障害老人の日常生活自立度判定基準の内容とランクとの組合せで正しいのはどれか。  

1: 介助があれば外出する。 — ランクJ1

2: 座位を保つことができる。 — ランクC1

3: 交通機関を利用して外出する。 — ランクJ2

4: ベッド上の生活が主体である。 — ランクA1

5: 介助によって車椅子に移乗する。 — ランクB2

第50回午前:第45問

FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。

2: トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。

3: 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。

4: 移動4点:車椅子で50 m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。

5: 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。

第36回午前:第88問

FIMついて誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.評価尺度は7段階である。イ.評価尺度は介助量によって分類される。ウ.コミュニケーションの項目がある。エ.買い物の項目がある。オ.総得点は100点である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第56回午後:第13問

70歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADLは、FIMによる評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)はT字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIMの点数はどれか。  

1: 100

2: 112

3: 120

4: 124

5: 126

第43回午前:第55問

機能的自立度評価法(FIM)の得点が4点となるのはどれか。  

1: 監視下で車椅子から便座に移乗している。

2: 口頭指示を受けて50 m以上杖歩行をしている。

3: 患側下肢を持ち上げてもらい階段昇降をしている。

4: 車椅子走行で角を曲がる時に押してもらう。

5: 排泄の後始末で身体を軽く支えてもらう。

第42回午前:第47問

FIMの評価で自立しても「6」になるのはどれか。2つ選べ。  

1: 歩行に装具を用いる。

2: 入れ歯の着脱ができる。

3: 食事にスプーンを用いる。

4: 排尿管理にパッドを用いる。

5: 入浴はシャワーのみ利用する。

第47回午前:第29問

Barthel Indexで正しいのはどれか。  

1: 各項目の最高点は10点である。

2: 物理的生活環境が得点に影響する。

3: 会話ができないと最高得点を得られない。

4: 介助を受けると各項目の得点は5点になる。

5: 車椅子での移動が自立していれば移動の得点は最高点になる。

第44回午前:第38問

機能的自立度評価法(FIM)の得点で正しいのはどれか。  

44_0_38

第35回午前:第74問

厚生省「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」について誤っているのはどれか。  

1: ランクJは、何らかの障害を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。

2: ランクAは、屋内での生活はおおむね自立しているが、介助なしに外出はしない。

3: ランクBは、屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ。

4: ランクCは、一日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する。

5: 各ランクは知的障害の有無により2つに分かれる。

第35回午前:第92問

Barthel indexで誤っているのはどれか。  

1: 満点は100点である。

2: 各項目の評価は3段階である。

3: 能力低下の指標である。

4: 排尿・排便の項目を含む。

5: 10項目からなる。

第56回午前:第31問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: 4領域88項目で構成される。

2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。

3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。

4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。

第46回午後:第41問

FIMの得点で5点以下となるのはどれか。  

1: 食事:配膳、下膳は手伝ってもらうが、あとは一人で食事できる。

2: 清拭:首から下のみすべて一人で洗える。

3: 下半身更衣:装具の着脱は介助が必要だが、ズボン、パンツ、靴下は一人でできる。

4: トイレ移乗:ベッドサイドのポータブルトイレで自立している。

5: 歩行:50 mまでは、杖がなくても一人で歩ける。

第48回午前:第25問

評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: PGCモラールスケールはうつ尺度である。

2: MMSEの基準で24点は認知症と判断する。

3: ESCROW Profileは社会的不利の評価である。

4: パラチェック老人行動評定尺度はQOLの評価である。

5: Clinical Dementia Rating(CDR)は3段階評価である。