第55回午前第25問の類似問題

第41回午前:第15問

小脳性運動失調症患者への作業療法で適切でないのはどれか。  

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第47回午後:第80問

運動性失語があっても、目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。2つ選べ。  

1: ベントン視覚記銘検査

2: 田中・ビネー式知能検査

3: レーブン色彩マトリクス検査

4: MMSE(Mini Mental State Examination)

5: HDS-R(改訂版長谷川式簡易知能スケール)

第45回午前:第90問

優位半球損傷に特徴的な症状はどれか。  

1: 検者が示した指先への注視運動ができずに視点も定まらない。

2: 損傷した脳の反対側から呼びかけても顔面を向けられない。

3: 検者が出したジャンケンのチョキの模倣動作ができない。

4: 裏返しになった衣服を正しく着ることができない。

5: 閉眼したまま提舌を20秒以上持続できない。

第42回午前:第83問

小脳症状として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: ジスメトリー

2: 折りたたみナイフ現象

3: 深部感覚障害

4: 病的反射陽性

5: 筋緊張低下

第56回午前:第30問

第VII脳神経の検査はどれか。  

1: 眼球運動

2: 眼輪筋筋力

3: 咀嚼筋力

4: 調節反射

5: 軟口蓋反射

第51回午後:第27問

観念失行に関連する行為はどれか。  

1: 検査者のキツネの指を模倣することができない。

2: 杖を持つときに上下を逆さまにして使おうとする。

3: 麻痺が重度でもそれを意識せずに立ち上がろうとする。

4: 歩行時、右に曲がるべきところで曲がらずに通り過ぎる。

5: 「右足を先に出して」と教示してもできないが、自然な歩行は可能。

第47回午後:第31問

小脳失調患者の上肢の協調性向上を目的とした方法で正しいのはどれか。  

1: 上肢遠位部に弾性緊迫帯を巻く。

2: 上肢遠位部に重錘を負荷する。

3: 筋にタッピング刺激を与える。

4: 筋に寒冷刺激を与える。

5: 筋の他動伸張を行う。

第41回午前:第60問

脳卒中片麻痺の病的共同運動で正しいのはどれか。  

1: 肩甲骨挙上に伴う肘関節伸展

2: 肘関節屈曲に伴う手関節背屈

3: 股関節外転に伴う膝関節伸展

4: 股関節内旋に伴う膝関節屈曲

5: 膝関節屈曲に伴う足関節背屈

第52回午前:第84問

観念運動失行の検査はどれか。  

1: 「今、何時ですか」

2: 「右手の薬指はどれですか」

3: 「歯を磨くまねをしてください」

4: 「紙を折って封筒に入れてください」

5: 「このカードに描いてある絵を覚えてください」

第50回午後:第22問

Danielsらの徒手筋力テストにおける頸部屈曲の測定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 上位頸椎の運動を測定する。

2: 広頸筋による代償を抑制する。

3: 背臥位で両腕を胸の前で組ませて行う。

4: 段階2は下顎を頸部に引き付ける運動で判断する。

5: 段階5は2本の指で加えた中等度の抵抗で判断する。

第56回午後:第34問

脊髄性運動失調症でみられるのはどれか。  

1: 折りたたみナイフ現象

2: 断綴性発語

3: 羽ばたき振戦

4: 酩酊歩行

5: Romberg徴候陽性

第47回午後:第44問

脊髄小脳変性症患者で、運動範囲が小さく動作が緩慢な状態に対する運動療法として適切なのはどれか。  

1: Frenkel体操

2: 重錘負荷を用いたバランス練習

3: 外的リズム刺激による歩行練習

4: 弾性緊縛帯を装着した協調運動

5: PNFを用いた同時筋収縮の促通

第49回午前:第91問

絞扼性神経障害と症状・検査の組合せで正しいのはどれか。  

1: 斜角筋症候群 ― Wrightテスト

2: 肘部管症候群 ― Spurlingテスト

3: 前骨間神経麻痺 ― Froment徴候

4: 後骨間神経麻痺 ― Finkelsteinテスト

5: 手根管症候群 ― Phalenテスト

第39回午前:第10問

小児の姿勢反射の検査手技と反射との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 図1-モロー反射

2: 図2-非対称性緊張性頸反射

3: 図3-ランドー反射

4: 図4-緊張性迷路反射

5: 図5-ガラント反射

第35回午後:第83問

正しい組合せはどれか。  

1: 重症筋無力症-運動失調

2: パーキンソン症候群-企図振戦

3: フリードライヒ失調症-Romberg徴候陰性

4: ギラン・バレー症候群-腱反射亢進

5: 脊髄空洞症-解離性感覚障害

第50回午前:第17問

80歳の女性。多発性脳梗塞。動作の観察から、明らかな運動麻痺はみられないが軽度の感覚障害が予想される。軽度の認知症があり、口頭での詳細な手順の説明は理解しにくい。深部感覚検査として適切なのはどれか。  

1: 非検査肢の自動運動による模倣試験

2: 非検査肢の他動運動による模倣試験

3: 検査肢の自動運動による再現試験

4: 検査肢の他動運動による再現試験

5: 関節定位覚(母指探し)検査

第52回午前:第2問

Danielsらの徒手筋力テストについて正しいのはどれか。  

1: 検査は段階5から実施する。

2: 徒手抵抗は検査する関節の近位部に加える。

3: 繰り返し実施することで筋持久力を評価する。

4: 段階2は重力の影響を最小限にした肢位で実施する。

5: 抑止(ブレーク)テストでは徐々に徒手抵抗を強くする。

第53回午前:第45問

外傷性の前頭葉損傷による高次脳機能障害の患者に対する動作指導として適切なのはどれか。  

1: 床からの起き上がりは、起き上がる方向を次々と変えながら練習する。

2: 歩行では、股・膝・足関節の運動に同時に注意を払うよう指導する。

3: 車椅子操作は、手順を1つずつ確認しながら進めるよう指導する。

4: 動作の手順を間違えた場合は、自分で気付くまで指摘しない。

5: 更衣動作では、上衣と下衣を交互に練習する。

第55回午前:第36問

6分間歩行テストで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 自覚症状の変化を記録する。

2: 被験者の斜め前方に並んで歩く。

3: 6分間の総歩行距離で評価する。

4: 被験者に残りの時間を伝えることはできない。

5: 被験者が途中で立ち止まった場合にはテストを中止する。

第40回午前:第69問

脳性麻痺の病型と運動療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 緊張性アテトーゼ-左右対称的なブリッジ運動

2: 痙直型片麻痺-連合反応を促通

3: 痙直型四肢麻痺─共同運動を抑制した分離運動

4: 失調型─膝関節軽度屈曲位での立位保持運動

5: 痙直型両麻痺─両下肢の交互運動