第53回午前第32問の類似問題

第44回午前:第40問

右変形性股関節症で人工股関節置換術を受けている。この患者に対する指導で適切なのはどれか。2つ選べ。  

44_0_40

第36回午前:第92問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。  

1: 股関節屈曲は背臥位、膝関節伸展位で行う。

2: 股関節伸展は腹臥位、膝関節伸展位で行う。

3: 股関節外転は背臥位で外旋しないようにして行う。

4: 股関節外旋は背臥位、股・膝関節を90°屈曲位で行う。

5: 膝関節屈曲は背臥位、股関節屈曲位で行う。

第36回午前:第91問

人工股関節全置換術患者の日常生活で制限が大きいのはどれか。  

1: 階段昇降

2: 歩 行

3: 洗 体

4: 靴下の着脱

5: 車の運転

第37回午前:第89問

カナダ式股義足の適合判定で誤っているのはどれか。  

1: 股継手は正常股関節より45°前下方に位置する。

2: 股継手から下ろした垂線はトウブレークの後方を通る。

3: 股継手と膝継手とを結ぶ線は踵の後方を通る。

4: 膝継手は荷重線から後方に位置する。

5: 膝継手は生理的膝関節裂隙に位置する。

第47回午前:第73問

前方を注視して両足関節底屈位で足底が接地した立位姿勢をとった。両足関節底背屈中間位の立位と比べたときの姿勢に関する変化で正しいのはどれか。  

1: 胸椎後弯は増強する。

2: 骨盤は前傾位となる。

3: 股関節は伸展位となる。

4: 膝関節は屈曲位となる。

5: 足圧中心は前方へ移動する。

第53回午前:第74問

正常歩行について正しいのはどれか。  

1: 肩関節は同側の踵接地時に最大屈曲位となる。

2: 膝関節は踵接地直後に伸展する。

3: 骨盤は水平面において回旋運動をする。

4: 骨盤は前額面において水平に保たれる。

5: 骨盤は遊脚側へ側方移動する。

  • 答え:3
  • 解説:正常歩行では、肩関節、膝関節、骨盤が特定の動きを行い、体のバランスを保ちながら歩行が行われます。この問題では、それらの動きの中で正しいものを選ぶ必要があります。
  • 肩関節は同側の踵接地時に最大伸展位となるので、この選択肢は間違いです。
  • 膝関節は踵接地直後に屈曲するので、この選択肢は間違いです。
  • 正しい選択肢です。正常歩行では、骨盤は水平面において回旋運動をすることで、歩行の効率を高めています。
  • 骨盤は前額面において立脚側が内転するので、この選択肢は間違いです。
  • 骨盤は立脚側へ側方移動するので、この選択肢は間違いです。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第44回午前:第14問

70歳の女性。左変形性膝関節症に対する人工関節置換術後2週経過時、手術側下肢に深部静脈血栓症が発症した。理学療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 右膝関節の自動屈伸訓練

2: 左膝関節の他動屈伸訓練

3: 両足関節の自動底背屈訓練

4: 右大腿四頭筋の等張性収縮訓練

5: 左下肢伸展位挙上訓練(SLR訓練)

第34回午前:第16問

75歳の女性。日常の買物は独歩で外出していたが、階段で転倒し歩行不能になった。大腿骨頸部内側骨折と診断され、骨セメントを使用した人工骨頭置換術が施行された。理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 術直後の関節可動域訓練は股関節内転を避ける。

2: 術翌日から大腿四頭筋の等尺性筋力増強訓練を行う。

3: 合併症がなければ術後1週以内に立位訓練を開始する。

4: 部分荷重1/3開始と同時に階段昇降訓練を開始する。

5: 術前後を通して呼吸機能の維持・向上を図る。

第35回午後:第46問

誤っているのはどれか。 ア.側臥位で下側の上下肢を屈曲すると安定する。イ.四つ這い位では両膝・下腿に約60%の荷重が加わる。ウ.椅子座位の重心線は足底面の後方を通る。エ.膝立ち位の支持基底面は両大腿で形成される。オ.立位での矢状面の重心線は外果を通る。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第53回午後:第25問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動方向と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩屈曲 ――― 前腕回外位

2: 股内旋 ――― 膝関節伸展位

3: 股外転 ――― 股関節伸展位

4: 膝屈曲 ――― 股関節伸展位

5: 足底屈 ――― 膝関節伸展位

第34回午前:第49問

慢性関節リウマチ患者の生活指導で正しいのはどれか。  

1: 椅子からの起立は手指をシートについて行う。

2: 起き上がり動作は下肢振り上げ動作の反動を利用する。

3: 鞄を手に持つよりリュックサックの利用を勧める。

4: 柄のあるコップであれば片手使用を勧める。

5: ビンの蓋を左手で開ける。

第39回午前:第36問

車への移乗介助法で誤っているのはどれか。 

39_0_36

1: 両足で患者の膝をはさむように押さえ、首を患者の脇の下から通す。

2: 患者のズボンをつかんで上方に引き上げる。

3: 患者の足を軸にして体を回転させる。

4: 腰をゆっくりと落とし患者をシートに腰掛けさせる。

5: 患者の背部と大腿部を抱え、殿部を中心に回転させシートに座らせる。

第37回午後:第45問

椅子からの立ち上がりで誤っているのはどれか。  

1: 体幹と頸部は開始時に屈曲する。

2: 殿部が椅子から離れるとき膝は屈曲する。

3: 開始時に前方へ床反力が起こる。

4: 殿部が椅子から離れるとき上方への床反力が起こる。

5: 大腿四頭筋の活動性は歩行時より大きい。

第36回午前:第30問

70歳の男性。変形性膝関節症に対する人工関節全置換術後6週経過。全荷重歩行可能。日常生活の指導で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.和式トイレ動作イ.あぐら座位ウ.シャワー椅子座位エ.T字杖歩行訓練オ.固定自転車こぎ  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午前:第60問

患者の病室に行ったところ車椅子が横転し患者は床に仰臥位で倒れていた。適切な対応はどれか。  

1: 患者を側臥位にする。

2: 患者を車椅子に乗せる。

3: 患者をベッドに戻す。

4: 床の上で四肢を他動的に動かしてみる。

5: 病棟スタッフを呼ぶ。

第38回午前:第91問

大腿義足の異常歩行と改善法との組合せで正しいのはどれか。  

1: 体幹の側屈-患側内転筋群を強化する。

2: 外転歩行-ソケット内壁の高さを低くする。

3: 伸び上がり歩行-義足長を延長する。

4: 分回し歩行-ソケット初期内転角を小さくする。

5: 内側ホイップ-膝継手軸の外旋角度を大きくする。

第34回午前:第83問

短下肢装具について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.プラスチック装具は下垂足の矯正に有効である。イ.膝折れ防止に用いることもできる。ウ.立位での膝関節屈曲傾向を矯正するためには足継手を背屈10゜後方制動とする。エ.痙性麻痺による反張膝は前方制動の足継手で矯正する。オ.クレンザック型足継手では蹲居姿勢がとれない。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午前:第80問

転倒による右大腿骨頸部内側骨折に人工骨頭置換術を施行したとき、術後の起立訓練開始時期への影響が最も少ないのはどれか。  

1: 術前の歩行能力

2: セメントの使用

3: 手術切開創の治癒

4: 心機能の低下

5: 片麻痺の合併

第34回午前:第79問

骨盤持続牽引で正しいのはどれか。  

1: 骨盤を下後方に牽引する。

2: 股・膝関節を屈曲位とする。

3: 重りは体重の1/2から開始する。

4: 牽引時間は3時間から開始する。

5: 夜間も行う。

第45回午前:第29問

橈骨遠位端骨折の作業療法で正しいのはどれか。  

1: 固定中は肩関節の自動運動を行う。

2: 手指の自動運動は固定除去後に開始する。

3: 骨癒合後早期にスポーツを訓練課題に取り入れる。

4: 浮腫がある場合は上肢を動かさないように指導する。

5: 固定除去後の手関節の自動運動は1日に1回1時間行う。