第37回午前第69問の類似問題

第35回午前:第79問

極超短波療法の適応でないのはどれか。  

1: 変形性膝関節症

2: 肩関節周囲炎

3: 転移性脊椎腫瘍

4: アキレス腱炎

5: 頸椎捻挫

第41回午前:第44問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と移動軸との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 足関節背屈 - 第5中足骨

2: 頸部回旋 - 鼻梁と後頭結節を結ぶ線

3: 頸部屈曲 - 外耳孔と頭頂を結ぶ線

4: 前腕回外 - 手指を伸展して手背面

5: 股関節屈曲 - 大腿骨

第36回午前:第50問

頸髄損傷の早期理学療法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肺理学療法-無気肺の予防

2: 他動的関節可動域訓練-関節拘縮の予防

3: 座位訓練-横隔膜の筋力強化

4: 残存筋の自動介助訓練-筋力の維持・改善

5: 体位変換-褥瘡の予防

第39回午前:第65問

脳血管障害の症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 関節拘縮-モビライゼーション

2: 下肢共同運動-ブリッジ運動

3: 肩手症候群-ホットパック

4: 肩関節亜脱臼-肩関節周囲筋の同時収縮

5: 非対称性座位姿勢-体幹装具の作製

第40回午前:第81問

関節リウマチの理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 炎症症状の強い関節に寒冷療法を行う。

2: 朝のこわばりの強い時間帯は避ける。

3: 筋力増強運動は等尺性を原則とする。

4: 起き上がり動作は下肢と頭頸部の反動を利用する。

5: 移乗動作は座面を高く調整する。

第40回午前:第68問

小児疾患と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: ペルテス病-水中歩行訓練

2: 血友病-関節可動域訓練

3: 筋性斜頸-徒手矯正

4: 先天性内反足-装具療法

5: 二分脊椎-交互式歩行装具

第41回午前:第77問

変形性関節症と運動療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 股関節症 - ゴムを用いた外転筋訓練

2: 股関節症 - 重錘バンドを用いた下肢伸展挙上訓練

3: 股関節症 - 徒手的な腸腰筋の伸張

4: 膝関節症 - 重錘バンドを用いた大腿四頭筋訓練

5: 膝関節症 - 徒手的なハムストリングスの伸張

第42回午前:第56問

骨折と合併症との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 手舟状骨骨折 - 偽関節

2: コーレス骨折 - 尺骨突き上げ症候群

3: 上腕骨顆上骨折 - Volkmann拘縮

4: 上腕骨骨幹部骨折 - 筋皮神経麻痺

5: 肩峰骨折 - インピンジメント症候群

第35回午前:第64問

慢性関節リウマチの下肢症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 膝関節炎症再燃-アイスパック

2: 足関節荷重時動揺-テーピング

3: 膝関節荷重痛-歩行浴

4: 膝関節屈曲外反変形-CPM(持続的他動運動)装置

5: 扁平足-アーチサポート

第35回午前:第62問

変形性股関節症に対する人工関節全置換術後早期の理学療法で正しいのはどれか。  

1: 股関節を内転位に保持する。

2: 骨セメントを使用した場合は荷重開始を遅くする。

3: 術直後から車椅子移動を行う。

4: 大腿四頭筋の等尺性収縮を促す。

5: 拘縮予防のための股関節回旋の可動域訓練を行なう。

第45回午後:第48問

関節モビリゼーションで誤っているのはどれか。  

1: 関節包内運動の制限は関節の遊び(joint play)の大きさで評価する。

2: 関節包内運動が制限されている場合に適応となる。

3: 関節の遊びが大きい位置で治療を開始する。

4: 治療には緩やかな振幅運動を用いる

5: 複数の関節を同時に治療する。

第40回午前:第76問

脊髄小脳変性症の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 四肢近位部への弾性緊縛帯

2: 四肢遠位部への重錘負荷

3: 膝固定装具装着での歩行訓練

4: rhythmic stabilization

5: バルーンを用いての座位訓練

第35回午前:第99問

異常歩行と疾患との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 中殿筋歩行-先天性股関節脱臼

2: 大殿筋歩行-デュシェンヌ型筋ジストロフィー

3: 鶏 歩-前脛骨筋麻痺

4: 分回し歩行-脳卒中片麻痺

5: はさみ足歩行-失調症

第57回午前:第42問

急性期の肩手症候群への理学療法として正しいのはどれか。  

1: CI療法

2: Codman体操

3: 肩関節周囲筋の再教育

4: BFOによる良肢位の保持

5: 肩関節周囲筋の積極的な他動伸張運動

第39回午前:第75問

変形性膝関節症の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 下肢伸展挙上訓練

2: スクワット

3: 膝関節への温熱療法

4: 楔状足底板

5: 膝関節サポーター

第39回午後:第89問

正しいのはどれか。  

1: 先天性股関節脱臼は男児に多い。

2: ペルテス病では股関節に内転制限が起こる。

3: マルファン症候群では四肢の短縮が起こる。

4: 先天性多発性関節拘縮症は生後進行する。

5: 二分脊椎では水頭症を合併しやすい。

第56回午前:第41問

関節リウマチに対する運動療法で正しいのはどれか。  

1: 活動期では関節可動域運動は行わない。

2: 環軸椎亜脱臼では頸椎可動域運動を行う。

3: 関節強直では関節可動域運動を行う。

4: 等尺性運動で筋力を維持する。

5: ムチランス変形では他動運動を行う。

第54回午前:第23問

疾患と作業種目の組合せで正しいのはどれか。  

1: 関節リウマチ――――粘土細工

2: 小脳梗塞――――――切り絵

3: 脊髄小脳変性症―――卓球

4: Parkinson病 ――――上方への輪通し

5: 慢性閉塞性肺疾患――デコパージュ

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、疾患と作業種目の組み合わせが正しいかどうかを判断する必要があります。正しい組み合わせは、疾患の症状に対して作業種目が適切であり、患者にとって有益であることが求められます。
  • 関節リウマチの患者には粘土細工は望ましくありません。なぜなら、関節リウマチ患者の指関節や手関節に負担がかかるためです。粘土細工は、手指の筋力低下を示す末梢神経損傷や巧緻性が低下した程度の軽度片麻痺などで用いられます。
  • 小脳梗塞の患者には切り絵は適切ではありません。なぜなら、小脳梗塞では企図振戦を生じるため、切り絵などの刃物の使用は危険だからです。切り絵は、カッターの操作が可能なレベルの軽度片麻痺などで用いられます。
  • 脊髄小脳変性症の患者には卓球は適切ではありません。なぜなら、脊髄小脳変性症は失調症状がみられるため、卓球で必要となる俊敏な移動やラケットの操作は困難だからです。卓球は、立位保持が可能なごく軽度のParkinson病などで用いられます。
  • Parkinson病の患者には上方への輪通しが適切です。なぜなら、Parkinson病では固縮や姿勢反射障害がみられるため、上方への輪通しなどの大関節を利用した粗大運動は、棒体操などと同様に、これらの症状に対して有効だからです。
  • 慢性閉塞性肺疾患の患者にはデコパージュは適切ではありません。なぜなら、デコパージュは揮発性油を使用することもあるため、呼吸器疾患患者に対しては望ましくないからです。デコパージュは、手指の巧緻性が低下した末梢神経損傷や軽度片麻痺などで用いられます。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午前:第47問

関節可動域測定法(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会基準による)の運動方向と移動軸との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 股関節伸展-大腿骨

2: 股関節内旋-下腿中央線

3: 膝関節屈曲-腓骨

4: 足関節背屈-第5中足骨

5: 足部外がえし-第1基節骨

第41回午前:第88問

誤っている組合せはどれか。  

1: 片麻痺の痙性尖足 - 底屈制動付短下肢装具

2: ペルテス病 - 股関節外転装具

3: 特発性側弯症 - ハローベスト

4: 先天性股関節脱臼 - リーメンビューゲル装具

5: 膝前十字靱帯損傷 - デローテーション装具