ダニエルスらの徒手筋力テストを座位で行うのはどれか。2つ選べ。 ア.肩関節水平外転(三角筋後部)の段階2(Poor)イ.肩関節水平内転(大胸筋)の段階3(Fair)ウ.肘関節屈曲(上腕二頭筋)の段階1(Trace)エ.肘関節伸展(上腕三頭筋)の段階5(Normal)オ.膝関節伸展(大腿四頭筋)の段階4(Good)
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
25歳の男性。登山で滑落し頸髄完全損傷。Danielsらの徒手筋力テストで左右とも三角筋5、上腕二頭筋5、長橈側手根伸筋4、上腕三頭筋1、手指屈筋0、体幹筋0、下肢筋0である。この患者の機能残存レベルはどれか。
1: C5
2: C6
3: C7
4: C8
5: T1
ダニエルスらの徒手筋力テストで、正しい判定の組合せはどれか。
1: 除重力位で筋収縮が全く認められない-1(Trace)
2: 除重力位で全可動域の3/4以上の自動運動が可能-2(Poor)
3: 抗重力位で全可動域の1/2の運動が可能-3(Fair)
4: 抗重力位で全可動域の3/4の運動が可能-4(Good)
5: 拘縮の可動範囲内で最大抵抗に抗して運動が可能-5(Normal)
ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階2(Poor)の運動と測定肢位との組み合わせで誤っているのはどれか。
1: 頸部伸展-背臥位
2: 体幹回旋-背臥位
3: 体幹伸展-腹臥位
4: 体幹屈曲-側臥位
5: 骨盤挙上-背臥位
心筋梗塞の既往と拘束性呼吸障害とを有する患者にDanielsらの徒手筋力テストを行う際に、呼吸や血圧への影響が少ないのはどれか。ただし、検査は段階4以上とする。
1: 肩関節屈曲
2: 肘関節屈曲
3: 股関節屈曲
4: 股関節外転
5: 膝関節屈曲
ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて腹臥位で測定するのはどれか。
1: 肩関節外旋:段階3(Fair)
2: 肘関節伸展:段階2(Poor)
3: 股関節外転:段階2(Poor)
4: 膝関節屈曲:段階2(Poor)
5: 足関節底屈:段階4(Good)
ダニエルスらの徒手筋力テストの際に生じる代償動作とそれを起こす筋との組合せで誤っているのはどれか。
1: 肩関節伸展-上腕三頭筋
2: 肩関節屈曲-上腕二頭筋長頭
3: 肘関節屈曲-上腕筋
4: 肘関節伸展-円回内筋
5: 母指内転-長母指屈筋