国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。2つ選べ。
1: 更衣
2: 嚥下
3: 入浴
4: 呼吸機能
5: 関節可動域
ICFの構成要素である「環境因子」の第2レベルに分類されるのはどれか。2つ選べ。
1: 家族の態度
2: 住居の入手
3: 健康に注意すること
4: 交通機関や手段の利用
5: 保健サービス・制度・政策
国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。
1: 四肢の筋力
2: 言語表出
3: 心機能
4: 歩 行
5: 嚥 下
国際疾病分類ICD-10について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 作成したのはWHOである。
2: 障害の階層性を表している。
3: 生活モデルに基づく分類である。
4: 精神障害に特化した分類である。
5: 我が国の死因統計はこの分類に準拠している。
ICFの環境因子に含まれるのはどれか。
1: 人生の出来事
2: 困難への対処方法
3: 社会生活への適応
4: コミュニケーションの能力
5: 障害者に対する人々の態度
ICFの構成要素である「環境因子」の第2レベルに分類されるのはどれか。2つ選べ。
1: コミュニケーション
2: 資 産
3: 住居の入手
4: 人 権
5: 福祉用具
ICFのコード分類で、d「活動・参加」の第1評価点(小数点以下第1位の数値)が示す困難度はどれか。
1: 能力
2: 実行状況
3: 心身機能の影響
4: 個人因子の影響
5: 環境が与える影響
ICFの構成要素である「活動と参加」の第2レベルに分類されるのはどれか。2つ選べ。
1: 記憶機能
2: 日課の遂行
3: 社会的態度
4: 姿勢の保持
5: 活力と欲動の機能
ICFで身体構造・心身機能の第一評価点(小数点1桁)が示すのはどれか。
1: 障害の程度や大きさ
2: 阻害因子の有無
3: 障害された範囲
4: 時間的な経過
5: 実行状況
45歳の男性。統合失調症。25年間の入院の後、退院してグループホームに入居することになった。作業療法士は患者の強みとしての性格、才能、希望、環境について、日常生活、経済的事項、仕事などの項目に分けて本人と一緒に確認の上文章化し、患者の言葉を用いて退院後の目標を立てた。本アセスメントの根拠となるモデルはどれか。
1: ICFモデル
2: 作業適応モデル
3: 人間作業モデル
4: ストレングスモデル
5: CMOP〈Canadian Model of Occupational Performance〉
ICFの環境因子で正しいのはどれか。
1: ライフスタイル
2: 介護保険制度
3: 教育歴
4: 生活感
5: 趣味
45歳の男性。統合失調症。20年間の入院の後、退院してグループホームに入居することになった。作業療法士は患者の強みとしての性格、才能、希望、環境について、日常生活、経済的事項、仕事などの項目に分けて本人と一緒に確認・文章化し、患者の言葉を用いて退院後の目標を立てた。本アセスメントの根拠となるモデルはどれか。
1: ICFモデル
2: 人間作業モデル
3: ストレングスモデル
4: 脆弱性-ストレスモデル
5: CMOP〈Canadian Model of Occupational Performance〉
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉について正しいのはどれか。
1: 障害程度区分が示されている。
2: 難病は障害者の範囲に含まれている。
3: 在宅介護の対象に精神障害は含まない。
4: 実施主体は都道府県に一元化されている。
5: 電動車椅子は日常生活用具支給の対象となる。
ICFコアセットについて正しいのはどれか。
1: 一般セットと包括セットの2種類がある。
2: 一般セットは簡素な評価の際に対応する。
3: 包括セットはICFの全コードを評価する。
4: 国際疾病分類(ICD)と同様の目的で使用される。
5: 現在開発されているコアセットの1つに脳卒中用がある。
統合失調症患者。会話の内容がずれ、自分の考えに偏った一方的な発言ばかりで、相手の立場になって考えることができない。障害が疑われるのはどれか。
1: 遂行機能
2: 行動制御
3: 社会的認知
4: 注意の選択性
5: プライミング
「い」で始まる単語をなるべく多く挙げてください、という課題に対して統合失調症患者が「考えられない」、「言葉が出てこない」と訴えた。この状況から考えられる患者の障害で正しいのはどれか。
1: 運動機能障害
2: 注意機能障害
3: 言語性記憶障害
4: 言語流暢性障害
5: ワーキングメモリーの障害
統合失調症の作業場面での特徴はどれか。
1: 同じ間違いが少ない。
2: 作業能力の変動が少ない。
3: 援助によって達成量が増える。
4: 同時並行の作業が得意である。
5: 全体を見て判断することができる。