第48回午前第25問の類似問題

第47回午前:第20問

図に示す評価法はどれか。 

47_0_20

1: 運動とプロセス技能評価(AMPS)

2: 機能の全体的評定尺度(GAF)

3: 精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)

4: 精神科リハビリテーション行動評価尺度(Rehab)

5: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)

第37回午前:第58問

改訂版長谷川式簡易知能診査スケールで誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.得点と年齢との間に相関がある。イ.30点満点である。ウ.20点以下で痴呆を疑う。エ.片麻痺があっても評価できる。オ.失語があっても評価できる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第56回午前:第40問

ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているのはどれか。  

1: BACS〈The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia〉

2: LASMI〈Life Assessment Scale for the Mentally Ill〉

3: SCSQ〈Social Cognition Screening Questionnaire〉

4: SMSF〈Inventory Scale for Mood and Sense of Fatigue〉

5: WHO-DAS 2.0〈WHO disability assessment schedule 2.0〉

  • 答え:1
  • 解説:ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているのはBACS(The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia)であり、言語性記憶と学習、ワーキングメモリー、運動機能、注意と情報処理速度、言語流暢性、遂行機能の項目で構成される。
  • BACSは、言語性記憶と学習、ワーキングメモリー、運動機能、注意と情報処理速度、言語流暢性、遂行機能の項目で構成され、ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているため正しい選択肢です。
  • LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)は、統合失調症患者に対して実施され、日常生活、対人関係、労働または課題遂行能力、持続性・安定性、自己認識について評価できるが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • SCSQ(Social Cognition Screening Questionnaire)は、心の状態推論質問紙であり、場の雰囲気や他人の気持ちを読むのに必要な機能を測定する検査ですが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • SMSF(Inventory Scale for Mood and Sense of Fatigue)は、気分と疲労のチェックリストであり、統合失調症の気分と疲労感に関して、13項目からなる自記式尺度で、主観的体験を評価できるが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • WHO-DAS 2.0(WHO disability assessment schedule 2.0)は、様々な文化を超え、健康および障害を評価するために標準化された評価法ですが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午前:第33問

脳血管障害の評価として用いられる評価法について正しいのはどれか。  

1: mRSの評価項目に筋緊張がある。

2: SIASの評価項目に意識障害がある。

3: GCSの評価項目に関節可動域がある。

4: NIHSSの評価項目にバランスがある。

5: Fugl-Meyer Assessmentの評価項目に感覚機能がある。

第56回午後:第26問

8つの下位尺度で構成されているQOL評価はどれか。  

1: TMT

2: SF-36

3: Katz Index

4: ESCROW Profile

5: 老研式活動能力指標

第57回午前:第29問

評価法と障害の組合せで正しいのはどれか。  

1: BADS―――気分障害

2: MMPI―――注意障害

3: POMS―――視知覚障害

4: SPTA―――記憶障害

5: WCST―――遂行機能障害

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、評価法とそれが対応する障害の組み合わせを正しく選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、ウィスコンシンカード分類検査(WCST)と遂行機能障害です。
  • BADS(Behavioral Assessment of the Dysexecutive Syndrome)は遂行機能障害を評価するための検査であり、気分障害とは関連がありません。
  • MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)は、人格特性や精神症状を評価するための検査であり、注意障害とは直接関連がありません。
  • POMS(Profile of Mood States)は、現在の気分状態を評価するための検査であり、視知覚障害とは関連がありません。
  • SPTA(Serial Position Test of Attention)は存在しない評価法であり、記憶障害とは関連がありません。記憶障害を評価するための検査としては、WMS(Wechsler Memory Scale)があります。
  • WCST(ウィスコンシンカード分類検査)は、概念形成、セットの転換障害、反応の柔軟性を調べる遂行機能検査であり、遂行機能障害と関連があります。このため、選択肢5が正しい組み合わせです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午後:第50問

評価者と対象者との関わりの期間が1か月以上必要とされる評価法はどれか。  

1: カナダ作業遂行測定(COPM)

2: 機能の全体的評定尺度(GAF)

3: 作業に関する自己評価(OSA)

4: 精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)

5: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)

第44回午前:第43問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。

2: FIMの項目で3点なら部分介助である。

3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。

4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。

5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。

第54回午後:第42問

総合的な認知症の重症度を評価する尺度はどれか。  

1: NPI

2: CDR

3: HDS-R

4: BEHAVE-AD

5: PSMS〈Physical Self-Maintenance Scale〉

  • 答え:2
  • 解説:総合的な認知症の重症度を評価する尺度はCDR(Clinical Dementia Rating)である。CDRは認知症の進行度を評価するために使用され、6つの領域(記憶、方向感覚、判断力、問題解決能力、コミュニケーション、日常生活活動)を評価する。
  • NPI(Neuropsychiatric Inventory)は、認知症患者の神経精神症状を評価するための尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。
  • CDR(Clinical Dementia Rating)は、総合的な認知症の重症度を評価する尺度である。6つの領域(記憶、方向感覚、判断力、問題解決能力、コミュニケーション、日常生活活動)を評価し、認知症の進行度を判断する。
  • HDS-R(Hasegawa Dementia Scale-Revised)は、認知症の診断や進行度を評価するための尺度であるが、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。主に日本で使用される。
  • BEHAVE-AD(Behavioral Pathology in Alzheimer's Disease Rating Scale)は、アルツハイマー型認知症における行動・心理症状(BPSD)を評価する尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。
  • PSMS(Physical Self-Maintenance Scale)は、高齢者の日常生活における活動性評価に用いられる尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。排泄、食事、着替え、身繕い、移動能力、入浴の基本的ADL6項目について、各5段階で評価する。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午後:第49問

精神障害者の社会機能を検査する評価法で正しいのはどれか。  

1: 1. BPRS

2: 2. GATB

3: 3. LASMI

4: 4. MMPI

5: 5. WAIS-Ⅲ

第53回午前:第41問

「持続性・安定性」の下位尺度が含まれる社会機能の評価法はどれか。  

1: ESCROW Profile

2: GAF〈Global Assessment of Functioning Scale〉

3: LASMI〈Life Assessment Scale for the Mentally Ill〉

4: Rehab〈Rehabilitation Evaluation Hall and Baker〉

5: SOFAS〈Social and Occupational Functioning Assessment Scale〉

第50回午前:第41問

うつ状態の評価を含む尺度はどれか。2つ選べ。  

1: BPRS

2: POMS

3: TEG

4: WAIS-Ⅲ

5: WCST

第55回午前:第23問

作業遂行の評価の説明で正しいのはどれか。  

1: 意志質問紙は生活満足度を評価する。

2: AMPSは患者への質問紙により評価する。

3: 興味チェックリストは作業の満足度を評価する。

4: COPMは作業の運動技能と処理技能を評価する。

5: 役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価する。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、作業遂行の評価に関する説明の正しさを問うています。正しい選択肢は5で、役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価するものです。
  • 意志質問紙は、個人の意志や動機を評価するものであり、生活満足度を直接評価するものではありません。
  • AMPS(Assessment of Motor and Process Skills)は、作業遂行能力を評価するための観察ベースの評価であり、患者への質問紙によって評価するものではありません。
  • 興味チェックリストは、個人の興味や好みを評価するものであり、作業の満足度を直接評価するものではありません。
  • COPM(Canadian Occupational Performance Measure)は、対象者中心の作業療法を実践するための評価尺度で、作業の重要度、遂行度、満足度を評価するものですが、作業の運動技能と処理技能を直接評価するものではありません。
  • 役割チェックリストは、学生や勤労者、ボランティアなど10の役割について、対象者が過去に各々の役割を担っていたか、現在担っているか、将来に担いたいか、という役割知覚とその価値を評価するもので、作業遂行の評価に関する説明として正しいです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午前:第52問

右利きの左片麻痺患者の初期評価で適切でないのはどれか。  

1: 長谷川式簡易知能診査スケール

2: ミニメンタルステート検査(MMSE)

3: 線分二等分検査

4: 立方体模写

5: 標準失語症検査(SLTA)

第55回午後:第43問

Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはどれか。  

1: Behave-AD

2: DASC-21

3: MoCA-J

4: FAST

5: MMSE

  • 答え:4
  • 解説:Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはFunctional Assessment Staging(FAST)である。FASTは、Alzhheimer型認知症の重症度をステージ1(認知機能の障害なし)~7(非常に高度の認知機能低下)で評価する観察式の評価法で、認知症の進行度を客観的に評価できる。
  • Behave-ADは、Alzheimer型認知症患者の行動・心理症状を評価するための尺度であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。
  • DASC-21は、認知症患者の心理・社会的ストレスを評価するための尺度であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。
  • MoCA-Jは、軽度認知機能低下のスクリーニングツールであり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。注意機能、集中力、実行機能、記憶、言語、視空間認知、概念的思考、見当識について、約10分で評価することができる。
  • FASTは、Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するための尺度である。ステージ1(認知機能の障害なし)からステージ7(非常に高度の認知機能低下)までの7段階で評価し、観察式の評価法で認知症の進行度を客観的に評価できる。
  • MMSEは、簡便な認知機能検査であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。検査項目は、見当識、記銘、計算、書写、図形模写などの11項目から構成される。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第26問

ADL評価の説明として正しいのはどれか。  

1: FIMの項目で3点は中等度介助である。

2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。

3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。

4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。

5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。

第49回午前:第24問

小児を対象とした評価法とその説明の組合せで正しいのはどれか。  

1: GMFM ― 学習障害を評価する。

2: K-ABC ― 日常活動の自立度を測定する。

3: PEDI ― 機能的スキルを評価する。

4: WeeFIM ― 生命維持機能を評価する。

5: WISC-Ⅲ ― 粗大運動能力を測定する。

第35回午前:第93問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexはコミュニケーションの項目を含む。

2: Katz indexでは自立指標は社会的認知の項目を含む。

3: FIMは実際に実行しているかどうかを評価する。

4: Lawtonの手段的ADLのスケールは脳性麻痺児のADL評価法である。

5: PULSESプロフィールでは言語機能の項目はない。

第37回午前:第47問

FIMで正しいのはどれか。  

1: 「できるADL」を評価する。

2: 6段階評価尺度を用いる。

3: コミュニケーション項目は失語を評価する。

4: 社会的認知項目には記憶を含まない。

5: 移動の項目には歩行、車椅子および階段を含む。

第52回午後:第39問

幻覚の精神症状評価を含む尺度はどれか。2つ選べ。  

1: BPRS

2: CDR

3: FAST

4: LASMI

5: PANSS