第37回午前第21問の類似問題

第57回午前:第48問

認知症患者の運動療法を行うときの対応として適切でないのはどれか。  

1: 肯定語で指示する。

2: 患者のペースに合わせる。

3: 同じ動作を繰り返し実施する。

4: 運動を拒否しても説得して行う。

5: 日常慣れ親しんだ動作を利用する。

第51回午前:第25問

脳卒中片麻痺に対する斜面台を用いた運動療法の目的で適切でないのはどれか。  

1: 内反尖足の予防

2: 立位感覚の向上

3: 覚醒レベルの向上

4: 体幹筋筋力の維持

5: 膝関節伸展筋の痙縮抑制

第36回午前:第48問

失調症に対する理学療法の進め方で適切でないのはどれか。  

1: 重心の低い運動-高い運動

2: 広い範囲の重心移動-狭い範囲の移動

3: 単一方向の運動-多方向の運動

4: 粗大運動-巧緻運動

5: 等尺性運動で近位関節固定-等張性運動で動的運動

第40回午前:第87問

多発性硬化症の障害に対する対策で適切でないのはどれか。  

1: 痙性対麻痺─短下肢装具

2: 視力障害─環境整備

3: 協調運動障害─PNF

4: 歩行障害─メトロノーム

5: 異常感覚─TENS

第35回午前:第96問

多動性障害児の作業療法でみられないのはどれか。  

1: 手足をそわそわ動かす。

2: 椅子でもじもじする。

3: 集団行動で順番を乱す。

4: 一つの課題にこだわる。

5: 他の子どもの邪魔をする。

第53回午後:第44問

脳血管障害の患者に対する治療で適切でないのはどれか。  

1: 片麻痺に対するCI療法

2: 抑うつ状態に対する認知行動療法

3: 弛緩性麻痺に対するボツリヌス毒素療法

4: 歩行障害に対するトレッドミル歩行練習

5: 半側空間無視に対するプリズム適応療法

第48回午前:第40問

小児疾患と理学療法の組合せで適切なのはどれか。  

1: 先天性内反足 − 徒手矯正

2: 二分脊椎 − 移動動作訓練

3: 発育性(先天性)股関節脱臼 − トロント装具装着

4: Perthes病 − 患部の等張性筋力増強

5: Down症 − 床上座位移動練習(シャフリング)

第38回午前:第32問

大腿義足装着患者の動作で適切でないのはどれか。  

38_0_32

第38回午前:第98問

適切でない組合せはどれか。  

1: 脳卒中 (片麻痺)-T字杖

2: 脳性麻痺(痙直型両麻痺)-ロフストランド杖

3: 慢性関節リウマチ-プラットフォーム杖

4: パーキンソン病-松葉杖

5: 脊髄損傷-交互型歩行器

第34回午前:第34問

脳卒中片麻痺患者のADL手順で誤っているのはどれか。(右片麻痺)  

34_0_34

第41回午前:第10問

左片麻痺のBrunnstrom法ステージと作業療法との組合せで適切でないのはどれか。ただし、ステージは上肢・手指の順とする。  

41_0_10

第48回午後:第39問

脳性麻痺痙直型両麻痺児の歩行の特徴で正しいのはどれか。  

1: 重心の上下動が小さい。

2: 骨盤の回旋が大きい。

3: 股関節の内旋が大きい。

4: 歩幅が大きい。

5: 歩行率が小さい。

第44回午前:第24問

重度片麻痺患者が使用する道具で適切なのはどれか。  

44_0_24

第43回午前:第38問

6歳の痙直型両麻痺児。平行棒内での歩行を練習中。注意すれば踵を接地して歩けるが、足部外反扁平位と膝関節屈曲位とになりやすい。短下肢装具の処方で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外側ストラップを付ける。

2: アーチサポートを付ける。

3: 半長靴にする。

4: 外側フレアヒールを用いる。

5: 踵を補高する。

第55回午前:第36問

脳性麻痺の痙縮の治療として適切でないのはどれか。  

1: バクロフェン髄腔内投与療法

2: 筋緊張抑制ギプス療法

3: ステロイド薬経口投与

4: フェノールブロック

5: ボツリヌス療法

  • 答え:3
  • 解説:脳性麻痺の痙縮の治療には、筋緊張を緩和し、関節可動域を改善する方法が用いられます。適切な治療法は、バクロフェン髄腔内投与療法、筋緊張抑制ギプス療法、フェノールブロック、ボツリヌス療法などがありますが、ステロイド薬経口投与は適切ではありません。
  • バクロフェン髄腔内投与療法は、脳性麻痺の痙縮の治療に適切な方法です。バクロフェンは筋弛緩作用を持つ薬物で、髄腔内に直接投与することで効果的に筋緊張を緩和します。
  • 筋緊張抑制ギプス療法は、脳性麻痺の痙縮の治療に適切な方法です。この療法では、ギプスを用いて筋緊張を抑制し、関節可動域を改善することが目的です。
  • ステロイド薬経口投与は、脳性麻痺の痙縮の治療に適切でない方法です。ステロイド薬は抗炎症作用がありますが、痙縮の治療には効果が期待できません。
  • フェノールブロックは、脳性麻痺の痙縮の治療に適切な方法です。フェノールは神経伝達物質の放出を阻害する作用があり、筋緊張を緩和する効果があります。
  • ボツリヌス療法は、脳性麻痺の痙縮の治療に適切な方法です。ボツリヌス毒素は筋肉の収縮を抑制する作用があり、痙縮、筋緊張、関節可動域の改善に効果があります。ただし、効果は時間制限がありますが、歩行の改善も期待できるため、強く勧められます(グレードA)。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第38回午前:第17問

3歳の男児。アテトーゼ型脳性麻痺。知的障害はない。運動発達年齢は9~10か月。非対称性緊張性頸反射、頸からの立ち直り反射、足底把握反射が残存している。運動療法で適切でないのはどれか。  

38_0_17

第35回午前:第34問

慢性関節リウマチ患者の指導で正しいのはどれか。  

35_0_34

第43回午後:第86問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮

2: 筋萎縮

3: 病的反射

4: 不随意運動

5: 腱反射低下

第40回午前:第18問

関節リウマチの自助具で適切でないのはどれか。  

40_0_18

第50回午前:第7問

10歳の男児。痙直型四肢麻痺の脳性麻痺。頭部保持は可能で、手で支持すれば座位が可能。わずかな距離は寝返りで移動する。電動車椅子を練習中である。この児が机上で道具の操作を練習する際に、上肢を効果的に使用するための姿勢として最も難易度が高いのはどれか。

50_0_7