第47回午前第41問の類似問題

第42回午後:第91問

統合失調症になく躁病にあるのはどれか。  

1: 病識欠如

2: 精神運動興奮

3: 観念奔逸

4: 思考途絶

5: 誇大妄想

第48回午前:第14問

70代の女性。Alzheimer型認知症の診断を受けデイケアを利用しながら自宅で生活を続けている。独歩での移動は可能であるが、屋外では道に迷う。IADLは全介助である。感情のコントロールができなくなり、デイケア施設職員に文句を言ったり介護に抵抗することもある。この患者に特徴的にみられる症状や障害で正しいのはどれか。  

1: 幻 視

2: 人格変化

3: 意識混濁

4: 不全片麻痺

5: 視空間認知の障害

第46回午後:第78問

脳損傷後の出来事が思い出せないようになることはどれか。  

1: 作 話

2: 失 認

3: 前向健忘

4: 逆向健忘

5: 見当識障害

第44回午後:第97問

統合失調症で障害されない精神機能はどれか。  

1: 意 識

2: 知 覚

3: 感 情

4: 意 欲

5: 思 考

第52回午後:第42問

認知症のBPSD〈behavioral and psychological symptoms of dementia〉はどれか。  

1: 失語

2: 失認

3: 徘徊

4: 記憶障害

5: 判断力低下

第43回午後:第93問

Alzheimer病と比べPick病で特徴的な症状はどれか。2つ選べ。  

1: 失行

2: 人格変化

3: 滞続言語

4: 記銘力障害

5: パーキンソニズム

第40回午後:第95問

せん妄に関して誤っているのはどれか。  

1: 意識障害である。

2: 日内変動がある。

3: 健忘症状を伴う。

4: 非可逆的である。

5: 睡眠障害を伴う。

第39回午後:第75問

統合失調症(精神分裂病)の症状でないのはどれか。  

1: 感情鈍麻

2: 思考奪取

3: 妄想知覚

4: 観念奔逸

5: 考想化声

第45回午後:第97問

認知症で記銘力低下と関連して出現する妄想はどれか。  

1: 被毒妄想

2: 心気妄想

3: 罪業妄想

4: 憑きもの妄想

5: もの盗られ妄想

第55回午後:第43問

Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはどれか。  

1: Behave-AD

2: DASC-21

3: MoCA-J

4: FAST

5: MMSE

  • 答え:4
  • 解説:Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはFunctional Assessment Staging(FAST)である。FASTは、Alzhheimer型認知症の重症度をステージ1(認知機能の障害なし)~7(非常に高度の認知機能低下)で評価する観察式の評価法で、認知症の進行度を客観的に評価できる。
  • Behave-ADは、Alzheimer型認知症患者の行動・心理症状を評価するための尺度であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。
  • DASC-21は、認知症患者の心理・社会的ストレスを評価するための尺度であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。
  • MoCA-Jは、軽度認知機能低下のスクリーニングツールであり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。注意機能、集中力、実行機能、記憶、言語、視空間認知、概念的思考、見当識について、約10分で評価することができる。
  • FASTは、Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するための尺度である。ステージ1(認知機能の障害なし)からステージ7(非常に高度の認知機能低下)までの7段階で評価し、観察式の評価法で認知症の進行度を客観的に評価できる。
  • MMSEは、簡便な認知機能検査であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。検査項目は、見当識、記銘、計算、書写、図形模写などの11項目から構成される。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午後:第78問

痴呆患者の症状でないのはどれか。  

1: 強迫観念

2: 夜間せん妄

3: 見当識障害

4: 記銘力低下

5: 感情失禁

第47回午後:第13問

70歳の女性。買い物での計算や自宅への道順を間違えるようになり、心配した家族に伴われて物忘れ外来を受診した。Alzheimer型認知症と診断され外来作業療法を開始した。患者は「どうして私がここへ来ないといけないの」、「だまされた。帰りたい」と訴えて興奮することが多い。この時期の患者に対する作業療法の目的として適切なのはどれか。  

1: 食事動作の維持

2: 精神的混乱の軽減

3: 廃用症候群の予防

4: 非言語的交流の活用

5: 福祉用具の適用評価

第40回午後:第96問

アルコールによる精神障害に関連がないのはどれか。  

1: 幻覚

2: 妄想

3: せん妄

4: 健忘

5: 解離

第53回午前:第40問

認知症の周辺症状であるBPSD〈behavioral and psychological symptoms of dementia〉はどれか。  

1: 失行

2: 失認

3: 妄想

4: 見当識障害

5: 遂行機能障害

第41回午後:第96問

統合失調症で障害されない精神機能はどれか。  

1: 知覚

2: 思考

3: 意識

4: 感情

5: 意欲

第36回午前:第83問

アルコール精神病患者の面接で見られやすいのはどれか。  

1: 思考途絶

2: 観念奔逸

3: 思考制止

4: 微小妄想

5: 健 忘

第39回午前:第53問

左大脳半球の病変で生じにくい高次脳機能障害はどれか。  

1: 失 語

2: 失 算

3: 純粋失読

4: 観念運動失行

5: 運動維持困難

第37回午前:第26問

74歳の女性。Alzheimer型老年認知症。約6年前から、朝食の内容を昼には忘れてしまう。最近、貯金通帳の置き場所を忘れ、長女夫婦が盗んだと非難することが多くなり、「他人が勝手に玄関から入ってくる」と訴え入院となった。入院後は落ち着き、作業療法を実施することになった。この患者の 6 年前にみられた障害はどれか。  

1: 即時記憶障害

2: 近時記憶障害

3: 遠隔記憶障害

4: 記憶錯語

5: 健忘失語

第48回午後:第41問

Lewy小体型認知症患者に特徴的にみられるのはどれか。  

1: 失認

2: 易怒性

3: 記憶障害

4: 小刻み歩行

5: 見当識障害

第49回午前:第14問

78歳の女性。Alzheimer型認知症。物忘れが激しくなるに従い、何をするにも介護者である夫に頼り、そばを離れない状態となった。そのため、主治医にデイケアを勧められ、通所を開始した。デイケア導入時に行う知的機能検査で適切なのはどれか。  

1: WPPSI

2: WAIS-Ⅲ

3: Blessed dementia rating scale(DRS)

4: Mini mental state examination(MMSE)

5: Behavioral pathology in Alzheimer’s disease rating scale(BEHAVE-AD)