第36回午後第81問の類似問題

第57回午後:第40問

関節と生じやすい脱臼の組合せで正しいのはどれか。  

1: 胸鎖関節——後方脱臼

2: 肩関節———後方脱臼

3: 肘関節———後方脱臼

4: 股関節———前方脱臼

5: 足関節———前方脱臼

第42回午後:第78問

骨折、脱臼に合併しやすい障害の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩関節前方脱臼-腋窩神経麻痺

2: 腓骨頭骨折-深腓骨神経麻痺

3: 上腕骨顆上骨折-正中神経麻痺

4: 股関節後方脱臼-坐骨神経麻痺

5: 大腿骨骨幹部骨折-大腿神経麻痺

第40回午後:第73問

中心性頸髄損傷の特徴で正しいのはどれか。  

1: 小児に多い。

2: 頸部過屈曲によって生じる。

3: 頸椎の脱臼骨折を伴う。

4: 運動障害は上肢よりも下肢の方が著しい。

5: 会陰部の感覚は残存する。

第44回午前:第83問

誤っている組合せはどれか。  

1: 先天性股関節脱臼 − リーメンビューゲル装具

2: 特発性側弯症 − ボストン装具

3: 正中神経麻痺 − Thomasスプリント

4: 関節リウマチ − フィラデルフィアカラー

5: Perthes病 − 股関節外転装具

第34回午前:第81問

誤っている組合せはどれか。2つ選べ。 ア.リーメンビューゲル装具-先天性股関節脱臼イ.坐骨支持長下肢装具 -大腿骨骨折ウ.バネ付長下肢装具 -デュシェンヌ型筋ジストロフィーエ.ツイスター-先天性内反足オ.デニスブラウン装具-X脚  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午後:第49問

関節の慢性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 骨塩量の減少

2: 軟骨の変性

3: 組織内の好中球集積

4: 結合織の増殖

5: 血管の増生

第51回午前:第93問

頸椎後縦靱帯骨化症の症候で正しいのはどれか。  

1: 鉛管様固縮

2: 間欠性跛行

3: 膀胱直腸障害

4: 下肢腱反射消失

5: Wrightテスト陽性

第41回午前:第46問

転子果長の左右差の原因はどれか。  

1: 側弯で骨盤が傾斜している。

2: 大転子が高位となっている。

3: 股関節に屈曲拘縮がある。

4: 膝関節に屈曲拘縮がある。

5: 足関節に尖足拘縮がある。

第45回午前:第72問

膝関節で正しいのはどれか。  

1: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

2: 最終伸展時に脛骨の外旋が起こる。

3: 外側半月は外側側副靱帯と結合する。

4: 大腿骨軸と脛骨軸とは軽度内反している。

5: 後十字靱帯は大腿骨の顆間窩後方に付着する。

第35回午前:第99問

異常歩行と疾患との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 中殿筋歩行-先天性股関節脱臼

2: 大殿筋歩行-デュシェンヌ型筋ジストロフィー

3: 鶏 歩-前脛骨筋麻痺

4: 分回し歩行-脳卒中片麻痺

5: はさみ足歩行-失調症

第49回午後:第70問

上肢の関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕橈関節は球関節である。

2: 上橈尺関節は車軸関節である。

3: 肘の生理的内反の角度を運搬角という。

4: 肘頭は肘屈曲位でHüter三角を構成する。

5: 腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある。

第43回午後:第81問

変形性膝関節症で誤っているのはどれか。  

1: 中高年の女性に多い。

2: 日本人では内反型が多い。

3: 動き始めの疼痛が特徴である。

4: 明らかな原因のない一次性が多い。

5: 進行すると脛骨が大腿に対して内旋変形する。

第34回午前:第41問

脳卒中片麻痺による痙性歩行の患肢の特徴で誤っているのはどれか。  

1: 立脚期の短縮

2: 遊脚期の股関節内旋

3: 尖 足

4: 足部の内反

5: 反張膝

第36回午前:第73問

末梢神経損傷による運動障害で誤っている組合せはどれか。  

1: 副神経-肩甲骨の挙上

2: 腋窩神経-肩関節の外転

3: 橈骨神経-母指の対立

4: 閉鎖神経-股関節の内転

5: 総腓骨神経-足関節の背屈

第35回午前:第83問

下腿義足歩行で立脚後期に膝の急激な屈曲を生じる原因はどれか。  

1: ソケットの内転角が不足している。

2: 靴のヒールが低すぎる。

3: 足部が過度に底屈位にある。

4: ソケットが足部に対して過度に前方に位置している。

5: 足部のトウブレークまでの長さが長すぎる。

第43回午前:第66問

筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 褥瘡が生じやすい。

2: 嚥下障害が起こる。

3: 筋萎縮は近位に強い。

4: 四肢遠位の感覚障害が強い。

5: 眼球運動は末期まで維持される。

第50回午前:第33問

上腕骨骨折について正しいのはどれか。  

1: 顆上骨折は高齢者に多い。

2: 近位部骨折は小児に多い。

3: 近位部骨折では外転位固定を行う。

4: 骨幹部骨折では骨壊死が起こりやすい。

5: 骨幹部骨折では橈骨神経麻痺が起こりやすい。

第53回午後:第86問

変形性膝関節症の進行に伴う関節構成体の変化で正しいのはどれか。  

1: 滑膜の肥厚

2: 骨嚢胞の消失

3: 軟骨下骨の肥厚

4: 関節裂隙の拡大

5: 関節靭帯の緊張

  • 答え:1
  • 解説:変形性膝関節症は、関節軟骨の変性を基盤とした非炎症性の疾患であり、進行に伴って関節構成体に変化が生じる。正しい選択肢は滑膜の肥厚である。
  • 変形性膝関節症の進行に伴い、滑膜は肥厚する。これは正しい選択肢である。
  • 変形性膝関節症の進行に伴い、骨嚢胞が形成されるので、骨嚢胞の消失ではなく、形成が正しい表現である。
  • 変形性膝関節症の進行に伴い、軟骨下骨は硬化するので、肥厚ではなく、硬化が正しい表現である。
  • 変形性膝関節症では比較的初期から、関節軟骨の摩耗の程度を示す関節裂隙の狭小化がみられるので、関節裂隙の拡大ではなく、狭小化が正しい表現である。
  • 変形性膝関節症の進行に伴い、滑膜は炎症を起こし、関節靭帯が緩むので、関節靭帯の緊張ではなく、緩むが正しい表現である。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第48回午後:第84問

下肢切断について正しいのはどれか。  

1: 大腿標準切断では股内転拘縮を生じやすい。

2: 下腿標準切断では外反膝を生じやすい。

3: Syme切断では断端末に創を生じやすい。

4: Chopart関節離断では足内反拘縮を生じやすい。

5: Lisfranc切断では足外反変形を生じやすい。

第44回午後:第77問

骨折について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 回旋変形は自然矯正されやすい。

2: 小児ではColles骨折の頻度が高い。

3: 上腕骨近位端骨折は高齢者に多い。

4: 癌の骨転移では疲労骨折が生じやすい。

5: 脂肪塞栓は大腿骨骨折後に起こりやすい。