手の運動と筋との組合せで誤っているのはどれか。
1: 手関節掌屈-尺側手根屈筋
2: 手関節橈屈-短橈側手根伸筋
3: MP関節屈曲-橈側手根屈筋
4: PIP関節伸展-小指伸筋
5: DIP関節屈曲-深指屈筋
関節を他動的に動かしたときの正常な最終域感と関節運動の組合せで正しいのはどれか。
1: 骨 性―――――――手指中手指節〈MP〉関節伸展
2: 靱帯の伸張―――――下肢伸展挙上〈SLR〉
3: 軟部組織の接近―――膝関節屈曲
4: 筋の伸張感―――――肘関節伸展
5: 関節包の伸張――――前腕回外
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と参考可動域角度の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 肩屈曲 ― 0~180°
2: 肩外旋 ― 0~ 30°
3: 手尺屈 ― 0~ 15°
4: 股外転 ― 0~ 45°
5: 膝伸展 ― 0~ 10°
膝関節について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: らせん関節である。
2: 屈曲の最終期にはころがり運動となる。
3: 伸展位では側副靭帯は弛緩する。
4: 半腱様筋は下腿の外旋運動を行う。
5: 完全伸展時には下腿の内旋運動はできない。
端座位で膝関節を完全伸展位から屈曲した際に生じるのはどれか。
1: 前十字靱帯は弛緩する。
2: 内側側副靱帯は緊張する。
3: 屈曲初期に脛骨は外旋する。
4: 内側半月板よりも外側半月板の方が大きく移動する。
5: 屈曲初期にすべり運動が生じ、続いて転がり運動が加わる。
関節リウマチで起こりにくいのはどれか。
1: 環軸関節亜脱臼
2: 肘関節の屈曲拘縮
3: 尺骨遠位の背側脱臼
4: 股関節の中心性脱臼
5: 膝関節の内反変形
関節リウマチで障害されにくいのはどれか。
1: 環軸関節
2: 肘関節
3: 遠位指節間関節
4: 膝関節
5: 手関節
肩関節の関節可動域が屈曲100°、伸展10°、外転60°、外旋5°、内旋45°の肩関節周囲炎患者で障害されやすい動作はどれか。
1: 洗顔動作
2: 結髪動作
3: 靴下の着脱
4: 爪切り動作
5: 歯磨き動作
手で正しいのはどれか。
1: MP関節は1度の運動自由度をもつ。
2: MP関節屈曲の主動筋は浅指屈筋である。
3: PIP関節屈曲の主動筋は深指屈筋である。
4: 母指のCM関節は2度の運動自由度をもつ。
5: 手関節を背屈すると手指の伸展がしやすくなる。
頸椎に不安定性のある急性期頸髄損傷の関節可動域訓練で角度を制限する関節はどれか。
1: 肩関節
2: 手関節
3: 股関節
4: 膝関節
5: 足関節
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と基本軸の組合せで正しいのはどれか。
1: 肩甲帯挙上 ― 肩峰を通る床への垂直線
2: 肩側方挙上 ― 両側の肩峰を結ぶ線
3: 肩水平伸展 ― 肘を通る前額面への垂直線
4: 肘屈曲 ― 肘を通る床への垂直線
5: 手掌屈 ― 橈 骨
手関節屈曲(掌屈)の作用があるのはどれか。2つ選べ。
1: 長母指外転筋
2: 短母指伸筋
3: 方形回内筋
4: 母指内転筋
5: 深指屈筋
関節運動とそれを制限する靱帯との組合せで正しいのはどれか。
1: 肩鎖関節回旋 − 烏口肩峰靱帯
2: 脊椎の伸展 − 後縦靱帯
3: 股関節伸展 − 大腿骨頭靱帯
4: 膝関節伸展 − 膝前十字靱帯
5: 足関節内がえし − 三角靱帯
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会、足の外科学会基準による)の運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。
1: 股屈曲 ── 下腿中央線
2: 股内旋 ── 大腿骨
3: 股外転 ── 大腿中央線
4: 膝屈曲 ── 脛 骨
5: 足底屈 ── 第1中足骨
図は関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)を示している。誤っているのはどれか。
1: 母指の対立を評価する。
2: 母指先端と小指基部との距離で表示する。
3: 母指MP関節とIP関節の総和の可動域を表す。
4: 把持機能の情報を提供する。
5: 患者個人の経過が把握できる。
図は関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)を示している。誤っているのはどれか。
1: 母指の対立を評価する。
2: 母指先端と小指基部との距離で表示する。
3: 母指MP関節とIP関節の総和の可動域を表す。
4: 把持機能の情報を提供する。
5: 患者個人の経過が把握できる。
肘関節について誤っているのはどれか。
1: 腕尺関節は屈曲・伸展運動を行う。
2: 腕橈関節はらせん関節である。
3: 橈尺関節は前腕の回内・回外運動を行う。
4: 肘角は運搬角とも呼ばれる。
5: 肘角は男性より女性で大きい。
関節可動域を改善させる理学療法で適切でないのはどれか。
1: 持続的伸張
2: CPMの使用
3: 自動介助運動
4: ホールド・リラックス手技
5: レーザー照射
両側の変形性膝関節症で軽度の膝伸展可動域制限があり、Mikulicz 線が膝関節中心の内側に偏位している。運動療法で適切でないのはどれか。
図は筋ジストロフィー症のかぶりシャツ着衣動作である。この動作を可能にしている運動で適切でないのはどれか。
1: 頸部伸展
2: 体幹側屈
3: 肩関節屈曲
4: 肘関節屈曲
5: 手指屈曲