第39回午前第97問の類似問題

第35回午前:第74問

失調症患者の症候とその原因との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.企図振戦-固有感覚性イ.Romberg徴候-固有感覚性ウ.ジスメトリー-小脳性エ.羅針盤歩行-小脳性オ.変換運動障害-後索性  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第36回午前:第43問

前大脳動脈閉塞で生じやすいのはどれか。2つ選べ。 ア.手の把握反射イ.上肢より下肢に強い運動障害ウ.ウェルニッケ失語エ.同名半盲オ.半側空間無視  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第46回午後:第45問

注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 女児に多い。

2: 気が散りやすい。

3: 会話時に視線を合わせない。

4: 順番を待つことができない。

5: 症状は小学校に入学してから現れることが多い。

第46回午前:第24問

高次脳機能障害と評価のための課題との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 知 能 — 模写課題

2: 注 意 — 数唱課題

3: 失 行 — 抹消課題

4: 遂行機能 — 迷路課題

5: 短期記憶 — 鏡映描写課題

第37回午後:第74問

うつ病に特徴的なのはどれか。2つ選べ。 ア.注察妄想イ.被害妄想ウ.関係妄想エ.貧困妄想オ.罪業妄想  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第37回午前:第87問

中等度のアルツハイマー型老年認知症患者の特徴で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.新たに覚える能力は保たれる。イ.初対面の挨拶が自然にできる。ウ.過去に習熟した動作は保たれる。エ.視野の障害を認めやすい。オ.地誌的見当識は保たれる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午前:第13問

失調の症状に対応する作業療法で正しいのはどれか。2つ選べ。   

35_0_13

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第44回午後:第96問

統合失調症に特徴的な訴えはどれか。2つ選べ。  

1: 「考えが伝わっている」

2: 「考えが抜き取られる」

3: 「考えがまとまらない」

4: 「考えが先に進まない」

5: 「考えがよどみなく浮かぶ」

第39回午前:第90問

解離性障害患者の作業場面で観察されないのはどれか。  

1: 健忘

2: 歩行障害

3: 視野狭窄

4: 昏睡

5: もうろう状態

第35回午後:第77問

躁病でみられないのはどれか。  

1: 多 弁

2: 多 動

3: 注意転導

4: 睡眠障害

5: 思考伝播

第37回午前:第35問

図に示す脳卒中左片麻痺患者の動作で適切なのはどれか。2つ選べ。 

37_0_35

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午前:第10問

痙直型両麻痺が疑われるのはどれか。2つ選べ。   

35_0_10

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午前:第61問

失語症患者に創作作業を指導するときの対応で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.大きな声で話す。イ.反応を見ながら話す。ウ.身振りを加えて説明する。エ.言葉で詳しく説明する。オ.専門用語を用いて話す。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第37回午前:第90問

思考障害の強い精神分裂病(統合失調症)患者に対する作業適用で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.手順が明確な作業イ.非構成的な作業ウ.自己判断で進める作業エ.問題解決的な作業オ.反復的な作業  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第38回午前:第95問

認知症患者への作業適用で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.繰り返しのある作業イ.複数の段階付けのある作業ウ.1時間程度でできる作業エ.巧緻性を必要とする作業オ.手続記憶を利用した作業  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第53回午後:第45問

うつ病による仮性認知症患者の作業療法場面での特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 多幸的である。

2: 社交的に振る舞う。

3: 物忘れがみられる。

4: 精神運動抑制がみられる。

5: 能力低下に無関心である。

  • 答え:3 ・4
  • 解説:仮性認知症は、うつ状態にある高齢者が認知症の検査に答えるのに時間がかかるなど、あたかも認知症のように見える状態です。うつ病による仮性認知症患者の作業療法場面での特徴として、物忘れがみられる(選択3)と精神運動抑制がみられる(選択4)が正しい選択肢です。
  • 選択1は間違いです。うつ病による仮性認知症患者ではうつ症状があるため、多幸的な様子はみられません。心理検査では投げやりな様子がみられることがあります。
  • 選択2は間違いです。うつ症状のある高齢者は、不安・焦燥感が強いうえ、心気的になりやすく、身体的愁訴が多いため、社交的に振る舞うことはありません。貧困・罪業・心気妄想や被害妄想などの精神病症状を伴うこともあります。
  • 選択3は正しいです。うつ病による仮性認知症では、記憶障害や遂行機能障害をみとめることがあります。これは、うつ病による仮性認知症患者の作業療法場面での特徴の一つです。
  • 選択4は正しいです。うつ症状による情報処理の速度低下により、一時的に応答時間が遅くなることがあります。これは精神運動抑制の症状の一つであり、うつ病による仮性認知症患者の作業療法場面での特徴の一つです。
  • 選択5は間違いです。仮性認知症は、認知症とは異なり、自らの能力に対する認識が著しく低下していることはありません。むしろ、うつ状態により、能力低下を憂いていることがある。認知検査の時は「わかりません」「ああ、こんなこともわからなくなった」といった発言のように、能力低下を自覚できます。
  • 科目:気分障害
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第43回午前:第6問

図に示す学習曲線について正しいのはどれか。2つ選べ。ア.課題が難しいと①の期間が短くなる。イ.①の時期は外的動機付けが重要である。ウ.②の時期は内的動機付けが高い。エ.③の時期は環境によって成功率が大きく変化する。オ.③の期間の長さはその後の成果の保持に影響を与えない。  

43_0_6

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第52回午前:第84問

観念運動失行の検査はどれか。  

1: 「今、何時ですか」

2: 「右手の薬指はどれですか」

3: 「歯を磨くまねをしてください」

4: 「紙を折って封筒に入れてください」

5: 「このカードに描いてある絵を覚えてください」

第40回午前:第86問

全般性不安障害患者の作業場面で観察されないのはどれか。  

1: 集中困難

2: 観念奔逸

3: めまい

4: 振戦

5: 口渇

第35回午前:第56問

多発性硬化症患者の作業療法上の留意点で誤っているのはどれか。 ア.課題内容を決める前に視力検査を行う。イ.障害が増悪しても訓練量の維持を図る。ウ.痙縮軽減のための熱めの湯で入浴後に訓練を行う。エ.感覚障害例では作業中の外傷に注意する。オ.副腎皮質ステロイド薬投与例では易感染症に注意する。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ