精神科作業療法の評価で適切でないのはどれか。
1: 関与しながらの観察を行う。
2: 非言語的表現も重視する。
3: 標準化された検査から始める。
4: 他部門の情報を考慮する。
5: 処方目的を考慮する。
主治医への作業療法経過報告書に記載する内容で適切でないのはどれか。
1: 作業への取り組み方
2: 開始時から報告時までの状態変化
3: 他の患者との関係
4: 口止めされた患者との約束
5: 作業能力の評価結果
作業療法評価に理論とモデルを用いる目的で誤っているのはどれか。
1: 疾病を診断する。
2: 治療方針を示す。
3: 治療の妥当性を示す。
4: 守備範囲を明確にする。
5: 治療効果の正当性を示す。
精神科作業療法での初回面接で適切でないのはどれか。
1: 作業療法士の自己紹介をする。
2: 作業療法参加の意志を確認する。
3: 現在の状態を聞く。
4: 入院前の生活状況を聞く。
5: 発病時の様子を聞く。
職業関連活動の評価で適切でない組合せはどれか。
1: ジョブコーチ-職務実習試行法
2: 作業観察-場面設定法
3: タワー法-ワークサンプル法
4: 標準時間設定法-作業研究法
5: 一般職業適性検査-職務分析法
作業分析の観察による評価について最も適切なのはどれか。
1: 観察者の主観により行う。
2: 観察者の経験に左右される。
3: 事前に認知機能評価を行う。
4: 職業関連活動は模擬動作で評価する。
5: 患者の病気に対する認識が評価できる。
てんかん患者の作業療法で適切でないのはどれか。
1: その日の体調を確認する。
2: 発作の作業への影響をみる。
3: 発作時の対応を明確にしておく。
4: 長時間を要する作業を設定する。
5: 集団作業療法を取り入れる。
躁病相の初期評価時に得るべき情報として適切でないのはどれか。
1: 問題行動に対する本人の捉え方
2: 本人が社会で担ってきた役割
3: 処方されている薬物
4: 睡眠の状態
5: 併存疾患
精神科作業療法の初回評価で適切なのはどれか。
1: 複数の種目を同時に行う。
2: 複雑な種目で行う。
3: 種目は一定の設定場面で行う。
4: 患者が希望した種目で行う。
5: 退院後の希望にそった種目を行う。
作業療法における効果判定について正しいのはどれか。
1: 再評価は異なる尺度で行う。
2: 自然回復の影響は考慮しない。
3: 可能な限り質的なデータで示す。
4: 結果の前後比較のみで判断する。
5: プログラム再検討の判断材料とする。
初回の作業療法面接において適切でないのはどれか。
1: 開いた質問〈オープン・クエスチョン〉から始める。
2: 非言語的表現に注意を向ける。
3: 患者の課題を指摘する。
4: 相づちを活用する。
5: 患者名を確認する。
うつ病患者の回復期初期の作業適用で適切でないのはどれか。
1: 短時間でできる種目
2: 生活に役立つ種目
3: 手順の明確な種目
4: 繰り返しの必要な種目
5: 自己判断が必要な種目
気分障害(うつ病)の作業療法で適切でないのはどれか。
1: 工程がはっきりとした作業
2: 短時間で完成できる作業
3: 非競争的な作業
4: 病前に得意だった作業
5: 受身的な作業
作業分析の目標として適切でないのはどれか。
1: 治療手段としての作業を体系的に理解する。
2: 治療過程を段階づける。
3: 作業の材料、道具を分類する。
4: 作業遂行に必要な患者の能力を明確にする。
5: 作業実施の環境因子を明確にする。
うつ病患者の作業療法でみられやすいのはどれか。2つ選べ。
1: 1. 責任感の低下
2: 2. 評価への無関心
3: 3. 几帳面な取り組み
4: 4. 手順と段取りの混乱
5: 5. 仕上がりへのこだわり
経管栄養患者の摂食訓練開始時の初期評価で適切でないのはどれか。
1: 座位姿勢
2: 口腔衛生
3: 舌運動
4: 唾液嚥下
5: うがい
統合失調症の回復期前期における作業療法導入時の評価項目で適切でないのはどれか。
1: 基本的生活リズム
2: 身体感覚の状態
3: 疲れやすさの程度
4: 活動範囲の広がり
5: 金銭管理能力
作業療法士の業務として適切でないのはどれか。
1: 入浴介助方法の指導
2: 公共交通機関の利用練習
3: 階段への手すりの設置
4: 調理の手順や方法の指導
5: 趣味活動の指導
職業関連活動で適切でないのはどれか。
1: 疾患の管理指導
2: 公共交通機関の利用指導
3: 特定の職業能力訓練
4: 職場環境の評価
5: 段階的な復帰プログラムの提案