慢性関節リウマチの作業療法で誤っているのはどれか。
1: 手指に強い負荷がかからないようにする。
2: 股関節の屈曲拘縮を予防するために腹臥位をとらせる。
3: 午前中の早い時間にプログラムを実施する。
4: 自己装着可能な夜間スプリントを工夫する。
5: 等尺性運動によって筋力維持を行う。
関節リウマチの関節保護で正しいのはどれか。
1: 大きな関節への負担を避けるため小さな関節を使う。
2: ソフトネックカラーを使用する。
3: 寝る時は高めの枕を使用する。
4: 両側への負担を軽減するためできるだけ片手を使用する。
5: 膝下に枕を入れ膝の痛みを和らげる。
慢性関節リウマチ患者の生活指導で正しいのはどれか。
1: 椅子からの起立は手指をシートについて行う。
2: 起き上がり動作は下肢振り上げ動作の反動を利用する。
3: 鞄を手に持つよりリュックサックの利用を勧める。
4: 柄のあるコップであれば片手使用を勧める。
5: ビンの蓋を左手で開ける。
関節リウマチ患者に対する生活指導で正しいのはどれか。
1: 枕は高くする。
2: 歩幅は大きくする。
3: 手関節は掌屈位を保つ。
4: 本は眼の高さに置いて読む。
5: 茶碗は指間を拡げて支える。
関節リウマチ患者に対する生活指導で正しいのはどれか。
1: 枕は高くする。
2: 手関節は掌屈位を保つ。
3: 階段は1足1段で上る。
4: 本は眼の高さに置いて読む。
5: 茶碗は指間を広げて支える。
関節リウマチの作業療法で誤っているのはどれか。
1: 日常生活指導は対象者と家族に対して実施する。
2: 痛みのある時にはスプリントの使用を避ける。
3: 日内変動に配慮してプログラムを遂行する。
4: 疲労によって痛みが増悪するため休憩をとる。
5: 筋力強化には等尺性収縮を利用した運動を用いる。
関節リウマチの作業療法で適切でないのはどれか。
1: 低負荷の運動を行う。
2: 筋力強化には等張性収縮を利用する。
3: プログラムは日内変動に応じて遂行する。
4: 日常生活指導は対象者と家族に実施する。
5: 痛みのある時にはスプリントで安静を保つ。
関節リウマチの理学療法で誤っているのはどれか。
1: 炎症症状の強い関節に寒冷療法を行う。
2: 朝のこわばりの強い時間帯は避ける。
3: 筋力増強運動は等尺性を原則とする。
4: 起き上がり動作は下肢と頭頸部の反動を利用する。
5: 移乗動作は座面を高く調整する。
慢性腰痛症に対する理学療法で適切でないのはどれか。
1: 運動療法前にホットパックを行う。
2: 間欠的骨盤牽引は局所のマッサージ効果がある。
3: 腰痛体操はストレッチングと腹筋運動とからなる。
4: 背臥位では膝および股関節を屈曲させ骨盤を前傾させる。
5: 物を持ち上げるときは膝関節を十分屈曲して行うように指導する。
慢性関節リウマチの下肢症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。
1: 膝関節炎症再燃-アイスパック
2: 足関節荷重時動揺-テーピング
3: 膝関節荷重痛-歩行浴
4: 膝関節屈曲外反変形-CPM(持続的他動運動)装置
5: 扁平足-アーチサポート
関節リウマチについて正しいのはどれか。
1: 渦流浴は禁忌である。
2: 家事の実施は午前中が良い。
3: 疼痛の特徴として圧痛がある。
4: 疼痛に対して装具は使用しない。
5: 非ステロイド性抗炎症薬で疼痛は軽減しない。
慢性関節リウマチの治療法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。
1: 温熱療法-変形の予防
2: 運動療法-筋力の保持
3: 装具療法-関節の保護
4: 薬物療法-消 炎
5: 滑膜切除術-早期の消炎
関節リウマチについて正しいのはどれか。
1: 内反尖足が合併しやすい。
2: DIP関節に病変を生じやすい。
3: 肘関節にはムチランス変形が生じやすい。
4: 環軸椎亜脱臼を認めるときには頸部を屈曲させる。
5: 炎症が強い時期の運動療法は自動運動を中心に行う。
関節リウマチに対する運動療法で正しいのはどれか。
1: 活動期では関節可動域運動は行わない。
2: 環軸椎亜脱臼では頸椎可動域運動を行う。
3: 関節強直では関節可動域運動を行う。
4: 等尺性運動で筋力を維持する。
5: ムチランス変形では他動運動を行う。
活動期の慢性関節リウマチの評価について適切でないのはどれか。
1: 疼痛の部位を尋ねる。
2: 反復動作で耐久性を評価する。
3: ADLの自立度を確認する。
4: 観察からリーチ範囲を確認する。
5: 他動的に関節動揺性を調べる。
関節リウマチ患者の日常生活で観察された動作を示す。関節保護の視点で適切なのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5: ⑤
軽度認知症を伴う保存的治療中の高齢骨折患者への対応で誤っているのはどれか。
1: 病前生活、特に趣味などに関連した作業を行う。
2: 患者同士の交流ができる場面を設定する。
3: 日時、場所、ニュースなどの会話を心がける。
4: 固定中の関節には等張性運動を用いた作業で筋萎縮を防ぐ。
5: 局所の固定を妨げない関節には可動域訓練を行う。
肩関節周囲炎で正しいのはどれか。
1: 早期から筋萎縮が見られる。
2: 拘縮の強い例でも肩甲上腕リズムは保たれている。
3: 結髪に比べ結帯動作は制限されにくい。
4: 滑車訓練は三角筋の筋力強化を目的とする。
5: Codman体操は慣性モーメントを利用して行う。