第34回午前第66問の類似問題

第38回午前:第51問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ(厚生省筋萎縮症研究班機能障害度分類による。)で、物につかまって5 m以上歩けるが、椅子から起立不能であるのはどれか。  

1: ステージI

2: ステージII

3: ステージIII

4: ステージIV

5: ステージV

第40回午前:第24問

9歳の男児。デュシェンヌ型筋ジストロフィー。介助なしに歩行可能で、椅子からの立ち上がりも可能であるが、階段昇降はできない。この時期の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 大腿四頭筋の筋力維持訓練

2: 体幹装具装着での歩行訓練

3: 下腿三頭筋の伸張運動

4: 四つ這い移動運動

5: 徒手的胸郭拡張訓練

第53回午後:第45問

Duchenne型筋ジストロフィーのステージ5(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)に対する理学療法で優先度が高いのはどれか。  

1: 座位保持練習

2: 体幹装具の使用

3: 徒手での咳嗽介助

4: 下肢の漸増抵抗運動

5: 椅子からの立ち上がり練習

第48回午前:第37問

Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 関節拘縮は生じにくい。

2: 知覚障害はまれである。

3: 筋萎縮は遠位筋から始まる。

4: Gowers徴候が特徴である。

5: 5歳ころまでに歩行不能になることが多い。

第48回午前:第89問

感覚障害を合併するのはどれか。2つ選べ。  

1: 多発性硬化症

2: 重症筋無力症

3: 筋萎縮性側索硬化症

4: 肢帯型筋ジストロフィー

5: 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー

第50回午後:第5問

11歳の男児。Duchenne型筋ジストロフィー。症状が進行し、独歩が困難となり車椅子を導入した。つかまり立ちは可能だが、椅子からの立ち上がりや伝い歩きはできない。床上では座位は安定しており四つ這い移動も可能である。厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類でのステージはどれか。  

1: ステージ2

2: ステージ3

3: ステージ4

4: ステージ5

5: ステージ6

第35回午後:第88問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの経過で誤っているのはどれか。  

1: 頸部伸筋は初期に障害される。

2: 手内在筋は後期に障害される。

3: 腹直筋は後期に障害される。

4: 大殿筋は初期に障害される。

5: 大腿四頭筋は初期に障害される。

第45回午前:第11問

Duchenne型筋ジストロフィー患者が図のような方法で食事をとっている。この方法で食事が可能なステージ(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)の限界はどれか。 

45_0_11

1: 4a

2: 4b

3: 5

4: 6

5: 7

第47回午後:第5問

13歳の男子。Duchenne型筋ジストロフィー。起立や独歩はできないが、四つ這いは可能である。この患者の厚生省筋萎縮研究班の機能障害度分類によるステージはどれか。  

1: Ⅱ

2: Ⅲ

3: Ⅳ

4: Ⅴ

5: Ⅵ

第40回午前:第25問

9歳の男児。デュシェンヌ型筋ジストロフィー。介助なしに歩行可能で、椅子からの立ち上がりも可能であるが、階段昇降はできない。1年後、歩行が不安定となり、学校の洋式トイレからの立ち上がりで友達の助けが必要となった。厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類のステージはどれか。  

1: ステージ2

2: ステージ3

3: ステージ4

4: ステージ5

5: ステージ6

第48回午後:第82問

Duchenne型筋ジストロフィーについて、厚生省筋萎縮研究班の機能障害度分類によるステージとリハビリテーションの内容の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ステージ2 − 下腿三頭筋のストレッチ

2: ステージ3 − 長下肢装具による歩行訓練

3: ステージ4 − 非侵襲的陽圧換気療法の開始

4: ステージ5 − 中殿筋の最大抵抗運動

5: ステージ6 − 座位保持装置による脊柱変形の予防

第40回午後:第50問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの筋病理所見について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.筋線維が筋線維束単位で萎縮する。イ.筋線維の直径はいずれもほぼ等しい。ウ.筋線維が結合組織や脂肪組織に置換される。エ.筋形質膜にジストロフィン蛋白がみられない。オ.リンパ球などの炎症性細胞の著しい浸潤がみられる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第50回午前:第49問

吸引操作の合併症として誤っているのはどれか。  

1: 不整脈

2: 肺胞虚脱

3: 肺うっ血

4: 低酸素血症

5: 気管支攣縮

第39回午前:第62問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ(厚生省筋萎縮症研究班機能障害度分類による。)で、起立歩行は不可能であるが、四つ這いが可能であるのはどれか。  

1: ステージ4

2: ステージ5

3: ステージ6

4: ステージ7

5: ステージ8

第55回午後:第6問

Duchenne型筋ジストロフィーの患者が床から立ち上がる様子を図に示す。厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類によるステージはどれか。 

55_1_6

1: ステージ2

2: ステージ4

3: ステージ5

4: ステージ6

5: ステージ8

第56回午前:第4問

7歳の男児。Duchenne型筋ジストロフィーの患者で、下肢筋力が低下し、椅子からの立上がり、階段昇降ができない。手すりを利用し、5 mほど歩行可能である。厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類のステージはどれか。  

1: ステージII

2: ステージIII

3: ステージIV

4: ステージV

5: ステージVI

第47回午前:第91問

Duchenne型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。  

1: 横隔神経麻痺を生じる。

2: 閉塞性換気障害を生じる。

3: 側弯症は呼吸機能に影響しない。

4: 呼吸障害ではPaCO2 が上昇する。

5: 呼吸不全は5歳以下から生じることが多い。

第43回午前:第65問

Duchenne(デュシェンヌ)型筋ジストロフィーのステージ7(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)で可能なのはどれか。2つ選べ。  

1: 電動鋸を用いた木工

2: ペーパークラフト

3: マクラメ

4: 陶芸のたま作り

5: 板金打ち出し

第49回午後:第33問

Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。  

1: 常染色体劣性遺伝である。

2: 下肢の腱反射は亢進する。

3: 下肢の関節拘縮を生じやすい。

4: 閉塞性換気障害を生じやすい。

5: 前脛骨筋に仮性肥大を生じやすい。

第50回午後:第92問

Duchenne型筋ジストロフィーの特徴で正しいのはどれか。  

1: 下肢筋力が上肢筋力より早く低下する。

2: 出生時から筋緊張低下がみられる。

3: 15~20歳で歩行不能となる。

4: 常染色体劣性遺伝である。

5: ミオトニア現象を認める。