第56回午前第30問の類似問題

第40回午後:第5問

脳神経と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 動眼神経-上斜筋

2: 三叉神経-咬筋

3: 顔面神経-広頸筋

4: 舌下神経-縦舌筋

5: 副神経-僧帽筋

第48回午後:第56問

大脳の中心後回にあるのはどれか。  

1: 運動前野

2: 前頭眼野

3: 補足運動野

4: 第二次視覚野

5: 第一次体性感覚野

第42回午前:第84問

球麻痺でみられないのはどれか。  

1: 舌筋の萎縮

2: 下顎反射の亢進

3: 軟口蓋の挙上不全

4: 嗄声

5: 嚥下困難

第38回午前:第49問

小脳性失調の評価と症候との組合せで正しいのはどれか。  

1: 指鼻試験-正常

2: 書 字-小字症

3: 深部腱反射-亢進

4: ロンベルグ試験-陰性

5: 歩 行-逆説運動

第43回午後:第25問

副交感神経作用があるのはどれか。2つ選べ。  

1: 嗅神経

2: 視神経

3: 動眼神経

4: 三叉神経

5: 顔面神経

第42回午前:第52問

麻痺のない大脳半球損傷患者の病態と検査所見との組合せで適切なのはどれか。  

1: 観念運動失行-お茶を入れるまねができない。

2: 観念失行-他者の指の形を模倣できない。

3: 運動維持困難-閉眼で舌を出させると目が開いてしまう。

4: 運動消去現象-感覚刺激に反応して片手を挙上できない。

5: 着衣失行-衣類のボタンやポケットの意味が分からない。

第40回午後:第80問

小脳症状でないのはどれか。  

1: 眼振

2: 構音障害

3: 体幹障害

4: 協調障害

5: 腱反射亢進

第48回午後:第64問

副交感神経が交感神経より優位に働いたときの反応はどれか。  

1: 瞳孔散大

2: 排尿筋弛緩

3: 気管支収縮

4: 心拍数増加

5: 筋内血管拡張

第56回午後:第5問

56歳の男性。頭痛と複視を自覚し脳神経内科を受診した。頭部MRIで右脳幹部に腫瘍性病変を指摘された。対座法で観察した眼球運動を図に示す。障害されている脳神経はどれか。 

56_1_5

1: 右動眼神経のみ

2: 右滑車神経のみ

3: 右外転神経のみ

4: 右動眼神経と右滑車神経

5: 右動眼神経と右外転神経

第55回午前:第51問

自律神経系の機能をもつのはどれか。  

1: 視神経

2: 滑車神経

3: 三叉神経

4: 迷走神経

5: 舌下神経

  • 答え:4
  • 解説:自律神経系の機能を持つ脳神経は、動眼神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経であり、この中で選択肢にあるのは迷走神経です。
  • 視神経は感覚(求心性)神経線維のみで構成され、視覚情報を伝達する役割がありますが、自律神経系の機能は持っていません。
  • 滑車神経は運動(遠心性)神経線維のみで構成され、眼球の外側直筋を制御する役割がありますが、自律神経系の機能は持っていません。
  • 三叉神経は感覚(求心性)神経線維と運動(遠心性)神経線維の両方を含み、顔面の感覚や咀嚼筋の運動を制御する役割がありますが、自律神経系の機能は持っていません。
  • 迷走神経は感覚(求心性)神経線維と運動(遠心性)神経線維に加え、副交感神経節前線維を持ち、自律神経系の機能を持っています。迷走神経は内臓器官の働きを調節し、心拍数の低下や消化機能の促進などの役割があります。
  • 舌下神経は運動(遠心性)神経線維のみで構成され、舌の筋肉を制御する役割がありますが、自律神経系の機能は持っていません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午後:第23問

副交感神経の作用はどれか。  

1: 唾液分泌増加

2: 瞳孔散大

3: 脈拍数増加

4: 消化管運動低下

5: 肛門括約筋収縮

第52回午前:第83問

運動障害と評価方法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 運動失調―――――指鼻試験

2: 筋力低下―――――Brunnstrom法ステージ

3: 持久力低下――――徒手筋力テスト

4: 錐体外路障害―――Babinski反射

5: 錐体路障害――――Romberg試験

第46回午後:第63問

副交感神経の興奮によるものはどれか。  

1: 瞳孔散大

2: 胆嚢弛緩

3: 消化管蠕動抑制

4: 気管支平滑筋収縮

5: 外生殖器血管収縮

第34回午後:第85問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.不随意運動イ.感覚障害ウ.筋萎縮エ.病的反射オ.腱反射亢進  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午後:第38問

反射と求心性神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 下顎反射-顔面神経

2: 上腕二頭筋反射-筋皮神経

3: 上腕三頭筋反射-橈骨神経

4: 膝蓋腱反射-大腿神経

5: 下腿三頭筋反射-脛骨神経

第48回午後:第93問

嚥下に関わる神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 三叉神経 − 口唇閉鎖

2: 顔面神経 − 下顎の運動

3: 迷走神経 − 嚥下反射

4: 舌咽神経 − 舌の運動

5: 舌下神経 − 唾液分泌

第36回午後:第39問

表情筋でないのはどれか。  

1: 皺眉筋

2: 側頭筋

3: 眼輪筋

4: 口輪筋

5: 広頚筋

第36回午後:第67問

末期の筋萎縮性側索硬化症において保たれる機能はどれか。  

1: 眼球運動

2: 呼吸機能

3: 嚥下機能

4: 構音機能

5: 上肢機能

第42回午前:第83問

小脳症状として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: ジスメトリー

2: 折りたたみナイフ現象

3: 深部感覚障害

4: 病的反射陽性

5: 筋緊張低下

第56回午前:第58問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 下斜筋 ── 外転神経

2: 下直筋 ── 視神経

3: 上眼瞼挙筋 ── 動眼神経

4: 上斜筋 ── 滑車神経

5: 内側直筋 ── 眼神経

  • 答え:3 ・4
  • 解説:筋と支配神経の組合せに関する問題では、筋肉とそれを支配する神経の正しい組合せを選ぶ必要があります。この問題では、眼周囲の筋肉とそれらを支配する神経について問われています。
  • 下斜筋は動眼神経によって支配されており、外転神経ではありません。外転神経は外側直筋を支配しています。
  • 下直筋は動眼神経によって支配されており、視神経ではありません。視神経は視覚情報を伝達する役割があります。
  • 上眼瞼挙筋は動眼神経によって支配されています。動眼神経は他にも内側直筋、上直筋、下直筋、下斜筋を支配しています。この選択肢は正しいです。
  • 上斜筋は滑車神経によって支配されています。この選択肢は正しいです。
  • 内側直筋は動眼神経によって支配されており、眼神経ではありません。眼神経は眼窩内やその周囲の皮膚などの感覚を支配しています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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