第55回午前第65問の類似問題

第44回午後:第29問

血液凝固因子はどれか。2つ選べ。  

1: アルブミン

2: トロンビン

3: ヘモグロビン

4: フィブリノゲン

5: エリスロポエチン

第52回午前:第65問

血液凝固因子はどれか。  

1: アルブミン

2: トロンビン

3: ヘモグロビン

4: プラスミノゲン

5: エリスロポエチン

第51回午後:第78問

抗凝固薬はどれか。  

1: レボドパ

2: ビタミンK

3: アドレナリン

4: バクロフェン

5: ワルファリン

第56回午後:第68問

水溶性ホルモンはどれか。2つ選べ。  

1: エストロゲン

2: グルカゴン

3: コルチゾール

4: サイロキシン

5: バゾプレッシン

  • 答え:2 ・5
  • 解説:水溶性ホルモンは細胞膜受容体を持ち、ペプチドホルモンやカテコールアミンなどが含まれる。一方、脂溶性ホルモンは細胞内受容体を持ち、甲状腺ホルモンやステロイドホルモンなどが含まれる。
  • エストロゲンはステロイドホルモンの一種であり、脂溶性ホルモンであるため、水溶性ホルモンではない。
  • グルカゴンはペプチドホルモンの一種であり、水溶性ホルモンである。グルカゴンは血糖値を上昇させる働きがある。
  • コルチゾールはステロイドホルモンの一種であり、脂溶性ホルモンであるため、水溶性ホルモンではない。コルチゾールはストレスホルモンとしても知られている。
  • サイロキシンは甲状腺ホルモンの一種であり、脂溶性ホルモンであるため、水溶性ホルモンではない。サイロキシンは新陳代謝を調節する働きがある。
  • バゾプレッシンはペプチドホルモンの一種であり、水溶性ホルモンである。バゾプレッシンは腎臓での水分再吸収を促進し、尿量を減少させる働きがある。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第54回午後:第64問

線維素溶解に働くのはどれか。  

1: アルブミン

2: グロブリン

3: トロンビン

4: フィブリン

5: プラスミン

  • 答え:5
  • 解説:線維素溶解は、損傷部位の修復が進んだ際に、血栓中のフィブリンがプラスミンなどの作用で分解され、凝結も分解されて除去される現象です。これは止血の機序における血栓の除去に関与しています。
  • アルブミンは血漿蛋白質の一種で、肝臓で合成され、血漿膠質浸透圧を保つ働きがあります。また、pH緩衝作用や組織に対するアミノ酸供給源としての機能も持っていますが、線維素溶解には関与していません。
  • グロブリンは血漿蛋白質の一種で、α1、α2、β、γの4種類があります。γグロブリンは免疫グロブリンで、リンパ節で産生されますが、その他は基本的に肝臓で生成されます。しかし、線維素溶解には関与していません。
  • トロンビンは、止血反応が進んだ際に、内因性・外因性要因により形成される酵素です。トロンビンはフィブリノーゲンをフィブリンに変換する働きがありますが、線維素溶解には関与していません。
  • フィブリンは、血小板血栓を網目状に包むことにより、血栓をさらに強固にする働きがあります(血液凝固)。しかし、線維素溶解には関与していません。
  • プラスミンは、損傷部位の修復が進んだ際に、血栓中のフィブリンを分解する働きがあります。これにより、凝結が分解されて除去されるため、線維素溶解に関与しています。正解はプラスミンです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第55回午後:第32問

要因と症状の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 血液粘稠度低下―――――静脈血栓

2: 循環血漿量低下―――――起立性低血圧

3: 最大酸素摂取量増加―――運動耐容能の低下

4: 血清アルブミン値低下――褥瘡

5: 骨への物理的応力増加――骨萎縮

  • 答え:2 ・4
  • 解説:この問題では、要因と症状の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、循環血漿量低下と起立性低血圧、血清アルブミン値低下と褥瘡です。
  • 血液粘稠度低下は、静脈血栓の要因とはなりません。静脈血栓の要因には、血液凝固阻止因子低下やうっ血、組織因子の産生・放出、血液凝固因子活性上昇などがあります。血液粘稠度が亢進した場合に動脈・静脈血栓の要因となります。
  • 循環血漿量低下は、起立性低血圧の要因となります。急性の起立性低血圧の要因には、循環血漿量低下や長期臥床、副腎機能不全などがあります。この選択肢は正しいです。
  • 最大酸素摂取量増加は、運動耐容能の低下の要因とはなりません。運動耐容能の低下の要因には、慢性心不全などがあります。最大酸素摂取量が増加した場合は、運動耐容能は増加します。
  • 血清アルブミン値低下は、褥瘡の要因となります。褥瘡発生の要因には、低栄養や炎症、低蛋白による腎機能低下、感染症による全身のエネルギー消耗などがあります。栄養状態の評価として、血清アルブミン値も用いられ、一般に、3.5 g/dL以下の場合に褥瘡発生リスクが高いとされる。この選択肢は正しいです。
  • 骨への物理的応力増加は、骨萎縮の要因とはなりません。骨萎縮の要因には、不動(骨への物理的応力は減少する)などがあります。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する