第55回午前第48問の類似問題

第51回午後:第100問

悪性症候群の症状はどれか。  

1: 筋弛緩

2: 高血糖

3: 高熱

4: 徐脈

5: 白血球減少

第50回午前:第49問

吸引操作の合併症として誤っているのはどれか。  

1: 不整脈

2: 肺胞虚脱

3: 肺うっ血

4: 低酸素血症

5: 気管支攣縮

第35回午前:第78問

物理療法とその適応との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 牽引-変形性頸椎症

2: 温水プール-痙性麻痺

3: 紫外線-褥 瘡

4: アイスパック-閉塞性動脈硬化症

5: 経皮的電気刺激(TENS)-腰痛症

第55回午前:第91問

肺塞栓症について誤っているのはどれか。  

1: 肥満が誘因となる。

2: 長期臥床が誘因となる。

3: 心電図所見は非特異的である。

4: 下肢よりも上肢の手術後に多い。

5: 深部静脈血栓症との合併が多い。

  • 答え:4
  • 解説:肺塞栓症は、肺動脈に詰まる物質によって引き起こされる病気で、その多くは血栓によるものです。肥満や長期臥床、深部静脈血栓症などが危険因子として挙げられますが、上肢の手術後に多いというのは誤りです。
  • 肥満は肺塞栓症の二次性の危険因子として挙げられます。肥満は血流の停滞や血栓の形成を促すため、肺塞栓症の誘因となります。
  • 長期臥床は肺塞栓症の二次性の危険因子として挙げられます。長期臥床による血流の停滞は、血栓の形成を促し、肺塞栓症の誘因となります。
  • 心電図所見は非特異的であるとされています。急性肺塞栓症では、特定の波形が見られることがあるものの、一般的に特異的な心電図所見は存在しないとされています。
  • 選択肢4が誤りです。肺塞栓症の二次性の危険因子として、下肢の手術や静脈カテーテルの挿入など、医療手技に伴って発生する静脈壁の異常が挙げられます。上肢の手術後に肺塞栓症が多いというのは誤りです。
  • 肺塞栓症の原因は、深部静脈血栓症であることが多いです。深部静脈血栓症は血栓が静脈内に形成され、これが肺動脈に詰まることで肺塞栓症が発生します。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第74問

治療的な電気刺激の目的で適切でないのはどれか。  

1: 廃用による筋力低下の予防

2: 脱神経筋における神経終末の発芽促進

3: 末梢神経損傷による疼痛の軽減

4: 脳卒中による痙縮の軽減

5: 不動に伴う浮腫の軽減

第35回午前:第44問

脳卒中の早期理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 上下肢の他動運動は発症当日から可能である。

2: 意識障害がなければ徐々に頭部挙上訓練を行う。

3: 収縮期血圧は100 mmHgを超えないようにする。

4: 脈拍は100/分以下に保つようにする。

5: 悪心などの自覚症状の出現で直ちに中止する。

第48回午前:第90問

重症筋無力症について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 筋電図検査において末梢神経の連続刺激で振幅の増大がみられる。

2: 抗アセチルコリン受容体抗体陽性率は10%である。

3: 症状の日内変動がある。

4: 嚥下障害の合併はない。

5: 眼瞼下垂がみられる。

第46回午前:第78問

血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。  

1: 利尿

2: 心拍数増加

3: 心拍出量増大

4: 血管平滑筋収縮

5: ナトリウム貯留

第42回午後:第70問

ショックの初期症状として誤っているのはどれか。  

1: 動脈圧の低下

2: 心拍数の増加

3: 呼吸数の減少

4: 冷汗の出現

5: 尿量の減少

第36回午前:第77問

局所寒冷療法中の生理的作用で誤っているのはどれか。  

1: 消化管血流低下

2: 疼痛軽減

3: 浮腫軽減

4: 神経伝導速度低下

5: 痙縮抑制

第43回午前:第50問

脳出血発症2週時点の合併症で頻度が低いのはどれか。  

1: 誤嚥性肺炎

2: けいれん

3: 肩手症候群

4: 深部静脈血栓症

5: せん妄

第50回午後:第35問

寒冷療法の作用で正しいのはどれか。  

1: 痛覚閾値の低下

2: 血液粘稠度の低下

3: 毛細血管透過性の亢進

4: 組織の酸素需要量の減少

5: α運動ニューロンの活動抑制

第53回午前:第46問

重症筋無力症のクリーゼについて誤っているのはどれか。  

1: 嚥下障害を認める。

2: 咳嗽機能が低下する。

3: 閉塞性換気障害をきたす。

4: 発症率は20%以上である。

5: ステロイドの急激な減量が原因となる。

第49回午前:第75問

心筋梗塞の合併症として誤っているのはどれか。  

1: 心室頻拍

2: 下肢静脈瘤

3: 肩手症候群

4: 僧帽弁逆流

5: 心室中隔穿孔

第42回午前:第52問

誤っている組合せはどれか。  

1: 赤外線 - 浮腫の改善

2: 腰椎持続牽引 - 腰椎の安静保持

3: 全身浴 - 胃液分泌の低下

4: 低周波 - 痙縮の抑制

5: レーザー - 疼痛の緩和

第51回午前:第31問

Guillain-Barré症候群でみられにくいのはどれか。  

1: 誤嚥

2: 運動時痛

3: 温痛覚脱失

4: 起立性低血圧

5: 拘束性換気障害

第36回午後:第99問

高齢者の長期臥床で生じにくいのはどれか。  

1: 痴 呆

2: 骨壊死

3: 便 秘

4: 静脈血栓

5: 尿路感染

第57回午後:第44問

重症筋無力症で正しいのはどれか。  

1: 過用に注意して運動は漸増負荷とする。

2: 日内変動として午前中に症状が悪化する。

3: 低頻度連続刺激の筋電図でwaxing現象がみられる。

4: 運動神経末端からのアセチルコリン放出が障害される。

5: クリーゼによる呼吸症状悪化は閉塞性換気障害で起こる。

第49回午前:第82問

病態と薬物療法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩手症候群 ― 免疫グロブリン製剤

2: 視床痛 ― A型ボツリヌス毒素製剤

3: 症候性てんかん ― 抗血小板薬

4: 深部静脈血栓症 ― 抗凝固薬

5: 夜間せん妄 ― 睡眠導入薬

第35回午後:第83問

正しい組合せはどれか。  

1: 重症筋無力症-運動失調

2: パーキンソン症候群-企図振戦

3: フリードライヒ失調症-Romberg徴候陰性

4: ギラン・バレー症候群-腱反射亢進

5: 脊髄空洞症-解離性感覚障害