全身持久力トレーニングの長期効果について誤っているのはどれか。
1: 血圧の低下
2: 心拍出量の増加
3: 最大酸素摂取量の増加
4: 骨格筋毛細血管密度の減少。
5: 動静脈酸素含有量較差の増加。
多発性硬化症に対する作業療法で正しいのはどれか。
1: MS fatigueに対して、Borg指数15に運動強度を設定する。
2: Uhthoff徴候に対して、室温を25℃以下に設定して運動を行う。
3: 筋力低下に対して、漸増抵抗運動を行う。
4: 視力障害を伴う協調性運動障害に対して、Frenkel体操を行う。
5: 有痛性強直性けいれんに対して、他動的関節可動域運動を行う。
寒冷療法の作用で正しいのはどれか。
1: 痛覚閾値の低下
2: 血液粘稠度の低下
3: 毛細血管透過性の亢進
4: 組織の酸素需要量の減少
5: α運動ニューロンの活動抑制
69歳の男性。慢性心不全。心肺運動負荷試験の結果を受け、主治医から3 METsまでの運動制限の指示があった。選択する活動で適切なのはどれか。
1: 屋内の掃除
2: 家具の運搬
3: ペンキ塗り
4: 階段を上がる
5: 歩行(107 m/分)
血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。
1: 利尿
2: 心拍数増加
3: 心拍出量増大
4: 血管平滑筋収縮
5: ナトリウム貯留
多発性硬化症で再燃による筋力低下が進行している時期の作業療法として正しいのはどれか。
1: 筋力低下の著しい筋の筋力増強訓練に重点を置く。
2: 効率のよいADLの方法を指導する。
3: 副腎皮質ステロイド薬を減量した日に運動量を増やす。
4: 運動量の決定は感覚障害を指標にする。
5: 訓練は短時間に集中して行う。
呼吸障害の理学療法で適切なのはどれか。
1: 拘束性換気障害には口すぼめ呼吸を行う。
2: 慢性肺気腫の症例では速い呼気運動を行う。
3: ボルグ指数15~17の負荷で行う。
4: 無酸素性作業閾値以上の運動負荷で行う。
5: 階段では昇りながら息をはき、止まって吸気を行う。
狭心症について正しいのはどれか。
1: 強い胸痛が30分以上継続する。
2: 心エコーでは発作時にも異常は認めない。
3: 不安定狭心症は心筋梗塞には移行しない。
4: 負荷心電図におけるST上昇が特徴的である。
5: 薬物療法としてニトログリセリンが用いられる。
全身持久力トレーニングの効果で減少するのはどれか。
1: 最大心拍出量
2: 筋の毛細血管数
3: 嫌気性代謝閾値
4: 動静脈酸素含有量格差
5: 同じ運動強度での換気量
治療法と対象の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: Frenkel体操―――脊髄性失調
2: Codman体操―――腰痛症
3: 漸増抵抗運動―――痙 縮
4: Williams体操―――下肢閉塞性動脈硬化症
5: ミラーセラピー――幻肢痛