第53回午後第76問の類似問題

第50回午前:第14問

85歳の男性。脳梗塞の既往がある。2、3か月前から食事中にむせることが多くなっていた。3日前から元気がなく、昨晩から発熱と意識障害とがみられたため救急搬送され気管挿管の上、入院となった。体温38.0℃、呼吸数25/分、左胸部に肺胞呼吸音、右胸部に水泡音が聴取された。エックス線写真を示す。この患者の症状が生じている原因として最も考えられるのはどれか。 

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1: 気胸

2: 心不全

3: 肺水腫

4: 間質性肺炎

5: 誤嚥性肺炎

第52回午前:第12問

嚥下障害がある患者の胸部エックス線写真を示す。予想される理学所見はどれか。 

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1: 胸痛

2: 乾性咳嗽

3: 頸静脈怒張

4: 右胸部打診で鼓音

5: 右胸部聴診で水疱音

第50回午前:第15問

85歳の男性。脳梗塞の既往がある。2、3か月前から食事中にむせることが多くなっていた。3日前から元気がなく、昨晩から発熱と意識障害とがみられたため救急搬送され気管挿管の上、入院となった。体温38.0℃、呼吸数25/分、左胸部に肺胞呼吸音、右胸部に水泡音が聴取された。エックス線写真を示す。この患者の病変が生じている部位に痰が貯留している場合の排痰体位として最も適切なのはどれか。

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第46回午後:第12問

72歳の男性。右下葉肺癌の手術後、嗄声が出現した。術後3日目から食事が開始され、病棟内の歩行が許可された。術後10日目に発熱し、禁食となった。術後12日目に解熱し、作業療法が開始された。術直後と術後10日目の胸部X線写真を別に示す。この患者への対応で優先すべきなのはどれか。 

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1: 寝返り動作練習

2: トイレ動作練習

3: 腹式呼吸の指導

4: 口腔ケアの指導

5: 口すぼめ呼吸練習

第49回午後:第91問

間質性肺炎の特徴はどれか。  

1: 単純エックス線写真ですりガラス陰影

2: 肺コンプライアンスの上昇

3: 水泡音の聴診

4: 横隔膜低位

5: 湿性の咳嗽

第53回午前:第35問

慢性閉塞性肺疾患の身体所見でみられやすいのはどれか。  

1: 乾性咳嗽

2: 呼吸音低下

3: 肺野打診での濁音

4: 胸郭柔軟性の増加

5: 胸部聴診での捻髪音

第56回午後:第91問

特発性肺線維症について正しいのはどれか。  

1: 特発性間質性肺炎の中で予後が最もよい。

2: 胸部で捻髪音を聴取することが多い。

3: 湿性咳嗽が主症状である。

4: 閉塞性換気障害を示す。

5: 急性増悪は稀である。

  • 答え:2
  • 解説:特発性肺線維症は、原因不明の肺線維化を引き起こす疾患であり、予後が悪いことが特徴です。主な症状は乾性咳嗽や呼吸困難で、捻髪音が聴取されることが多いです。
  • 選択肢1は間違いです。特発性肺線維症は特発性間質性肺炎の中で予後が最も悪いとされています。
  • 選択肢2は正しいです。特発性肺線維症では、胸部で捻髪音を聴取することが多いとされています。
  • 選択肢3は間違いです。特発性肺線維症の主症状は乾性咳嗽であり、湿性咳嗽ではありません。
  • 選択肢4は間違いです。特発性肺線維症は拘束性換気障害を示します。閉塞性換気障害は、COPDや気管支喘息などの疾患で見られます。
  • 選択肢5は間違いです。特発性肺線維症では、急性増悪が起こり、呼吸不全が急速に進行することがあります。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第57回午前:第17問

次の文を読み、問題17、問題18の問いに答えよ。65歳の男性。間質性肺炎。労作時呼吸困難、咳を主訴に来院した。3年前から歩行時の呼吸困難が増悪した。1か月前から咳、労作時の呼吸困難の悪化を認め入院となった。入院時、心電図は洞調律。血液検査ではCRP 3.1 mg/dL(基準値:0.3 mg/dL未満)、KL-6 790 U/mL(基準値500 U/mL未満)であった。理学療法評価では、mMRC息切れスケールはグレード3。筋力はMMT上下肢4、6分間歩行テストは200 mであった。胸部CTを示す。この患者の胸部CTとして最も可能性が高いのはどれか。 

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤