第53回午前第86問の類似問題

第35回午後:第32問

スパイロメータで測定できないのはどれか。  

1: 全肺気量

2: 予備呼気量

3: 最大吸気量

4: 肺活量

5: 予備吸気量

第41回午前:第16問

図はスパイロメータで計測した呼吸量である。誤っているのはどれか。 

41_0_16

1: 予備吸気量

2: 機能的残気量

3: 1回換気量

4: 肺活量

5: 総肺気量

第54回午前:第77問

肺気量で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 1秒率=1秒量÷%肺活量

2: 機能的残気量=予備吸気量+残気量

3: 最大吸気量=1回換気量+予備吸気量

4: 残気量=全肺気量-肺活量

5: 肺活量=予備吸気量+予備呼気量

第42回午後:第27問

誤っているのはどれか。  

1: 残気量= 全肺気量 - 肺活量

2: 肺活量= 予備呼気量 + 最大吸気量

3: 予備吸気量= 最大吸気量 - 1回換気量

4: 予備呼気量= 全肺気量 - 最大吸気量

5: 機能的残気量= 予備呼気量 + 残気量

第35回午前:第68問

検査項目と検査機器との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 酸素飽和度(SpO2)-パルスオキシメータ

2: 6分間歩行試験-トレッドミル

3: AT測定-呼気ガス分析器

4: 1秒率-スパイロメータ

5: 呼吸筋力-口腔内圧測定器

第55回午前:第73問

肺機能検査とその説明の組合せで正しいのはどれか。  

1: 1秒量 ―――――安静呼気の呼出開始から1秒間に呼出した肺気量

2: 残気量―――――安静呼気位に肺内に残存した肺気量

3: 肺活量―――――最大吸気位からゆっくりと最大呼気位まで呼出した肺気量

4: 拘束性換気障害―%肺活量90%未満

5: 閉塞性換気障害―1秒率80%未満

  • 答え:3
  • 解説:肺機能検査は、肺の働きを評価するための検査であり、様々な指標が存在します。この問題では、それぞれの指標とその説明が正しい組み合わせを選ぶことが求められています。
  • 1秒量は、努力肺活量測定の過程で、1秒間にどれだけ吐き出せたかを示す指標です。しかし、この選択肢では「安静呼気の呼出開始から1秒間に呼出した肺気量」と説明されているため、正しくありません。
  • 残気量は、最大限に呼息を行っても肺内に残る空気量を示す指標です。この選択肢では「安静呼気位に肺内に残存した肺気量」と説明されており、正しくありません。
  • 肺活量は、最大吸気に引き続いて、最大呼気により呼出される空気量を示す指標です。この選択肢では「最大吸気位からゆっくりと最大呼気位まで呼出した肺気量」と説明されており、正しい組み合わせです。
  • 拘束性換気障害は、肺活量が正常よりも低下している状態を示す指標です。しかし、この選択肢では「%肺活量90%未満」と説明されているため、正しくありません。正しい基準は%肺活量が80%未満です。
  • 閉塞性換気障害は、気道が狭窄しているために呼気がスムーズに行えない状態を示す指標です。しかし、この選択肢では「1秒率80%未満」と説明されているため、正しくありません。正しい基準は1秒率が70%未満です。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午前:第42問

呼吸機能検査で求められる値について正しいのはどれか。  

1: %肺活量 = 肺活量 ÷ 全肺気量

2: 肺活量 = 予備吸気量 + 予備呼気量

3: 1秒率 = 予測値に対する1秒量の割合

4: 機能的残気量 = 残気量 + 予備吸気量

5: 最大吸気量 = 予備吸気量 + 1回換気量

第50回午後:第7問

74歳の女性。慢性閉塞性肺疾患。スパイログラムで1秒率は60%であった。エックス線写真を示す。この患者の1回換気量は500 mL、予備吸気量は1,700 mL、予備呼気量は800 mLであった。1秒量はどれか。 

50_1_7

1: 900 mL

2: 1,500 mL

3: 1,800 mL

4: 2,100 mL

5: 2,400 mL

第34回午後:第26問

健常人の呼吸量で誤っているのはどれか。  

1: 1回換気量は約500 mlである。

2: 機能的残気量とは努力呼息後に肺内にある肺気量をいう。

3: 成人男子の肺活量は3,500~4,000 mlである。

4: 1秒率の基準値は70%以上である。

5: 予備吸気量とは安静吸息後の努力吸気量である。