胸部の解剖について正しいのはどれか。
1: 縦隔後面は心臓である。
2: 肺栄養血管は肺動脈である。
3: 区域気管支は左右5本ずつある。
4: 胸骨柄と第3肋骨は関節を形成する。
5: 臓側胸膜と壁側胸膜は連続している。
気管について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 気管は食道の背側にある。
2: 気管分岐角は約70°である。
3: 右主気管支は左主気管支よりも太い。
4: 気管は第2胸椎の高さで左右に分岐する。
5: 左主気管支は胸大動脈の背側から肺に入る。
消化管、膵臓および脾臓からの血液を肝臓内に導く血管はどれか。
1: 門 脈
2: 肝静脈
3: 下大動脈
4: 固有肝動脈
5: 上腸間膜動脈
泌尿器の解剖について正しいのはどれか。
1: 膀胱括約筋は平滑筋である。
2: 膀胱尖には膀胱三角が位置する。
3: 膀胱底は膀胱の前方に位置する。
4: 尿管は総腸骨動脈の後方を通る。
5: 尿管壁は粘膜と外膜の2層からなる。
心臓の血管で誤っている組合せはどれか。
1: 右冠状動脈-回旋枝
2: 右冠状動脈-後室間枝
3: 左冠状動脈-前室間枝
4: 左冠状動脈-前枝
5: 左冠状動脈-後枝
門脈に流入しないのはどれか。
1: 脾静脈
2: 左胃静脈
3: 左腎静脈
4: 空回腸静脈
5: 上腸間膜静脈
リンパ浮腫に対する理学療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: クライオセラピー
2: 患肢の挙上
3: 弾性包帯圧迫下での患肢の運動
4: 収縮期血圧を超える圧での間欠的圧迫法
5: 中枢側から末梢方向へリンパ液を誘導するマッサージ
心臓の血管で誤っている組合せはどれか。
1: 右冠状動脈-回旋枝
2: 右冠状動脈-後室間枝
3: 左冠状動脈-前室間枝
4: 左冠状動脈-前 枝
5: 左冠状動脈-後 枝
腎臓について正しいのはどれか。
1: 腎錐体は皮質にある。
2: 一側の重さは約300 gである。
3: エリスロポエチンを分泌する。
4: 左腎は右腎より約1.5 cm下位にある。
5: 安静時の腎血流は心臓から拍出される血液の約5%である。
悪性リンパ腫について正しいのはどれか。
1: 腫瘤形成は稀である。
2: 多発性骨髄腫はT細胞に由来する。
3: B細胞性リンパ腫が15%を占める。
4: 非ホジキンリンパ腫が5%を占める。
5: リンパ球を発生母体とする腫瘍である。
正しいのはどれか。
1: 尿管口は膀胱尖に開く。
2: 尿管内部には逆流防止弁がある。
3: 排尿筋には大内臓神経が分布する。
4: 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。
5: 男性の尿道は前立腺を貫いている。
正しいのはどれか。
1: 排便反射の中枢は腰髄にある。
2: 内肛門括約筋は陰部神経支配である。
3: 外肛門括約筋は骨盤神経支配である。
4: 排便時には直腸平滑筋が弛緩する。
5: 排便時には内肛門括約筋が弛緩する。
尿の生成について正しいのはどれか。
1: 集合管では尿の希釈を行う。
2: 血漿蛋白は糸球体を透過する。
3: 血液の濾過は腎小体で行われる。
4: 近位尿細管ではアンモニアの再吸収を行う。
5: 抗利尿ホルモンは水の再吸収量を減少させる。
胸部の解剖について正しいのはどれか。
1: 縦隔の後面は心臓である。
2: 肺の栄養血管は肺動脈である。
3: 区域気管支は左右10本ずつある。
4: 第3肋骨は胸骨柄と関節を形成する。
5: 臓側胸膜と壁側胸膜とは連続している。
呼吸循環調節系について正しいのはどれか。
1: 頸動脈小体は血中の酸素分圧の低下を感知する。
2: 頸動脈小体は総頸動脈と鎖骨下動脈の分岐部にある。
3: 大動脈弓の圧受容器からの求心路は舌咽神経である。
4: 頸動脈洞の圧受容器からの求心路は迷走神経である。
5: 血中の酸素分圧の低下は化学受容体を介して脊髄に伝えられる。
下大静脈に直接入るのはどれか。2つ選べ。
1: 肝静脈
2: 胃静脈
3: 脾静脈
4: 空回腸静脈
5: 腎静脈
排尿機構で誤っているのはどれか。
1: 排尿中枢は第2~4仙髄にある。
2: 骨盤神経は体性神経から成る。
3: 外括約筋は陰部神経支配である。
4: 排尿時の膀胱内圧は100~150 cmH2Oである。
5: 骨盤底筋群は括約筋の働きをする。