第51回午前第18問の類似問題

第47回午後:第19問

背面からみた肺区域の模式図を示す。斜線で示す肺区域に痰が貯留している場合の排痰体位として正しいのはどれか。 

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1: 背臥位

2: 腹臥位

3: 右側臥位

4: 45度前方へ傾けた右側臥位

5: 45度後方へ傾けた右側臥位

第54回午前:第25問

前傾側臥位で排痰を行うのはどれか。  

1: 後上葉区

2: 前上葉区

3: 前肺底区

4: 肺尖区

5: 上舌区

  • 答え:1
  • 解説:前傾側臥位で排痰を行うのは後上葉区(S2)であり、45°前方へ傾けた前傾側臥位にて排痰を行います。それぞれの選択肢における排痰の方法は異なります。
  • 後上葉区(S2)は正解で、45°前方へ傾けた前傾側臥位にて排痰を行います。これにより、後上葉区の気道内の痰が重力の働きで排出されやすくなります。
  • 前上葉区(S3)は間違いで、背臥位にて排痰を行います。前傾側臥位ではなく、背臥位で行うことで前上葉区の痰が排出されやすくなります。
  • 前肺底区(S8)は間違いで、背臥位にて排痰を行います。前傾側臥位ではなく、背臥位で行うことで前肺底区の痰が排出されやすくなります。
  • 肺尖区(S1)は間違いで、背臥位または座位にて排痰を行います。前傾側臥位ではなく、背臥位や座位で行うことで肺尖区の痰が排出されやすくなります。
  • 上舌区(S4)は間違いで、45°後方へ傾けた後傾側臥位にて排痰を行います。前傾側臥位ではなく、後傾側臥位で行うことで上舌区の痰が排出されやすくなります。
  • 科目:内科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第29問

右肺区域と体位ドレナージとの組合せで誤っているのはどれか。  

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第41回午前:第36問

65歳の男性。胸骨正中切開による縦隔腫瘍摘出術後3日。左上下葉区の痰の貯留が多い。この時期の理学療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。  

1: ゆっくりとした深い腹式呼吸

2: 右側臥位での体位排痰

3: 胸郭可動域運動

4: 四肢の自動介助運動

5: 体幹の回旋運動

第43回午前:第94問

健常者の姿勢と呼吸機能の組合せで正しいのはどれか。  

1: 背臥位-換気血流不均等が起きにくい。

2: 背臥位-胸郭背側の動きが良い。

3: 側臥位-両肺の換気量に左右差を生じる。

4: 座位-胸郭の動きが制限される。

5: 座位-横隔膜の動きが制限される。

第44回午前:第22問

喘鳴をきたしている心不全の患者に適した体位はどれか。  

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第34回午前:第51問

下位頸髄損傷患者の呼吸理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 体位排痰

2: 胸郭の徒手的振動

3: 胸郭の圧迫

4: 横隔膜の筋力増強

5: 肋間筋の筋力増強

第35回午前:第18問

70歳の男性。肺癌で左肺下葉切除術後2日経過。左上葉の痰貯留が多い。この時期の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 吸気筋に対する抵抗運動

2: ファーラー位での体位排痰

3: 腹式呼吸

4: 全身リラクセーション

5: 四肢の自動運動

第54回午前:第18問

図に示す排痰体位に対応する肺区域で正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 肺尖区(S1)

2: 後上葉区(S2)

3: 上-下葉区(S6)

4: 前肺底区(S8)

5: 後肺底区(S10)