筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 僧帽筋 — 長胸神経
2: 小菱形筋 — 肩甲下神経
3: 棘下筋 — 肩甲上神経
4: 小円筋 — 腋窩神経
5: 大円筋 — 肩甲背神経
誤りはどれか。
1: 坐骨大腿靭帯は股伸展を制限する。
2: 腸骨大腿靭帯は股内転を制限する。
3: 半腱様筋の収縮は股外旋を制限する。
4: 恥骨筋の収縮は股外転を制限する。
5: 半膜様筋の収縮は股内旋を制限する。
高齢者の筋力について誤っているのはどれか。
1: 上肢よりも下肢の筋力低下が大きい。
2: 筋力強化によって筋肥大が期待できる。
3: 筋断面積は経年的に減少する。
4: タイプII線維よりもタイプI線維の萎縮が優位である。
5: 筋力強化の初期効果は運動単位動員の増加による。
二重神経支配の筋はどれか。
1: 薄筋
2: 大殿筋
3: 大内転筋
4: 大腿筋膜張筋
5: 大腿二頭筋長頭
高齢者の筋力について誤っているのはどれか。
1: 筋断面積は経年的に減少する。
2: 上肢よりも下肢の筋力低下が大きい。
3: 筋力強化によって筋線維の肥大が期待できる。
4: タイプII線維よりもタイプI線維の萎縮が優位である。
5: 筋力強化の初期効果は動員される運動単位が増加することによる。
脳神経と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。
1: 動眼神経-上斜筋
2: 三叉神経-咬筋
3: 顔面神経-広頸筋
4: 舌下神経-縦舌筋
5: 副神経-僧帽筋
下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。
1: 半腱様筋-総腓骨神経
2: 薄筋-大腿神経
3: 縫工筋-閉鎖神経
4: 足底筋-脛骨神経
5: 母指外転筋-外側足底神経
腕立てふせの開始肢位と下方への運動の図である。下方運動時の運動学的分析で誤っているのはどれか。
1: 頸部伸筋群の活動は等尺性収縮である。
2: 肩甲骨は内転運動を行う。
3: 肩関節は伸展運動を行う。
4: 肘関節で主に活動している筋は屈筋群である。
5: 股関節で主に活動している筋は屈筋群である。
股関節について正しいのはどれか。
1: 関節窩には骨頭の1/3が入る。
2: 臼蓋角は成人の方が小児よりも大きい。
3: 運動範囲は内転の方が外転よりも大きい。
4: 大腿骨頭靱帯は内転時に緊張する。
5: 恥骨筋の収縮は外旋を制限する。
高齢者の筋で誤っているのはどれか。
1: 運動単位数が増加する。
2: タイプII線維の萎縮が強い。
3: 筋断面積が減少する。
4: 筋力増強効果はみられる。
5: 持久力は筋力に比較して維持される。
高齢者の筋で誤っているのはどれか。
1: 筋断面積が減少する。
2: 運動単位数が増加する。
3: 筋力増強効果はみられる。
4: タイプⅡ線維の萎縮が強い。
5: 持久力は筋力に比較して維持される。
腱をたたいて骨格筋を急速に伸ばすと起こる筋単収縮に関与するのはどれか。
1: 筋紡錘
2: Pacini小体
3: Ruffini終末
4: 自由神経終末
5: Meissner小体
神経線維について正しいのはどれか。
1: Aα線維は圧覚を伝える。
2: Aβ線維は皮膚の痛覚を伝える。
3: Aγ線維は筋紡錘の錘内筋線維を支配する。
4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。
5: C線維は運動神経線維である。
末梢神経損傷による運動障害で誤っている組合せはどれか。
1: 副神経-肩甲骨の挙上
2: 腋窩神経-肩関節の外転
3: 橈骨神経-母指の対立
4: 閉鎖神経-股関節の内転
5: 総腓骨神経-足関節の背屈
伸張反射について正しいのはどれか。
1: 侵害受容反射である。
2: 単シナプス反射である。
3: 求心性線維はIb群線維である。
4: 遠心性線維はγ運動線維である。
5: 筋紡錘内の錘内線維を支配するのはα運動線維である。
二重神経支配の筋はどれか。
1: 肘筋
2: 上腕筋
3: 浅指屈筋
4: 手の骨間筋
5: 尺側手根屈筋
筋電図検査について正しいのはどれか。
1: 針筋電図の神経原性変化では低振幅・短持続電位波形が出現する。
2: 軸索変性がある場合、活動電位の振幅は低下しない。
3: 脱髄病変では神経伝導速度が低下する。
4: 感覚神経の伝導速度は測定できない。
5: 筋疾患では神経伝導速度が低下する。
筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 下斜筋 ── 外転神経
2: 下直筋 ── 視神経
3: 上眼瞼挙筋 ── 動眼神経
4: 上斜筋 ── 滑車神経
5: 内側直筋 ── 眼神経
低周波刺激で誤っているのはどれか。
1: 筋の発生張力は刺激強度に依存する。
2: 筋収縮には、刺激の持続時間が短いほど強い刺激を必要とする。
3: 正常筋は脱神経筋より順応を起こしやすい。
4: 正常筋の不応期は脱神経筋の不応期より短い。
5: 脱神経筋は正常筋に比べて短い刺激持続時間で反応する。
骨格筋の構造で誤っているのはどれか。
1: 筋線維は筋鞘で覆われる。
2: 横紋構造はA帯とI帯に大別できる。
3: A帯には太い筋フィラメントが存在する。
4: 筋収縮時のI帯の長さは一定である。
5: 筋原線維はアクチンとミオシンで構成される。