第49回午後第88問の類似問題

第52回午後:第53問

腕神経叢の後神経束から分岐する神経はどれか。  

1: 腋窩神経

2: 筋皮神経

3: 尺骨神経

4: 正中神経

5: 長胸神経

第50回午前:第55問

二重神経支配の筋はどれか。  

1: 肘筋

2: 上腕筋

3: 浅指屈筋

4: 手の骨間筋

5: 尺側手根屈筋

第50回午前:第83問

脊髄損傷の感覚障害について正しいのはどれか。  

1: 馬尾神経症候群ではみられない。

2: 中心性頸髄損傷では上肢より下肢に強い。

3: 脊髄円錐症候群では肛門周囲が障害される。

4: 前脊髄動脈症候群では位置覚が障害される。

5: Brown-Séquard症候群では病巣の反対側の位置覚が障害される。

第37回午後:第6問

閉鎖神経の支配を受けないのはどれか。  

1: 薄筋

2: 大内転筋

3: 短内転筋

4: 外閉鎖筋

5: 梨状筋

第39回午前:第76問

疾患と術後理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 頸椎椎間板ヘルニア-頸椎モビライゼーション

2: 反復性肩関節前方脱臼-肩甲下筋ストレッチング

3: 肘部管症候群-手内筋筋力強化

4: コーレス骨折-自己他動的手関節伸展運動

5: 上腕骨頸部(近位部)骨折-コッドマン体操

第55回午後:第87問

疾患と頻度の多い症候との組合せで正しいのはどれか。  

1: Alzheimer型認知症――羽ばたき振戦

2: Huntington病――――線維束性収縮

3: 多発性硬化症―――――舞踏運動

4: 筋萎縮性側索硬化症――静止時振戦

5: 多系統萎縮症―――――起立性低血圧

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、疾患とそれに関連する症状を正しく組み合わせた選択肢を選ぶことが求められています。正しい組み合わせは、多系統萎縮症と起立性低血圧です。
  • Alzheimer型認知症は、エピソード記憶を中心とした記憶障害が特徴です。羽ばたき振戦は、重篤な肝疾患患者の切迫昏睡時に見られることが多い症状で、Alzheimer型認知症とは関連がありません。
  • Huntington病は、舞踏病、性格変化、認知症を伴う慢性進行性の疾患です。線維束性収縮は、筋萎縮性側索硬化症の特徴的な症状であり、Huntington病とは関連がありません。
  • 多発性硬化症は、視力低下、構音障害、嚥下障害、運動麻痺、感覚障害、小脳性運動失調、膀胱直腸障害などの症状が特徴です。舞踏運動は、Huntington病の症状であり、多発性硬化症とは関連がありません。
  • 筋萎縮性側索硬化症は、一側上肢の筋力低下と筋萎縮が始まり、対側にも拡大する疾患です。線維束性収縮が特徴的で、筋萎縮が進行すると球麻痺や呼吸筋麻痺を生じます。静止時振戦は、パーキンソン病の症状であり、筋萎縮性側索硬化症とは関連がありません。
  • 多系統萎縮症は、オリーブ橋小脳萎縮症、Shy-Drager症候群、線条体黒質萎縮症を包括する疾患概念です。多系統萎縮症は、自律神経症状として起立性低血圧や尿失禁が見られるほか、パーキンソニズムも見られやすい症状です。このため、選択肢5が正しい組み合わせです。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午後:第11問

脳神経と筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 滑車神経 - 上斜筋

2: 外転神経 - 外直筋

3: 顔面神経 - 咬 筋

4: 副神経 - 胸鎖乳突筋

5: 舌下神経 - 舌 筋

第38回午後:第37問

第2のてこの組合せで正しいのはどれか。  

1: 腕橈骨筋-肘関節

2: 上腕二頭筋-肘関節

3: 上腕三頭筋-肘関節

4: 大腿二頭筋-膝関節

5: 大腿四頭筋-膝関節

第42回午前:第56問

脳卒中片麻痺急性期のポジショニングで正しい組合せはどれか。  

1: 手関節 - 掌屈位

2: 肘関節 - 伸展位

3: 肩関節 - 内旋位

4: 股関節 - 外旋位

5: 足関節 - 底屈位

第40回午後:第2問

誤っている組合せはどれか。  

1: 内胚葉-肺

2: 内胚葉-腸管

3: 中胚葉-骨

4: 外胚葉-筋

5: 外胚葉-神経

第42回午後:第2問

正しい組合せはどれか。  

1: 正中環軸関節-蝶番関節

2: 肩甲上腕関節-顆状関節

3: 橈骨手根関節-車軸関節

4: 母指手根中手関節-鞍関節

5: 椎間関節-らせん関節

第38回午前:第57問

手根管症候群について正しいのはどれか。  

1: 第1背側骨間筋の萎縮がみられる。

2: 手掌部のしびれは末期になると生じる。

3: 手関節部での正中神経の伝導速度が低下する。

4: 夜間スプリントは手関節背屈位とする。

5: 作業療法では手指の等張性屈曲・伸展運動を中心に行う。

第51回午前:第55問

痛覚の脊髄神経路で正しいのはどれか。  

1: 薄束

2: 楔状束

3: 赤核脊髄路

4: 外側脊髄視床路

5: 外側皮質脊髄路

第39回午前:第59問

外傷性腕神経叢損傷について正しいものはどれか。2つ選べ。 ア.原因としてスポーツ外傷が最も多い。イ.上位型損傷ではホルネル徴候がみられる。ウ.節前損傷であれば機能回復が期待できる。エ.Tinel徴候によって神経再生部位を推定できる。オ.知覚再教育によって感覚野の体部位再構成が得られる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午後:第5問

単一の神経で支配されているのはどれか。  

1: 短母指屈筋

2: 深指屈筋

3: 上腕二頭筋

4: 大内転筋

5: 大腿二頭筋

第36回午前:第60問

脊髄損傷患者の合併症とその対応との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩関節の異所性骨化─急性期からストレッチ

2: 自律神経過反射-下肢挙上位で経過観察

3: 急性期の骨脱灰-牛乳の飲用

4: 褥 瘡-車椅子上で徐圧動作

5: 作業中の失禁-留置導尿

第43回午後:第22問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 末梢神経では中枢神経に比べ両側伝導が生じにくい。

2: 末梢神経は伝導速度からA、B、C線維に分類される。

3: ランヴィエ絞輪部には絶縁作用がある。

4: 神経伝導速度は神経線維外径が大きいほど速い。

5: 神経伝導速度は温度が上昇すると遅くなる。

第39回午後:第94問

疾患と病理変化との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄

2: ハンチントン舞踏病-線条体の変性

3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性

4: パーキンソン病-大脳白質の変性

5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角細胞の脱落

第36回午前:第97問

脳神経の検査について誤っている組合せはどれか。  

1: 視神経-視野をみる。

2: 滑車神経-眼球を斜め上方向へ動かさせる。

3: 三叉神経-奥歯を噛み合わさせる。

4: 内耳神経-平衡機能をみる。

5: 舌咽神経-咽頭反射をみる。

第44回午後:第12問

正中神経支配でないのはどれか。  

1: 円回内筋

2: 長母指屈筋

3: 回外筋

4: 短母指外転筋

5: 長掌筋