脳腫瘍で誤っているのはどれか。
1: 髄膜腫は良性が多い。
2: 膠芽細胞腫は悪性度が高い。
3: 神経鞘腫は顔面神経に好発する。
4: 増大すると頭蓋内圧亢進症状を呈する。
5: 神経線維腫症は皮膚色素沈着を合併する。
脳血管障害のCT異常所見で誤っているのはどれか。 ア.一過性脳虚血発作-低吸収域イ.脳梗塞(急性期)-高吸収域ウ.脳梗塞(慢性期)-低吸収域エ.くも膜下出血(急性期)-高吸収域オ.脳出血(急性期)-高吸収域
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
脳膜について誤っているのはどれか。
1: 硬膜には骨膜の役割もある。
2: 硬膜下腔にはリンパ液がある。
3: くも膜は血管に富む。
4: くも膜下腔には脳脊髄液がある。
5: 軟膜は脳溝に入り込んでいる。
脳腫瘍について誤っているのはどれか。
1: 増大すると頭蓋内圧亢進症状を呈する。
2: 神経鞘腫は顔面神経に好発する。
3: 神経線維腫症は皮膚色素沈着を合併する。
4: 膠芽細胞腫は悪性度が高い。
5: 髄膜腫は良性が多い。
65歳の男性。右利き。突然の意識障害で搬送された。くも膜下出血の診断で、破裂脳動脈瘤のクリッピング手術を施行された。発症後3か月の頭部CTを示す。この患者に出現しやすい症状はどれか。
1: 上着の左右を間違えて袖を通す。
2: ジェスチャーの模倣ができない。
3: 移動する時に左側の人や物にぶつかりやすい。
4: 知っている人なのに声を聞かないとわからない。
5: 担当理学療法士に毎日初対面のように挨拶する。
66歳の女性。右利き。階段から転落。転落直後は意識消失していたが、数分後に意識回復。しばらくの間、意識は清明であったが、1時間後に手足の麻痺が出現し、再び意識が低下して昏睡になった。救急搬送時の頭部CTを示す。最も考えられるのはどれか。
1: 髄膜腫
2: 皮質下出血
3: くも膜下出血
4: 脳動静脈奇形
5: 急性硬膜下血腫
診断においてMRI拡散強調像が最も有用なのはどれか。
1: 頭蓋底骨折
2: 脳室内出血
3: 脳梗塞急性期
4: 脳出血急性期
5: くも膜下出血急性期
歩行障害がある患者の頭部MRIのT1強調冠状断像を示す。腰椎穿刺を行い髄液を排出させたところ、歩行障害が改善した。最も考えられるのはどれか。
1: Parkinson病
2: 正常圧水頭症
3: 脳梗塞
4: 脳出血
5: 慢性硬膜下血腫
脳血管障害で正しい組合せはどれか。
1: 脳出血-夜間就眠中に発症することが多い。
2: くも膜下出血-突発的に発症する。
3: 脳血栓-数分で症候は完成する。
4: 脳塞栓-症候の完成までに1~2日を要する。
5: 一過性脳虚血発作-血圧の上昇で発症する。