第49回午前第73問の類似問題

第36回午後:第31問

立位から椅子へゆっくり座るときに起こる大殿筋の筋収縮はどれか。  

1: 求心性収縮

2: 遠心性収縮

3: 等尺性収縮

4: 相動性収縮

5: 静止性収縮

第44回午前:第72問

痙直型両麻痺児の歩行の特徴で正しいのはどれか。  

1: 体幹の動揺は少ない。

2: 肩関節は内転位になりやすい。

3: 肘関節は伸展位になりやすい。

4: 股関節は内転位になりやすい。

5: 膝関節は伸展位になりやすい。

第36回午前:第48問

失調症に対する理学療法の進め方で適切でないのはどれか。  

1: 重心の低い運動-高い運動

2: 広い範囲の重心移動-狭い範囲の移動

3: 単一方向の運動-多方向の運動

4: 粗大運動-巧緻運動

5: 等尺性運動で近位関節固定-等張性運動で動的運動

第50回午前:第70問

基本肢位からの肩関節の運動で正しいのはどれか。  

1: 広背筋は屈曲に作用する。

2: 棘上筋は内転に作用する。

3: 大円筋は外旋に作用する。

4: 肩甲下筋は内旋に作用する。

5: 棘下筋は水平屈曲に作用する。

第41回午前:第69問

対称性緊張性頸反射で正しいのはどれか。  

1: 頸部の伸展で股関節と膝関節が屈曲する。

2: 統合する中枢は大脳にある。

3: 立直り反応の一つである。

4: 生後4か月で出現する。

5: 生後10か月で消失する。

第34回午後:第45問

膝関節について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: らせん関節である。

2: 屈曲の最終期にはころがり運動となる。

3: 伸展位では側副靭帯は弛緩する。

4: 半腱様筋は下腿の外旋運動を行う。

5: 完全伸展時には下腿の内旋運動はできない。

第35回午前:第75問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの理学療法について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 近位筋の筋力増強訓練は避ける。

2: 股関節と膝関節の屈曲拘縮の予防・改善が重要である。

3: 立位・歩行時の尖足は膝を安定させる作用がある。

4: 立位・歩行時の腰椎前弯はバランスを崩す原因となる。

5: 歩行時の上半身の左右の振れの原因は背筋の筋力低下である。

第36回午前:第96問

立位姿勢における重心線で誤っているのはどれか。  

1: 耳 垂

2: 肩 峰

3: 小転子

4: 膝蓋骨後面

5: 外果の前方

第54回午前:第31問

円背のある高齢者で正しいのはどれか。  

1: 歩行の際に歩隔が狭くなる。

2: 立位時に膝は屈曲位となる。

3: 円背は閉塞性換気障害の原因となる。

4: 円背の治療としてギプス矯正を行う。

5: 立位バランスは、左右より前後の方向がよい。

第56回午後:第73問

脊椎の回旋運動について正しいのはどれか。  

1: 上位頸椎に比べ下位頸椎で可動域が大きい。

2: 腰椎に比べ胸椎で可動域が小さい。

3: 胸鎖乳突筋は同側回旋に働く。

4: 頭板状筋は同側回旋に働く。

5: 中斜角筋は対側回旋に働く。

  • 答え:4
  • 解説:脊椎の回旋運動は、頸椎、胸椎、腰椎の各部位で可動域が異なり、筋肉の働きによって回旋方向も異なる。この問題では、それぞれの選択肢における脊椎の回旋運動と筋肉の働きについて正しいものを選ぶ。
  • 選択肢1は間違いです。上位頸椎の環軸関節では、回旋運動の可動域が最大となり、下位頸椎よりも可動域が大きい。
  • 選択肢2は間違いです。腰椎の回旋は5〜15°の可動域であり、胸椎の回旋は30〜35°の可動域であるため、胸椎に比べて腰椎の可動域は小さい。
  • 選択肢3は間違いです。胸鎖乳突筋は対側回旋に働く。他の作用として頸部屈曲、同側側屈がある。
  • 選択肢4は正しいです。頭板状筋は同側回旋に働く。他の作用として頸部伸展、同側側屈がある。
  • 選択肢5は間違いです。中斜角筋は同側側屈に働く。他の作用として頸部屈曲、第1肋骨挙上がある。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午後:第12問

運動失調が認められる患者に対し、体幹回旋筋の同時収縮による座位姿勢安定性向上を目的として、図に示す運動を行った。この運動はどれか。 

56_1_12

1: コントラクト・リラックス〈contract-relax〉

2: スローリバーサル

3: ホールド・リラックス

4: リズミック・スタビリゼーション

5: リピーテッドコントラクション〈repeated contraction〉

第34回午前:第62問

背臥位で強度の腰椎前弯がみられる原因として正しいのはどれか。  

1: 膝関節の伸展拘縮

2: 股関節の屈曲拘縮

3: 腰方形筋の筋力低下

4: 脊柱起立筋の筋力低下

5: 腹筋の筋力低下

第51回午後:第71問

椅子座位姿勢で膝関節屈曲位から完全伸展したときにみられるのはどれか。  

1: 外側側副靱帯の弛緩

2: 内側側副靱帯の弛緩

3: 前十字靱帯の緊張

4: 後十字靱帯の緊張

5: 半月板の後方移動

第55回午後:第43問

腰椎変性すべり症で歩行中に殿部から下肢にかけて疼痛が出現したときの対応で正しいのはどれか。  

1: しゃがみこむ。

2: 速度を速めて歩き続ける。

3: 速度を遅くして歩き続ける。

4: 立ち止まって体幹を伸展する。

5: 立ち止まって体幹を左右に回旋する。

第47回午後:第28問

椅子に座ろうとして殿部をつく際に、強い衝撃を伴った。こうした動作となる本質的な原因として正しいのはどれか。ただし、関節可動域自体に制限はないものとする。  

1: 体幹の前傾が十分でない。

2: 足関節の背屈が十分でない。

3: 運動初期の体重心の加速が十分でない。

4: 大腿四頭筋の求心性筋力の発揮が十分でない。

5: 動作中の足圧中心の制御が十分でない。

第38回午後:第43問

正しいのはどれか。  

1: 前十字靱帯は膝伸展で弛緩する。

2: 内側側副靱帯は膝伸展で弛緩する。

3: 大腿直筋は膝伸展と股屈曲の作用がある。

4: 大腿筋膜張筋は膝屈曲位で下腿内旋作用がある。

5: 大腿二頭筋は膝屈曲と下腿内旋の作用がある。

第43回午後:第39問

腕相撲で勝勢にある人の主動筋の状態で適切なのはどれか。  

1: 静止長で等尺性収縮

2: 静止長で求心性収縮

3: 短縮位で求心性収縮

4: 短縮位で遠心性収縮

5: 伸張位で等尺性収縮

第37回午後:第45問

椅子からの立ち上がりで誤っているのはどれか。  

1: 体幹と頸部は開始時に屈曲する。

2: 殿部が椅子から離れるとき膝は屈曲する。

3: 開始時に前方へ床反力が起こる。

4: 殿部が椅子から離れるとき上方への床反力が起こる。

5: 大腿四頭筋の活動性は歩行時より大きい。

第47回午前:第71問

膝関節について正しいのはどれか。  

1: 屈曲角度が増すと、ころがり運動が多くなる。

2: 内側側副靱帯は屈曲位での外旋運動を制限する。

3: 屈曲位から伸展すると、完全伸展する直前で下腿は内旋する。

4: 関節運動による内側半月板の移動量は外側半月板よりも大きい。

5: 前十字靱帯の主な作用は、脛骨と大腿骨の間の左右剪断力を制限することである。

第35回午後:第44問

正しいのはどれか。  

1: 大腿骨頭靭帯は股関節内転時に緊張する。

2: 膝関節面は大腿骨、膝蓋骨、脛骨および腓骨で構成される。

3: 後十字靭帯は脛骨の前方への滑りを防ぐ作用がある。

4: 足関節の底背屈運動は主に距踵関節で行われる。

5: 長腓骨筋および短腓骨筋は足関節を背屈する。