第49回午前第60問の類似問題

第45回午前:第55問

神経と走行との組合せで正しいのはどれか。  

1: 正中神経-Guyon管

2: 尺骨神経-手根管

3: 橈骨神経-肘部管

4: 総腓骨神経-腓骨頭下

5: 大腿神経-足根管

第40回午後:第72問

手根管症候群の症状で正しいのはどれか。  

1: 母指球筋の萎縮

2: 長母指屈筋の麻痺

3: 手背尺側の感覚鈍麻

4: 鷲手

5: レイノー徴候

第47回午前:第46問

絞扼性神経障害と症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肘部管症候群 ― 母指外転障害

2: 後骨間神経麻痺 ― 母指内転障害

3: 手根管症候群 ― 母指対立障害

4: 梨状筋症候群 ― 大腿前面のしびれ

5: 足根管症候群 ― 足背のしびれ

第42回午前:第66問

絞扼性神経障害と障害される神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肘部管症候群-尺骨神経

2: 円回内筋症候群-橈骨神経

3: 手根管症候群-正中神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-脛骨神経

第48回午後:第89問

絞扼性神経障害と障害される神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肘部管症候群 − 橈骨神経

2: 円回内筋症候群 − 尺骨神経

3: 手根管症候群 − 正中神経

4: 梨状筋症候群 − 外側大腿皮神経

5: 足根管症候群 − 総腓骨神経

第34回午後:第5問

肘部で触知できないのはどれか。  

1: 腕橈骨筋

2: 上腕二頭筋腱

3: 上腕骨外側上顆

4: 尺骨神経

5: 橈骨動脈

第38回午後:第16問

浅腓骨神経が支配する筋はどれか。  

1: 腓腹筋

2: 長腓骨筋

3: 前脛骨筋

4: 足の長母指伸筋

5: 足の長指伸筋

第54回午前:第83問

絞扼性神経障害における障害部位と症候の組合せで正しいのはどれか。  

1: 手根管――下垂手

2: 足根管――足背の異常感覚

3: 梨状筋――下腿内側の異常感覚

4: 肘部管――涙滴徴候

5: 腓骨頭――下垂足

  • 答え:5
  • 解説:絞扼性神経障害は、特定の部位で神経が圧迫されることによって生じる症状であり、障害部位によって症状が異なります。この問題では、それぞれの部位での絞扼性神経障害と症候の組合せについて問われています。
  • 手根管での絞扼性神経障害(手根管症候群)は、正中神経が障害されることで母指球筋の萎縮や対立障害、つまみ動作障害、示指・中指のしびれなどが生じます。下垂手は橈骨神経高位麻痺によって生じるため、この選択肢は正しくありません。
  • 足根管での絞扼性神経障害(足根管症候群)は、脛骨神経が障害されることで足底部から足趾にかけての放散痛や足根管部痛が生じます。足背の異常感覚は腓骨神経絞扼障害によって生じるため、この選択肢は正しくありません。
  • 梨状筋での絞扼性神経障害(梨状筋症候群)は、坐骨神経が障害されることで坐骨神経支配領域(大腿・下腿後面、下腿外側)の疼痛・知覚異常が生じます。下腿内側の感覚障害はHunter管(内転筋管)症候群によって生じるため、この選択肢は正しくありません。
  • 肘部管での絞扼性神経障害(肘部管症候群)は、尺骨神経が障害されることで鷲手が生じ、Froment徴候陽性となります。涙滴徴候(teardrop sign)は正中神経低位麻痺によって生じるため、この選択肢は正しくありません。
  • 腓骨頭での絞扼性神経障害(腓骨神経絞扼障害)は、腓骨神経が障害されることで下垂足や足背と第5趾以外の足趾背側にかけての感覚障害が生じます。この選択肢は正しい組合せです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午後:第42問

足の縦アーチの保持に関係しないのはどれか。  

1: 長母指屈筋

2: 母指内転筋

3: 前脛骨筋

4: 長腓骨筋

5: 後脛骨筋

第41回午前:第5問

前腕遠位の切断面で誤っているのはどれか。ア.橈骨動脈イ.屈筋支帯ウ.正中神経エ.深指屈筋オ.尺側手根伸筋  

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1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第36回午後:第16問

前腕骨間膜に起始部をもたないのはどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 長母指外転筋

3: 示指伸筋

4: 長母指伸筋

5: 短母指伸筋

第44回午後:第81問

肘部管症候群で筋力低下をきたすのはどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 長母指伸筋

3: 長母指屈筋

4: 母指対立筋

5: 母指内転筋

第49回午後:第60問

二重に神経支配を受けないのはどれか。  

1: 手の虫様筋

2: 上腕筋

3: 恥骨筋

4: 大内転筋

5: 縫工筋

第37回午前:第46問

膝周囲の触診で触知できないのはどれか。  

1: 膝窩動脈

2: 大腿二頭筋腱

3: 膝窩筋

4: 腸脛靭帯

5: 総腓骨神経

第57回午前:第84問

前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺に共通するのはどれか。  

1: 感覚は正常である。

2: 尺骨神経の分枝である。

3: 肘部管のTinel徴候が陽性である。

4: 中・環・小指の伸展動作が困難である。

5: 母指と示指のつまみ動作が困難である。

  • 答え:1
  • 解説:前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺は、感覚が正常である点が共通しています。前骨間神経は正中神経から分岐し、後骨間神経は橈骨神経から分岐するため、それぞれ異なる神経から分岐しています。
  • 感覚は正常であるのは、前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺の共通点であり、正しい選択肢です。
  • 尺骨神経の分枝ではありません。前骨間神経は正中神経から分岐し、後骨間神経は橈骨神経から分岐するため、この選択肢は間違いです。
  • 肘部管のTinel徴候が陽性ではありません。前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺はどちらも肘部管のTinel徴候が陰性であるため、この選択肢は間違いです。
  • 中・環・小指の伸展動作が困難であるのは、後骨間神経麻痺のみの症状であり、前骨間神経麻痺では見られないため、この選択肢は間違いです。
  • 母指と示指のつまみ動作が困難であるのは、前骨間神経麻痺のみの症状であり、後骨間神経麻痺では見られないため、この選択肢は間違いです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午後:第95問

絞扼性神経障害と末梢神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 円回内筋症候群-正中神経

2: 肘部管症候群-尺骨神経

3: 手根管症候群-正中神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-深腓骨神経

第34回午後:第7問

上腕骨内側上顆に付着しない筋はどれか。  

1: 長掌筋

2: 浅指屈筋

3: 深指屈筋

4: 橈側手根屈筋

5: 尺側手根屈筋

第57回午後:第28問

正中神経と尺骨神経の表在感覚支配領域(掌側)が橈側と尺側で分かれる手指はどれか。  

1: 母 指

2: 示 指

3: 中 指

4: 環 指

5: 小 指

第57回午前:第3問

50歳の女性。末梢神経麻痺により、円回内筋、長掌筋、橈側手根屈筋、浅指屈筋、深指屈筋(示指・中指)、長母指屈筋、方形回内筋、短母指外転筋、短母指屈筋(浅頭)、母指対立筋、第1・2虫様筋が麻痺している。適応する装具で正しいのはどれか。2つ選べ。

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第48回午前:第57問

脛骨神経支配でないのはどれか。  

1: 膝窩筋

2: 足底筋

3: 腓腹筋

4: 前脛骨筋

5: ヒラメ筋