小児の精神障害で正しいのはどれか。
1: 多動性障害は女児よりも男児に多い。
2: 選択性緘黙は言語理解の障害を伴う。
3: 吃音は複雑性音声チックに分類される。
4: 乳児期の虐待は自閉症の原因となる。
5: 周産期の脳損傷はDown(ダウン)症の原因となる。
社会不安障害にみられる症状はどれか。
1: 発 汗
2: 昏 迷
3: 支離滅裂
4: 反復行為
5: 慢性の空虚感
器質性精神障害患者において観察だけでは評価が困難なのはどれか。
1: 理解力
2: せん妄
3: 対人関係
4: 病識
5: 意欲
高機能広汎性発達障害患者の導入時の作業療法で重要なのはどれか。
1: 自主性
2: 具体性
3: 集団活動
4: 言語説明
5: 刺激の加増
青年期心性に関連するのはどれか。
1: 境界型人格障害
2: 強迫性人格障害
3: 破瓜型統合失調症
4: アスペルガー症候群
5: 多動性障害(注意欠陥多動性障害)
認知症患者への作業療法で改善されやすいのはどれか。
1: 失語
2: 記憶障害
3: 異常感情
4: 見当識障害
5: 遂行機能障害
境界型人格障害患者の作業療法場面でみられるのはどれか。
1: 作業への一貫した取り組み
2: 難易度の低い作品を要求
3: 治療者への依存
4: 集団への適応
5: 失敗時の洞察
作業療法中に、隣の人に触れるのがきたないとプログラムを中断してしまう患者はどれか。
1: 身体表現性障害
2: 解離性障害
3: 非社会性人格障害
4: 強迫性障害
5: 妄想性人格障害
多動性障害児(注意欠陥多動性障害)で作業時によくみられるのはどれか。
1: 順番が待てない。
2: 同じ行動を繰り返す。
3: 視線を合わせない。
4: オウム返しの返答をする。
5: 他人のまねをする。
統合失調症で現れにくいのはどれか。
1: 関連性を欠いた会話
2: 夜間の意識変容
3: 持続的な支配観念
4: 過敏な聴覚
5: 両価的な感情
器質性精神障害の急性期の症状として最もみられるのはどれか。
1: 失語
2: せん妄
3: 知能低下
4: 性格変化
5: 健忘症候群
広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)について正しいのはどれか。
1: 聴覚過敏は稀である。
2: クレーン現象がみられる。
3: 注意欠如・多動性障害は合併しない。
4: 視覚情報より聴覚情報への注目の方が優位である。
5: 4~5歳で「サリーとアン課題」ができるようになることが多い。
作業療法における広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)への対応で適切なのはどれか。
1: 攻撃的な行動には大きな声で「ダメ」とだけ簡潔に言う。
2: 作業の適用時には内容をあらかじめ伝える。
3: こだわりに対しては行動変容を促す。
4: 作業は自由度の高いものを用いる。
5: 説明には言語的情報を多用する。
親しい人間関係を構築できず、奇異な考え方や風変わりな行動が継続してみられ、パーソナリティ障害を指摘された。最も考えられるのはどれか。
1: 演技性パーソナリティ障害
2: 依存性パーソナリティ障害
3: 統合失調型パーソナリティ障害
4: 猜疑性〈妄想性〉パーソナリティ障害
5: シゾイド〈統合失調質〉パーソナリティ障害
双極性障害患者の作業療法においてみられやすいのはどれか。
1: 多幸
2: 過活動
3: せん妄
4: 両価性
5: 感情失禁
アルツハイマー型認知症患者の作業療法場面でみられないのはどれか。
1: 語間代によるコミュニケーションの低下
2: まだら認知症による作業能力の低下
3: 記銘力低下による作業手順の混乱
4: 失見当識による作業時間の間違い
5: 人格変化による孤立化
ノーマライゼーションで誤っているのはどれか。
1: 障害者の自立
2: 質の高い生活の実現
3: 社会的理解の促進
4: 疾病の治癒
5: 自己決定権
境界型人格障害患者の特徴でないのはどれか。
1: 自傷行為
2: 薬物乱用
3: 不安定な対人関係
4: 滅裂思考
5: むちゃ喰い
小児自閉症の特徴でないのはどれか。
1: 1. 限られた対象に執着する。
2: 2. 精神遅滞を合併しやすい。
3: 3. 対人関係の障害が目立つ。
4: 4. 反復行動がみられる。
5: 5. 女児に多い。
アルツハイマー型認知症でみられないのはどれか。
1: 汚言症
2: 観念失行
3: 視空間失認
4: 物盗られ妄想
5: 実行機能障害(遂行機能障害)